小野裕二⇒清水範久

2010-10-31 | 横浜F・マリノス
17歳と34歳。
ちょうど倍の年齢差がある二人の得点によっての勝利。
なんだか素敵ですね(笑)

みんなとにかく走って、走って、走って・・・
ただ前にあるゴールへ、
そしてその先にある勝利のために走った。
みんながただ勝つことに向かって。
こんな試合を、こんな勝利を待ってたんだよ。

「次は気持ちを込めて戦いたい」

2010-10-30 | 横浜F・マリノス
先日は久々に平日休みが取れ、
身体を休ませるつもりが気がついたらMTにいました。
例の居残り鬼特訓?イイね。
レギュラーもやった方がいいんじゃね?
ミニゲームでもいいコンビネーションプレーもあったりと、中々充実した練習風景でした。


話は変わり・・・
録画を見ても、鹿島戦でのPKのジャッジはあまりに衝撃的でしたね。
選手達も選手達も、線審も解説も実況も、もちろん私達も一同呆然だもの。
東スポにスクープされたマツコの素顔よりも衝撃的でしたよ。
W杯で笛吹いて、いつの間にか日本代表する審判みたいな顔してるけど、
あれこそがあの人らしいジャッジだなぁと(笑)
敗戦とは別にチームとして意見書は出して欲しかったけどね。

現地で見ても、録画を見ても、やっぱり酷い試合でした。
いいところが全く見つからないくらいに。
パスサッカーを早いプレスで潰してきた鹿島の戦術にやられたのはもちろん、
予想以上に攻守の要である、俊輔と小椋の調子が悪かったように思う。
そして1対1での弱さ、それも2失点とも同じ形でやられてしまったことは、大いに反省するべき点。
最近の印象として、非常に右サイドの守備が怖い。
攻撃面のみならず、守備の連携面も見直すべきではないか。

俊輔のコンディションは相当悪く、横パスかバックパスしか出せない状態。
またボールを失うことも多く、完全に攻撃のリズムを失った。
交代で健太が投入され、縦パスが入るようになったが、
縦パスに反応できる攻撃の一角・兵藤を交代で下げてしまったことは、
マイナスに働いてしまったように感じた。
単純に調子の悪い俊輔と健太との交代をしていれば状況は少し変わっていたのではないかと。
うまくいかない時は、全てがチグハグに動く。
勝負に拘るのであれば、俊輔であろうと下げる勇気がなければならないだろう。


しかしあれだけ酷い内容と結果であれば、
中途半端にウジウジすることもないから、
切り替えも早いんじゃないかな(笑)
全てをぶつけて闘って欲しい。
選手達の気持ちを感じる試合を期待したい。

一番大切なこと

2010-10-24 | 横浜F・マリノス
鹿島より帰国しました。
今日は何もかもが駄目、そんな気持ちです。

横浜と鹿島の決定的な違いは、サッカーとは何かというところにあると思う。
とても根本的なことだけれども、
勝利のために闘う、それが全てなのだと。
もちろん横浜は闘っていた。
それは間違いない。
でも鹿島は数倍、勝つためのサッカーをしていた。
それこそがあの結果に出たのだろうと思う。


前節の神戸戦での和司の言葉が今でも頭に引っ掛かっている。
”やっぱり勝ち点3がほしいというサッカーになった”
”もう一回原点に帰ってみたい”

勝ち点3を取るサッカー、それ以上何があるのか。
本当の原点とは何なのか。

私は、内容が悪いながらも勝ち点3を勝ち取った神戸戦を誇りに思った。
スター選手は不在でも、かっこ悪くても、
それでも勝ったことに最大の意味があるのではないか。
私はスタジアムにショーを見に行っているんじゃない。
マリノスと共に闘うためにいるんだと言いたい。


勝って、皆と喜びを分かち合いたい、想いはそれだけ。
謝罪する選手達を見に鹿島まで行ったんじゃない。
ただただ選手の笑顔が見たいだけなのに。

今もう一度、
今横浜が置かれている現状と、
そして何のために闘っているのか、
一番欲しいものは何なのか、
素直に向き合う時期が来ているのではないかと思います。



走・攻・取

2010-10-24 | 横浜F・マリノス

記憶から抹消していた日産スタジアムでの鹿島戦。
昨日のキクマリで改めて見て思ったのは、
マルキがキレッキレで、
佑二がグダッグダだった、
ってこと。
今対戦は2人ともいないから、全く参考にならねーや。

つーことで、サクッと鹿狩り。


こんな時だからこそ、チームに力を与えたい。
こんな時だからこそ、皆で笑顔で帰ろう。
もしサポーターの声が、選手達の力になるのだとしたら、
死に物狂いで応援するのみ。


