「小野は天皇杯だけだな」なんて言ってる奴がいたけど、
今日を境にそれも言えないだろう。
小野は借りをしっかりプレーで返した。
プレーヤーであれば、苦しさや悔しさはプレーできっちり返すもんだ。
全ての選手がそうであって欲しいと一サポーターとして願う。
スタジアムには毎試合、何万という人が来て(今日は1万7千だけどね・・・苦笑)
それぞれが色んな考え持って、色んな見方があって、
色んな形でマリノスを応援してる。
少なくとも自分は、スタジアムには勝つために闘いに行ってるし、
勝つために闘う選手を応援したいと思っている。
勝利に勝るものなし。
勝利は選手達の頑張りの結果だと思ってます。
それがどんな内容であろうとも。
勝ったからこそ、できる反省もある。
勝ち点を取りに行くサッカーをしていると選手達を吐き捨てた和司にも疑問を感じています。
欲を言えばキリがない。
それでも何より欲しいのは勝利。
だから今日の結果に私は拍手を送った。
でも今日の試合を見た人達の中には、
ブーイングをした人達もいたでしょう。
勝つことが全てではないという人もいるでしょう。
それは当り前のこと。
色んな考え方があることの方が自然なのだと思います。
勝利したのに、ギクシャクしたスタジアム内。
どこかスッキリしない帰り道。
勝ったのに、負けたような怒りや悲しさが一瞬こみ上げてきた。
選手の笑顔をサポーターの笑顔で迎えられる、
勝利の喜びを皆で分かち合える、
そんな普通のことが恋しかった。