映画とライフデザイン

大好きな映画の感想、おいしい食べ物、本の話、素敵な街で感じたことなどつれづれなるままに歩きます。

ET スピルバーグ

2010-01-11 07:23:22 | 映画(洋画 89年以前)
この映画が上映されてもう29年がたった。大学生のとき映画館で観た。ものすごい人が来ていた記憶がある。それ以来となる。それでも自転車が空を飛ぶシーンなどいくつかのシーンは頭にこびりついている。娘の英語の教科書にETが紹介されていた。彼女も観たがっていたのでDVD借りて一緒に観た。

森の中に宇宙船が着陸した。そこから宇宙人らしきものが下船していた。パトロールの連中がそれに気づいて向かうと、宇宙船はあわてて飛び立った。ところが、あわてて飛び立ったため、取り残された宇宙人がいた。
場面が変わって、主人公の少年エリオットの家族を映す。母と兄、妹と暮らしていた。父と母は別居状態だった。ある夜納屋に行こうとしたら、何か物音がするのに気づいた。ボールを投げたら、投げ返してくる。なんかおかしいと思った。次の日納屋の前で寝ていたら、不思議な形をした動物がでてきた。驚くが、害はなさそう。少年はその動物らしきものを自室に連れて行くが。。。。。

この映画は大ヒットした。まわりで観ていない人はいないくらいだった。ETすなわち宇宙人の存在の奇異さと、上演の子供を中心にしたファンタジームードが何より大衆の心をつかんだのであろう。宇宙人の映画といっても怖いと思わせたり、気持ち悪いと思わせるシーンがない。でも次から次にハラハラさせられる。上映当時、最後の自転車での逃走シーンがものすごく印象に残った。今回もう一度見直したら、背筋がゾクッとした。一緒に飛んでいるようなそういう気分にさせられた。これは歴史的な名場面である。

スターが出ているわけではない。子供たちが中心。スピルバーグは子供の扱いがうまい。主人公の妹がなんとドリュー・バリモアである。面影がある。まだ4,5歳の彼女は実にうまく演じている。子供中心なので難しいセリフがない。目線を子供に下げているからどんな世代が観てもいいようにつくられている。

スピルバーグはジョーズで大ヒットした後、ETで完全に売れっ子映画監督の地位を確立した。彼の映画作りの手法を好まない人も多いが、単純に家族で楽しめるというのは良いことだ。娯楽の殿堂としての彼の映画界への貢献は大きいと思う。
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OB会にでて

2010-01-11 06:24:48 | Weblog
9日は大学のクラブのOB会だった。

帝国ホテルの地下アーケードにある東京三田倶楽部でやった。いつも一月第2週の土曜日にやっている。出席する大学のOB会はこれだけである。
いつも卒業生にOB会から銀杯を渡している。これは創立時の顧問の先生が、「銀から金になれ」という思いを込めてしたものだ。とはいうもののその先生が亡くなって早くも30年になる。私が在学中に亡くなられたので、私もOB会からいただいた。今も品川の家にある。銀が多少黒く変色しているけど。。。

先だって大学の大先輩でもある昔のお客さんに会ったとき、クラブの現役部員とよく交流するといっていた。「これはいいよ。若いパワーもらえるから」その言葉が気にかかっていた。当日は会社の下請けの社長たちとの懇親会もあったが、OB会を優先した。現役部員も大勢来ていた。逆にOBは45過ぎた面々が中心で50代以上が大半である。OB会長をはじめ上場会社の役員を勤めている人も多い。20代から30代の出席率が低いのは残念である。後輩の一人が母校の教授となり、顧問の先生となっている。その後輩を「先生」と呼んでいる。向こうからすると、昔大酒を飲ませたこともあってかなんか照れくさそうだ。同期は一人出席、デパートの美術部にずっと勤めているやつだ。

仕事の話はあまりしない。酒を飲んで昔話に花を咲かせる。その昔の合コン話やふられ話もよく出てくる。そのあと現役とも話した。先輩たちと話をしようとする若い学生たちも目立った。こっちは学生というとキャバクラで若い女の子と話すくらいだ。やっぱり男と話をした方が良い。もともと我々のころは女性は一人もいなかった。今回はマネジャーが一人出席していた。かわいらしかった。恒例の応援歌合唱の後、そのまま2次会となる。学生も行くというので一緒に行った。
みんなまじめそうだ。本当は若者の話を聞きだそうとするべきだが、席のまわりの学生たちに一方的に話をしていた。パワーをもらうというよりもひたすら酔っ払ったという印象。タクシーに乗った記憶はないが、目をさめると自宅の前にいた。
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