アーリア?・・・大宮戦観戦記?

2010-07-30 | 横浜F・マリノス
大宮苦手症は、やっぱり治ってないね(苦笑)
嫌な時期に、嫌な相手と当たるもんだと思ってたけど、
大宮の夜は心地よい風も吹いて、過ごしやすく条件も良かっただけに、
勝ちたかった。土壇場での同点に満足はしてはいけないと思います
その点は選手たちもサポーターたちもよくわかっていること。

ほとんどが横浜の時間ではあったけど、
自分たちの時間にどれだけ決定的な仕事ができるかが勝敗をわける。
そういう意味では大宮は僅かながら、しっかり自分たちの時間に、
得点を決めたわけだし、横浜がこれから上位を目指す上で、
足りない部分を見せつけられた非常に課題が残る試合でした。

メンバーは前節と変わらず。
それでもガンバ戦と大きく違ったのは、前節中盤でミスが目立った兵藤が
高い位置でプレーをしていたこと。修正が入ったらしい。
小野との連携もよく、これからの攻撃オプションとして期待ができる。
兵藤の縦への動きがチャンスを生み出した。
ここで気になったのが、千真の動き。
元々この時期コンディションが大きく落ちるのが欠点ではあるが、
俊輔・兵藤そして小野の連携がうまくいっている中で、
どうも千真だけがまだ小野とのコンビネーションに難があるのかなという感じ。
ここが絡んでくるとだいぶ前線に怖さが出てくるんだと思うんだけど。

そして決定的チャンス。
小野にしても、FWとして、千真は特にエースストライカーとして出場している限り、
ああいう場面は決めていかなくてはならない。
2人ともシュート練習でもいいボールを蹴っているし、
本番でもしっかりとね。名古屋戦に期待しよう。

そして中盤は、正直この時期、この連戦でかなりキツイと思います。
それでも天野は特に前半から走れてないことが目につくので、
もうちょっと運動量を増やして欲しいもの。
サイド攻撃が効いてくると、やっぱり横浜は怖いと思うし、
前線の選手たちを生かすことが出来ると思うんで。
今の状態だと、やっぱり俊輔が孤立してるというか、
うまく活かせてねーなーって感じ。

それはボランチとの関係性も大きく関係している。
小椋と清水は本当に素晴らしい守備を見せている。
小椋は非常によく動いているし、清水は意外に(笑)読みがいいからコース消しが巧い。
またパスが清水を経由することが非常に多い。
しかしひとつ難があるとすれば、ボランチからのスムーズな球出しがまだ
あまりうまくいってないということ。
俊輔なり、兵藤なりが下がってきてボールを受けるのではなくて、
前を向きながらパスを受けたいところだが、
ここの繋ぎで時間がかかったり、ミスが出たりということが多いんだよね。
サイドがタイミングよく上がって、パスを呼び込むとか、
バックからのパスの精度を高めていくとか、前線の工夫だけじゃなくて、
中盤の底からの組み立てに修正を加える必要があるように思える。

正直、G裏からはいつ交代したんだアーリア!という感じだったが、(私だけ?)
そんなアーリアがきっちり仕事をして何とか敗戦は免れた。
勝てなかったけど。それもよりによって村上に決められやがって・・・。
負けなかったことは非常に大きなことだと思うし、
この勝ち点1を無駄にしないためにも、
明日名古屋戦はしっかりと自分たちのサッカーを見せつけて欲しいと思います。

3連戦、めちゃくちゃ幸せなんだけど、
やっぱりこの暑さは疲れが取れない(苦笑)
選手達はこの何倍も辛い時期だと思うけど、死ぬ気で頑張れ。
それにしても腰が痛てぇ。

シリーズ小野裕二~線審にガンを飛ばした夜~

2010-07-25 | 横浜F・マリノス
天野のロスタイム弾で劇的勝利。ガンバパターンだね。
とりあえず結果オーライということで。
天野はほんとゴール以外は、走り負けてるし、上がれないしで後半は出てるのが
不思議な状態ではあったけど、得点しちゃうとこは何かを持ってる(爆笑)
ま、結果オーライということで。

