映画とライフデザイン

大好きな映画の感想、おいしい食べ物、本の話、素敵な街で感じたことなどつれづれなるままに歩きます。

シャッターアイランド  レオナルド・ディカプリオ

2010-05-14 05:52:15 | 映画(洋画 2010年以降主演男性)
シャッターアイランドはマーチンスコセッシ監督の新作である。劇場で鑑賞した。
監督とレオナルド・ディカプリオとのコンビも定着してきた。三船と黒澤のコンビのように指名がかかる。
彼の強いオーラにスコセッシも魅せられるのであろう。
精神障害のある犯罪者を収容する島をディカプリオ扮する保安官が訪問する話である。

1954年連邦警察の保安官であるレオナルドディカプリオは連れの保安官とともに
精神障害のある犯罪者を収容する島を訪れる。一人の女性が脱走したというのだ。収容所にはベン・キングスレー所長をはじめとしたメンバーがいた。
収容されている患者たちと面談しながら、収容所の中を探検する。程度の重い患者が収容されている棟や絶壁を通り抜けたところにある謎の灯台を目指していくのであるが。。。。。



マーチンスコセッシ監督の映画であるから、当然映画館で観る画像の迫力は違う。
ホラー映画の匂いやヒッチコック映画の匂いも感じさせながら話を展開させていく。
ドキッとして思わずのけぞってしまうような場面も多々ある。
それなりにたのしまさせていただいたが、宣伝の題目は若干違うかな?といった印象だ。
最後まで観おわったあとはラッセルクロウの「ビューティフルマインド」を思い起こさせた。

ディカプリオは観るたびごとに、うまいなあと感じる。
演出もいいのであろうが、けっこうきわどい場面も多い。絶壁のシーンはスタントにかわっているとは思えずすごいなあと感心する。
ベンキングスレーも安定している。まさに適役だ。
ガンジーやシンドラーのリストでの演技がすばらしかった。この間のペネロペ・クルスとの絡みもいいが、こういうシリアスな映画の方があう。


個人的な趣味ではスコセッシ監督前作「ディパーテッド」のスピード感を持った展開の方が好きかな?
コメント
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