移籍よりも悔しかった。

2012-01-15 | 横浜F・マリノス

いよいよ本日は新体制発表。
2012年のマリノスが始動します。

新体制発表を前に選手達の契約更新が済まされましたが(若干終わってない人もいますが・・・)、
残念ながら自らチームを去って行った人、
より一層の成長を図るために修行に出た者、
またその修行を終え、さらに輝きを増し帰ってきた者、
そしてマリノスと共に闘う決意を持ってやってきた人々、
いろいろおりました。


これからの横浜を支える選手として、多くのサポーターが信じていた選手達の移籍。
近年、主力選手の流出が続いているということもあり、
覚悟はしていたことだけれども、ショックも大きかったです。

ただこればかりはしょうがないことだとも思っています。
選手の価値観はそれぞれだもの。
目の前の壁を自らぶち壊して進もうとする人もいれば、回避して別の道へ進もうとする人もいる。

”チームへの愛着”がないだとか、”チームの魅力がなくなっている”とか、
私達サポーターの声として聞かれることや、キクマリで正治が口にしたこととか、
その方がよっぽどショックだし、悔しいです。
ここのところの横浜の動向を悪意に面白おかしくネタにしようとするメディアに煽られ過ぎだって(笑)
”出場機会を求めて”移籍する選手って、その後も移籍を繰り返す人少なくないじゃないですか。
結局そういう選手の価値観で”チームへの愛着心”がそれほど重要視されてないということだけだと思ってます(悪い意味じゃなくて)

主力選手の流出、チームの求心力の低下を語る時、必ずフロントの力というのが問題にされるけど、
フロントのせいばかりにしてるのって、うまくいかないのは政治と世の中のせいだって言う、人のせいばかりにしている負け犬と変わらないじゃん。
もし主力選手の流出が”チームの魅力の低下”だと思うなら、
それを嘆くよりも、魅力的なチームにするために努めることがサポーターの役目だと思ってます。

「僕自身もまた熱いサポーターの前でプレーしたいと思いました」

サポーターの声が後押しとなって東京からレンタル先の仙台に完全移籍した松下選手の記事を読んで思ったんだよね。
やっぱりサポーターの声だって。
このサポーター達と最後まで闘いたい、そう思ってもらえるチームになるために頑張りたいです。

嘘偽りなく最後までマリノスを愛していたあの人、
サッカー人生の最後はマリノスでと帰ってきた俊輔、
ユニフォームを脱ぐのはマリノスでと決断した波戸、
”仕打ち”を受けたチームに怨むどころか、喜んで戻ってきてくれた谷口やマルキ、
そしてこのチームでタイトルを獲ると信じて闘う選手達、
それだけの愛情がこのチームにある、それだけで十分。

2012年もマリノスと共に闘いましょう!

中村俊輔、中澤佑ニ、そして・・・河合竜二

2012-01-07 | 横浜F・マリノス

「プライド」

その言葉から何を連想するでしょうか。
この言葉は何を意味するでしょうか。

”プライドが高い”?
そんな使い方がポピュラーで、「自惚れ」といったネガティブ意味を持つ。

しかし少なくとも我々(サポーター)にとってのプライドは、
例えば「Pride of YOKOHAMA」のように「誇り」というポジティブな意味を持つものではないでしょうか。

とある選手の移籍の噂が流れ始めた頃に聞かれた会話がありました、
「若い頃に”賞”なんて貰うと実力が伴っていないのに、プライドばかりが高くなって・・・」
この会話に出てきた”プライド”という言葉は、おそらく前者の意味を持つものとして使われていたのだと思います。

でもね、私は本当のプライドって簡単に傷つけられたり、それによって挫折するような安っぽいものではないと思うんだよね。
私にとってのプライドは後者の「誇り」だから。
そして本来のプライドという言葉の意味は「誇り」であって欲しいと思うから。
どんな状況にも、
自分の信念に真っ直ぐに、
自分のやってきたこと、やるべきことに自信を持って向き合える、
その上に成り立つのが「誇り」=「プライド」

自分に確固たる自信が築くことができれば、そう簡単にプライドは傷つけられることなんてない。
そしてその確固たる自信を築くことはそう簡単なことじゃなくて、
誰よりも苦しみ、悩み、その上努力に努力を重ねていくことが必要なんじゃないかって。
だからこそ本当にプライドのある人間は簡単に逃げ出したりしない。
困難にこそ立ち向かい、自分の立ったその場所に道を切り開いていく。

そういった意味では、中村俊輔、中澤佑ニは正にその「プライド」を持った代表的な選手だと思っています。
そして河合竜二。
一昨年あのような形でマリノスを去ることになったけど、
札幌の主将として立派にその責任を果たし、チームをJ1を昇格させた。
今は違うチームで闘う選手だけれども、河合は今でも私にとって「誇り」と思える選手の一人です。


俊輔、ボンバーそして過去には河合と”闘う者としてのプライド”を持った選手達と共に過ごしてきた中で、
真の強さとは何かを彼らから学ぶことが残念ながらできなかった選手達もいますが、
マリノスの選手達には感じて欲しいですね。
身近に大きな手本がある、こんな恵まれた環境なんですから。
でもどんな環境でも、そこから学び得、成長できるかどうかは自分次第だということだけは忘れちゃいけない。
誰のせいでもない。自分次第です。

去りゆく人へ。
人は愚かだと言うかもしれない。
でも、どんな道を選んでもいい。
自分が望んだ道なんだから。
どれが正解か、その答えを決めるのは自分次第。
ただ嘗て共に闘った仲間として、
もう2度とどんな困難からも逃げないで欲しい。
負け続ける選手人生だけは送らないで欲しい。
”元横浜”として、それくらいの”プライド”は身につけて欲しいと願うばかりです。


回りくどい文章を書いてしまいましたが、ぶっちゃけマリノスにしか興味がないんです。
だから去る者は追わず。来る者は何でも拒まず(笑)
勝利のためにプライドを持って闘える選手とともに、マリノスを闘うチームに。
2012年は飛躍の年になるよ。

さぁー来る者、何でも来い(笑)
おいおい、今年も新体制発表の背番号発表ドキドキじゃねーかっ!

勝負強さ

2012-01-03 | 横浜F・マリノス

あけましておめでとうございます。
本年も生温かく宜しくお願いいたします。
今年はマリノス優勝の年なんで併せて宜しくお願いいたします。


正月と言えば毎年、駅伝、ラグビーとスポーツ三昧なんですが、今年は散々でした。
ラグビーは去年の時点で(ちなみに29日・・・)敗退。
駅伝は1区の大迫くんのみで見せ場がなく惨敗。
今の3・4年生ってどこか”勝負強さ”が足りないというかね・・・。
近い先輩達が偉大すぎたのかな・・・
見せろ早稲田魂!!!!!!!

駅伝は前哨戦を見てもこの結果は順当かな・・・というところだけど、
ラグビーはせめて準決勝までは来てくれよと。
そりゃ10年前に比べりゃ楽しませてくれてますよ。けどね・・・。
この前、名古屋戦で瑞穂に行った時、お隣でラグビーのトップリーグがやってましたけど、
近々でいえばヤマハの清宮監督、矢富、五郎丸の時代の早稲田は強かった。

にしても早慶明が同時に負けちゃいかん・・・