序盤は、とにかくボランチが最終ラインに吸収されるほど、
ラインが下がりすぎていて、ガンバに撃ちこまれ続ける。
ラインが下がりバランスが悪いので、前への繋ぎも悪く、ミスを連発。
正直、どうしよーもない展開だった。
ただベンチから指示があったのかどうかはわからないが、
ある時点からラインが上がり修正がなされると、ミスも少なくなり、
ガンバのパスコースを消し、ボールを奪取というパターンがはまってくる。
セカンドボールを拾って連続攻撃という攻撃も見え始めた。
ただ千真のボールのおさまりが悪く、ゴールへとは結びつかない。
後半に入り、前半低いポジションを取っていた金井が高いポジをキープ。
バランスは良くなって、ガンバの攻撃もよく抑えられてはいたんだけど、
やっぱりゴールは遠かった。
このままスコアレスドローかとも思われたロスタイムに、
天野が最後の力(笑)を振りしぼって走ってゴール。
なかなか痺れる試合でした。

にしても、ほんと千真は夏場が鬼門だね(苦笑)
序盤からあれだけボールが収まらず、シュート力もなかったので、
PKを外した時点で交代でもよかったかなと。
3つしかない交代枠を効果的に使うためには、戦況と選手の状態の見極め、
でもって試合展開の読みが重要。
特にこの夏場の環境、でもって”17歳”を先発起用してるわけだからね。
(でもこの17歳は並みじゃないけど(笑))
功治も坂田も効果的な交代には思えなかった。
むしろバランスを崩して相手に押し込まれる時間帯を交代後に作ってしまった部分を、
今後十分に考えていく必要があるように思える。
マリノスにとって夏は正念場。
どうしても運動量が落ちる中で、バランスは大事だとつくづく感じる。
良かった部分としては、前半試合を進めていく中で、状態を修正できたのは収穫。

と、長すぎる前置きはこのくらいにして、もう一人のMOM小野くんについて。
序盤から持ち前の積極性でシュートも見られたし、あいかわらず切れがいい。
小野の独特のリズム、そして高い技術は、
相手DFが容易に飛び込めない状況を生みだす。
不用意に飛び込んでしまえば、彼は一発で抜いていくだろうし、
潰しにきたことろで巧く身体を使ってファールを誘い込むだろう。
相手にとっては本当に嫌なタイプだと思う。
常にゴールを狙う積極的姿勢もあれば、
天野の得点シーンで見せたように、
チームが勝つためにプレー(アシスト)ができる冷静な判断力を持つ。
あれは普通の17歳なら自分でシュートしたいよね。
でもあそこでタメて、パスを出すなんてあの状況で瞬時に判断できる高校生、
かわい子ちゃんすぎでしょ。
小野の特出した部分はプレーの中での判断力にある。
あのタメと絶妙なタイミングのパスたまらんわぁ~。
小野にはスピードに乗った天野が見えていたんだろうし、
小野に引きつけられて天野を見ていなかったガンバDFを見てあのプレーを
選択したのだと思う。

ユースの試合でもそうだが、彼は本当に器用だし、頭のいい選手。
様々な得点パターン、プレースタイルを持つ。そして熱さと冷静さ。
今日みたいなダメな試合でも、
彼のプレーを見ているだけでワクワクするひとつひとつのプレーで胸が高鳴る
そんな選手を見るのは17歳の俊輔に出会った日以来かな。

すくすく育つんだよ、小野くん。
そして先輩を超えていってください。


惨敗。そんな時は叫べ、小野裕二は希望だと。

2010-07-19 | 横浜F・マリノス
広島との試合はいつも大味なものになるし、
小野くんの初出場もあるかもしれないということだったので、
ひょっとしたら・・・というところもあったが、見事な惨敗(苦笑)
ここまで負けると開き直るしかないでしょう。

早いプレスをかけてくる相手に対し、
一つ一つのプレー、試合自体もすべて後手後手に回った結果。
広島のようないつも撃ち合いになる相手に対して、
練習で調子がいいとは言え、
アーリアタイプの選手を先発させるのは厳しい、
・・・というのは個人的な意見ですけど。
千真・功治・アリーアが前線3枚並んでも全くボールが収まらないという
状況が多かったっすね。
俊輔からはグラウンダーのパスも多かったんで、
スピードのある選手が欲しかったんだけど。
相手の守備が良かったというのもあるのかな。
あとは、ミスの多さ。
距離感の問題なのか、連携の問題なのか。はたまた技術の乏しさか。
とにかく前半はバランスが悪く、酷い印象しか残らなかった。