何やってんだよ・・・

2010-10-21 | 横浜F・マリノス
帰宅して、ニュース見て、一瞬何言ってんの?って感じでした。
自分の職務上、今回金井の起こしたことは最も許せない行為でもあります。
悲しい。

プロ選手として以前に、一人の大人として、
自分の行為が、今後に、そして周囲に与える影響を予見することができなかったのか、と。
そしてサッカー選手としての自分自身に及ぼす影響も。
せめてもの救いは、無免許の身で事故でも起こし、他人を傷つけるようなことがなかったこと。
そんなことがあったら、取り返しがつかないことだから。
今回このような形で自分の過ちが明らかになったことを、寧ろ幸運だったと捉えて欲しいです。

サッカーに対して、意欲的に一生懸命取り組む金井にとって、
今季残り全試合の出場停止ならびに、練習参加の停止はとても重い試練だと思います。
でもそれも自らが招いてしまったこと。
長い試練になるとは思うけど、どうか乗り越えて欲しい。
マリノスサポーターは金井を待ってるから。


【追記】
10月22日付けの記事でこの件に関する詳細を確認しました。

今後リーグ側からどんな処分が下るのか、
それを受けて改めてクラブ側からの処分が下されるのか、
そのへんは全てが不明なので今後に関するコメントは差し控えたいと思いますが、
ただただ虚しい・・・そんな気持ちです。

今はただ功治の言葉を信じて、
マリノスの勝利のために闘う選手達を後押しするために、
懸命に応援したいと思います。
それがサポーターとしてチームために出来る、唯一の事ですから。

小野くん、ピンチ

2010-10-18 | 横浜F・マリノス
何やら来季補強に関する記事もありましたが、
とりあえずは、小野くん祭りで!
こちらも小野ニッカン
あちらも小野スポニチ
そちらも小野サンスポ
そしてやっぱり小野報知

ホーム得点500得点メモリアルでもあったんですね。
やっぱり何か持ってる(笑)
リーグ戦初得点ということと同時に、
チームとしてここのところ重点的に練習してきた前線での崩しが、
ちゃんと形として得点に結びついたというところにも大きな意味を持つ。
とてもいいコンビネーションプレーだった。

今週末はいよいよ鹿狩りに出掛けることになるが、
小野くんは中間テストなんですね(笑)
進路は決定しているとは言えど、この時期のテスト内容ってレベル高めじゃね?
毎日練習じゃ勉強も儘ならないだろうに。
学生としては一大事。
「中間なんて捨てちまえよ」とは職務上、口が裂けても言えない立場だが、
テストなんて代わってやりたいなぁ。


小野裕二、Jリーグ初ゴール

2010-10-18 | 横浜F・マリノス

「小野は天皇杯だけだな」なんて言ってる奴がいたけど、
今日を境にそれも言えないだろう。
小野は借りをしっかりプレーで返した。
プレーヤーであれば、苦しさや悔しさはプレーできっちり返すもんだ。
全ての選手がそうであって欲しいと一サポーターとして願う。


スタジアムには毎試合、何万という人が来て(今日は1万7千だけどね・・・苦笑)
それぞれが色んな考え持って、色んな見方があって、
色んな形でマリノスを応援してる。

少なくとも自分は、スタジアムには勝つために闘いに行ってるし、
勝つために闘う選手を応援したいと思っている。
勝利に勝るものなし。
勝利は選手達の頑張りの結果だと思ってます。
それがどんな内容であろうとも。
勝ったからこそ、できる反省もある。
勝ち点を取りに行くサッカーをしていると選手達を吐き捨てた和司にも疑問を感じています。
欲を言えばキリがない。
それでも何より欲しいのは勝利。
だから今日の結果に私は拍手を送った。

でも今日の試合を見た人達の中には、
ブーイングをした人達もいたでしょう。
勝つことが全てではないという人もいるでしょう。
それは当り前のこと。
色んな考え方があることの方が自然なのだと思います。


勝利したのに、ギクシャクしたスタジアム内。
どこかスッキリしない帰り道。
勝ったのに、負けたような怒りや悲しさが一瞬こみ上げてきた。
選手の笑顔をサポーターの笑顔で迎えられる、
勝利の喜びを皆で分かち合える、
そんな普通のことが恋しかった。


ファーストとは言わず、サードゴールを予想しようぜ

2010-10-16 | 横浜F・マリノス
J's GOAL【J1:第26節 横浜FM vs 神戸】プレビュー
万が一俊輔が欠場ということになれば確かに痛手ではあるけれど、
今更、佑二の穴を埋める選手がいないと書かれるのも何か間が抜けているような・・・そんなプレビュー(苦笑)
ここんとこ前線の連動が巧くいっていないことが多く、
動きも消極的になっているので、どんどん前に出て行って欲しいね。