もうね、指の爪がボロボロっす。
イライラすると剥く癖があるもんで、今日は酷いもんですよ。
この癖なおさないとなぁ(苦笑)

後半、マツを投入し兵藤を前線へ。
中盤の守備の修正を図ったようで、序盤はバランスもよくいい攻撃が
形成されようとしていたんだけどね。
どうもボランチの連携が悪い。
マツの投入の意図は前半、小椋だけでは対応できなかった広島への攻撃に対する
守備への修正だと思ったんだけど。あと俊の守備軽減と。
監督は指示してなかったのか?
若しくは単に監督の意図を読み間違えてるのは私なのか?(苦笑)
(ちなみに小椋自身はよく頑張っていた。)
でもやっぱり後半も中盤の底ががら空きになることがあって、
やはり最終ラインだけでは守備は手薄。結局、失点。

兵藤に替えて、小野投入。
小野くん自身のプレーは本当に素晴らしかったんだけど、
小野くんのプレーを生かす力が横浜にはなかった。
彼の運動量、スピードを生かすにはやはり前線への正確なパスが欲しい。
あの時点でパサーは俊しかおらず。
相手にとっては守りやすいんだよね、それは。
俊も調子はいいわけではないし。
あの場面では小野に替えるのは、兵藤じゃなく運動量の落ちる功治だったかな、と。
パスが出せて、前線にも顔を出せる兵藤の方が、
まだ可能性はあったのかなと思います。

この体力戦の時期は、先発メンバー、選手交代も含めて、
コンディションの見極めが大きく試合の鍵を握ることになる。
そういった意味で本当に監督の手腕が大きく影響する時期だと思います。

コンディションと言えば、気になったのが勇蔵。
故障から復帰して間もなく、
今日の動きを見るとまだ実は先発復帰できる状態ではないのでは?
という印象を受けた。
今日の出来だったら金井をボランチで、小椋SB起用の方がいい。
佑二もミスが少なくないから、結局最終ラインは勇蔵の出来が大きいんだよね。
今日は試合勘が戻っていないというところもあっただろうから、
ガンバ戦に向けてコンディションを早く上げていって欲しい。


負けたもんはもうどうにもならんので、
小野裕二という横浜の希望について書きます(笑)
いやぁ、期待通りの痺れるデビュー戦でした。
結果、内容共にチームとしては彼にとって残念なデビュー戦になってしまったけど、
大物選手のデビュー戦って大概こんな惨敗試合多いよね、実は。
俊にしろ、千真にしろ。
ということで、小野の将来性は保証されたようなもの。
超ポジティブに考えよう(笑)

怖いものはないという若手の勢い、
そんなありきたりの言葉では言い表せないプレーが小野にはある。
素晴らしいのは今日も随所に見せた、『身体の使い方』
身体を巧く使いながら相手をブロックし、
柔らかいボールタッチで一発で背負った相手をかわして、前線へ飛び出す。
入って早々背負ったストヤノフをブロックして股抜きでかわしたからね(笑)
いい意味で日本人離れした技術をこの世代は持ってる。
W杯を見ても思ったのは、日本人と外国選手の違いは身体の使い方なんだよね。
デビュー戦ながら、ただ走り回るだけじゃなくて、
高い技術も見せつけてくれたところは流石だなと。
前線で勝負できる選手が、小野投入後もう一人いればもっと面白かっただろうに。
小野くん大事に育てて欲しいです、ほんと。

飢えていた楽しいサッカーに。

2010-07-18 | 横浜F・マリノス
ブブゼラ。ダメ、ゼッタイ。
いよいよ今日からマリノスのJが再開する。
W杯で素晴らしい試合をどれだけ見ても、満たされなかった気持ち。
スタジアムで共に叫び、笑い、泣き・・・
大好きなクラブを、大好きな仲間たちと共に応援することで、
やっと満たされるんだろう。また今日から。