明日は毎年恒例の新横浜パフォーマンス2010が行われている中での試合。
今日も東ゲート前広場は大いに盛り上がっていました。
明日はスタジアムの中も、外も横浜一色で盛り上がりましょう。

そうそう、「ファーストゴール賞」企画があるらしいので期待を込め予想をして今日は寝ます。


功治ヒーローになれ

骨折なの!?Σヽ(゜Д゜○)ノな日韓戦

2010-10-12 | サッカー日本代表
久々に日本代表戦を90分見ましたけど、駒野骨折だったんですね・・・。
なんつーか、リーグ戦も終盤戦に差し掛かり各選手疲労もだいぶ溜まってきている
頃だとは思うんだけど、今回の代表故障者が多すぎだよね。ちょっと。
勇蔵も違和感を感じていたということで、心配したけど。
親善試合によってクラブチームにシワ寄せがくることは、
今後のクラブと代表との関係、連携においてもあまりいいことではないと思うので、
これから十分考慮されるべきところかもしれませんね。

試合は、良く言えば均衡した攻防戦。
悪く言えば両者決め手に欠く試合だったというところでしょうか。
チソンのいない韓国は攻撃の糸口を掴めないままだったし、
日本としても攻撃面では内容に乏しいかなと感じました。
基本は守備からしっかりやってカウンターを狙うんであれば、
前線で強い遼一をどんどん使うべきだったし、
繋いで崩していくのであれば、もっと前線での連携を見せなければならなかったし、
今日の韓国には付入る隙が十分ある中で、
日本も何となく中途半端なプレーになってしまったかなと。
Pエリア外からとにかくボール打ちこんでいくルールのゲームを見ているようだった(苦笑)
まっ、遼一をワントップ先発させたなら、
遼一の良さを引き出すような攻撃が出来たら良かったのになと個人的趣味で思ったわけです(笑)

このチーム、個々の積極性という意味ではほんとに高いモチベーションを持っているけど、
攻撃組織力としては、とても脆い部分も孕んでいるとも思います。
お互いがどういうプレーを求めているのか、
今得点をするにはどういうプレーが必要なのか、誰がプレーするべきなのか(パス選択かシュート選択か)、
プレーをする中で考えていくことが現時点では欠けているので、
これからチーム強化する上では必要な部分になっていくんじゃないかなと思います。

とりあえずアジア杯での優勝に向けて頑張ってほしいですね。先の長い話だけど(笑)
もうコンフェデ杯出場を逃すのはウンザリなんでね。
U-19も韓国に逆転負けをし、またしてもU-20W杯出場権を逃した。
これってほんと大きいことなんですよね。
所詮親善試合じゃ、世界との真剣勝負は出来ない。
だからこそ国際大会への出場ってのはチームにとってほんとに貴重な経験なわけで。
国際舞台での経験というものへの価値観をもっと高めていかなきゃいけないし、
逆にそれを逃したことの責任をもっと重く受け止めるべきかなと思ってます。

結局何が言いたかったのかよくわからない締めになってますが(苦笑)、
親善で骨折はあんまりだ(・ω・`)


俊輔のFK弾・・・天皇杯・鳥栖戦観戦記もどき。

2010-10-11 | 横浜F・マリノス
日曜の朝、サンデーモーニングを見たけど、
何だか俊輔のFK弾は、
元野球選手でありながら、毎週俊の活躍を楽しみに応援してくれた大沢親分への
弔いになったんじゃないかと、ふと、思いました。


雨のニッパツ。
天皇杯3回戦の相手は、J2サガン鳥栖。
鳥栖には幸宏、丹羽が在籍する。
J2とはいえ、油断はできない相手だ。

横浜の先発はリーグ磐田戦から、
日本代表で不在の勇蔵に代わり、CBにはマツと波戸さんの30代コンビ(!)
左SBには金井が入る。
前線は小野くんが復帰し、功治とのコンビが復活。
金井のボランチ起用を予想してたけど、
はとぽっぽのCB起用は意外だった。
が、小椋をそのままボランチ起用して守備を固めるメリットは高い。

序盤から横浜のペース。
鳥栖は序盤から明らかに守備を固めての、カウンター&ミス待ち狙いな感じだったなぁ。
それにしても、鳥栖は”J1相手”というのを意識しすぎていたのか、
受身になりすぎたのが敗因だったように思う。
うちとしては結構なことではあるけれど。

ボランチ起用の健太が予想通りではあったが、
高い位置を取ることが多く、
俊輔と兵藤がバランスを見ながら下がりつつボールを受けに入る。
それでもこの日は2人が自由にプレーできる時間は多かったので、
下がり過ぎることはなく前線でチャンスを作ることができた。
個人的には本当は2人には下がることなくプレーできる状態を保って欲しいとは思うんだけどね。
小野も前線でよく動いてくれるので、
ここ最近の2試合とは状況は変わっていた。