でも広島には行けませんでした。
くそぅ19日さえなければ・・・
応援に行かれる皆さんに気持ちを託して。
テレビの前で小野くんの初出場を期待しながら観戦します。

期待したい。
選手たちが楽しくプレーできるサッカーを、
サポーターが楽しめるサッカーを。

イニエスタ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

2010-07-12 | 独り言
おっしゃぁぁぁ!
決勝Tからのスペインは、徐々に本来のファイターの本能を見せ始めた。

理想のサッカー、
らしいサッカー、
信念を持ったサッカー、
攻撃的パスサッカー、
うまくいかないことも多かったけど、
じっと我慢して、最後まで貫いてくれたスペイン。

そんなスペインが優勝したことは、
今後、サッカーの未来に大きなものを齎してくれたような気がする。
これがサッカーなんだよ!

本当に美しかった。
本当に面白かった。
やっぱりサッカーは面白い。
スペインおめでとう。

いつか日本もそんなサッカーが出来るようになれればいいね。

ワールドカップ終了。

2010-07-04 | 独り言
私のW杯が終わった(苦笑)

やはり今日のアルゼンチンには”らしさ”が見られなかった。
ドイツが消していたというのが正しいのかもしれないが、
メッシの個人プレーが目立っていたことが、
アルゼンチンの”らしさ”を失わせていたひとつかもしれない。
もちろんメッシの責任というのではなく、
周囲の不連動も一つ、
そしてメッシの無得点に対する周囲の五月蠅さも少なからず影響があったのでは。
今大会、本当にアルゼンチンの周囲は何かと五月蠅すぎた。
サッカーを純粋に楽しめばいいのに・・・。
もうあれはマラドーナに対する嫉妬だよね(笑)
無得点とは言え、素晴らしいプレーを数々見せてくれたメッシ。
彼らのワクワクするサッカーがもう今大会では見られないのは残念で仕方ない。

もう、個人的に好きな息が止まるほどドキドキ、ワクワクできるプレーをしてくれる
チームはいなくなってしまったかなぁという感じ。
でも実は大好きな、スアレス(〃ω〃)が残ってしまった(笑)
しかもあの衝撃のプレー。
早朝から笑い転げたよ。
あの手がなければ、確実にウルグアイは敗退していた。
残り時間数十秒で得たPK。
そしてスタジアムは完全ホーム状態。
99%勝利はガーナの手中にあった。
しかしそれらは時として、大きなプレッシャーとなる。
PKはPKであって、ゴールも勝利も得たわけではない。
サッカーの面白さだよね。

PK戦キッカーの一番手に直前のPKを外したギャンを指名するあたり、
ガーナもすげぇなぁと思った。

ウルグアイとガーナ、はっきり言って注目度は低い対戦だったかもしれないけど、
かなり痺れるいい対戦だった。
何度も書くけど(苦笑)今大会なかなか退屈な時間が多すぎるので、
次戦以降もウルグアイあたりに引っ掻き回してもらいたいもの。

ただ残念なのは、次戦愛しのスアレスがいないんだよね。
もちろんあの手のせいだけど(笑)
フォルランとスアレスのコンビが最高なだけに、
もう一度見たいので、決勝行って欲しいなぁ。

突然の移籍

2010-07-03 | 独り言
山本ってさ、こんなに喋り下手だったっけ(笑)落ち着け。
ってか、やっぱり今大会は退屈な時間が多い試合ばっかだよなぁ。
ま、オランダでもブラジルでもどっちでもいいんだけど(苦笑)
あーでもオランダ個人はいいけど、退屈なんだよなぁ。やっぱりメキシコ敗者復活で(笑)


昨日の宏太の移籍発表。
期限付きとは言え、自分には衝撃的でした。
宏太の現状を考えれば、とても前向きな移籍なのだと思う。
金井や学がスタメンにも定着しそうな勢いで活躍をし始め、
宏太のプレーには焦りも見えた。

しかしながら宏太と言えば、マリノス。
それが当たり前だったから、ちょっとショックかな。

昨日は平日休みが取れたので、MTに練習を見に行きました。
宏太も普通にフィジカルトレをやってたからさ・・・。
でも彼らしい強い気持ちを持っての移籍だと思うので、応援したい。
何回りも大きくなって横浜に帰ってきて欲しい。