しかし鳥栖の守備も強い。
序盤からプレスが早く、そう簡単にはいい形を作らせてはもらえない。
でもって結構ガタイがいい。
試合通して、ややラフなプレーもあったし、なかなか横浜の思うような攻撃はできず。
シュートも枠外が多かったよね。
ここらへんは引き続き課題となりそうだ。

それでもリーグ戦の反省を生かし、攻撃を止めない横浜は何とか得点をすべく、
前線へ仕掛けるとファールを受けFK獲得。
右サイドやや角度のあるところからのFK。キッカーは俊輔。
ファールを受けた後もマイボールにし、前線に仕掛けたところで 試合を止められたので、
アドヴァンテージとれよとかなり頭にきたところだったんだけれども、結果オーライ(笑)
今思えば、あれくらいの角度は俊輔の得意なところでもあるし、
相手GKのそれまでのプレーを見ていても何となく決まるような予感はあったように思う。
俊輔にとってあの距離と角度のFKはほんとにPKみたいなものかもしれない。
あのFKが決まったことと、雨という状況を考えれば、試合を通してもっとミドルを打つべきだった。

先制をした横浜は尚もほぼ一方的に攻撃を続けるが、追加点はならず。
守備に関しては、マツを中心に落ち着いて対応。
この日は一段とマツの背中が大きく見えた(笑)カッコいいなあの人。

後半に入ると立ち上がりこそ、1点を追いかける鳥栖が攻めを見せるも、
すぐに横浜ペースへ持ちこむ。
前半から小野の高い位置からのプレスが効果的で前線から起点を作り出すことができる。
早いとこ追加点の欲しい横浜は、後半15分頃。
左サイドから仕掛けた小野がそのまま思い切り振りぬいてシュート。
これが決まり2点目。
ドリブルがやや深い位置まで入ったので、パスを選択するかと思いきや、
相手DFが付いていなかったこともあり、シュートを選択。
あれはFWとして素晴らしい判断だったし、いいゴールだったなぁ。

その後、前半に相手と交錯して足を痛めていたと思われる兵藤がキャプテンマークを小椋に渡して交代。
兵藤の運動量が効いていただけに、早い時間での交代に不安を感じたが、
まさか的中するとは思わなかった(苦笑)
兵藤と交代したのは清水。
故障から復帰しての出場の影響もあってか、ミスも目立った。
2点リードの油断からか、徐々に相手のポゼッションが良くなり始めペースは鳥栖。
失点シーンも相手の流れをなかなか切ることができず、そのまま失点してしまったという感じ。
失点後も鳥栖に何度か打たれる場面も。サイドネットを揺らしたシュートなんて怖かったよ。
正直、結構危なかった。
攻撃に関しては、運動量が落ちたこともありなかなか縦に動きが見られず、
結果として横パスが増え、相手に取られるという悪い癖が出てしまった。
失点してしまったことはもちろん、そこまでの悪い流れを切れなかったこともこれからの課題。

怜が初ベンで初出場を果たし、早速怜らしさを見せる場面もあった。
あのサイドの早さは、これから横浜がより攻撃の厚みを増すためにも必要な要素になってくると思うし、
初出場を果たしたことで自信を持って意欲的にプレーしていって欲しいと思う。
個人的には早稲田トリオでのプレーも見てみたい。

怪我から復帰した千真も出場。
千真はやっぱり先発だよなとは思う。
千真が出てきた頃には、だいぶ横浜の機動力が落ちてきたということもありFWとしては難しい状況。
それでも試合前の練習やMTでの練習を見ても、力強いシュートが戻ってきているので、
試合の中でも積極的な姿勢を見せて欲しいと思う。
浜のエースはやっぱり千真なんでね。


勝ったけれども、課題は多々という試合でした。
それでもトーナメントは勝つことだけが大事なのでいいと思います。
勝ったからこそ、課題が出てきたということもあるだろうしね。
でもやっぱり運動量って大事だよね。
全体が動いていればやっぱりボールは回るもの。
リーグも終盤戦に差し掛かり、疲労もかなり溜まってる時期だとは思う。
でもここからが本当の勝負だと。
相手よりもいかに運動量で勝るか
鳥栖戦の前後半での違い、
ここんところでのリーグ戦での結果を見ても、
横浜のサッカーにおいてはここが勝敗の鍵だと思ってます。

「全員がボールをもらう意識を上げていけば、もっと良くなると思います」(兵藤)
天皇杯は頂点へ、
リーグ戦は一つでも高いところへ、
どんどん走っていきたい。