交錯する移籍報道

2007-07-30 | 横浜F・マリノス

【横浜M フルミネンセFWマグロン獲得へ】(報○
【コンサドーレ、横浜M・鈴木獲りへ】(同上

ウェル丼やら、鮪やら何でもいいけど戦力になる外国人選手で、
というのが唯一の希望。
戦力とは簡単に言えば、決定力
決定力さえあれば、うちもそこそこいいサッカーは出来ている。
しかしこの決定力が横浜にとっての永遠のテーマ
今まではやっつけもいいとこだしね(苦笑)
ここらでドカンとジョンファン以来の戦力を補強してもらいたい。

と補強の話はいいのだが、
寝耳に水なコンサ話。兄貴の名前よりもジロの名前に衝撃ですよ。
まあ記事内容的にも具体的なものではないし、
実感は無いから静観という段階だろうか。
しかしなんだろな、こういう話が出ると、
短い時間しか過ごしていない兄貴にもかなり愛着を覚えている自分がいる。
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能活の胸毛―豪州戦雑感

2007-07-24 | サッカー日本代表

アジアカップ準々決勝
日本代表vsオーストラリア代表  1-1(延長0-0)(PK4-3)
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高原がPKを失敗した時は「まだまだ大丈夫ー」なんて言ってたけど、
5番手に佑ニの姿を見た時は、
心臓がバックンバックンしてしまったマリサポのもれなく1人ですよw

しかしおいしい。おいしすぎるよ佑ニ。
前回大会ヨルダン戦。俊輔、アレに隠れてこっそりPK失敗していた
佑ニだったけど(苦笑)今回のPKは完璧だった。
PKだけでなく、試合通して安定した守備。
ビドゥカを完封し、ビドゥカを退かせた。
結果的に日本にとってビドゥカの交代が一番デカかったように思う。
彼がいる限り、日本のDFは常に彼を意識しなければならなかったし、
どれほど相手が疲労、退場しようとも常に一発の恐怖が付き纏った。
豪州もあんな戦い方にはならなかっただろう。
その意味では、豪州の監督に感謝。

序盤から豪州は体力消耗を計算してかスローな試合運び。
日本は何度もいい場面を作り出すも、フィニッシュ手前で精度が狂う。
相手の高さと強さを警戒し過ぎたためか、
いつもの日本よりも攻撃バリエーションに手詰まり感があった。
それはボールを引き出す動きが極端に少なかった事も一因だろう。
そしてパサーに偏っているメンバーの弊害でもあるだろうか。
やっぱり前線に一人で勝負できるドリブラータイプが加わると
面白そうなんだけどなー。

得点シーンは素晴らしかった。
振り向きザマに正確なクロスを上げる俊輔と、
相手に怯むことなく高さと強さを見せつけた巻と、
ゴール前で冷静なプレーを見せたストライカー高原。
3人の持ち味を存分に活かしたゴールシーンだった。
敬遠してきた高さの勝負で競り勝ったことからの得点は秀逸だった。
ミスからの失点は頂けないが、
失点後すぐに取り返せる力は日本代表の底力を証明している。

延長戦、相手が10人になっても勝負を決められなかった日本。
相手はこの時点でPK戦狙い
豪州はほぼ自陣に引いたことで、日本は封じ込まれた。
そしてやはり日本もだいぶ体力を消耗していた。
選手交代を効果的に使いたかったが、これもあまり効果はなし。

ただ一つ、豪州戦の交代がいつもと違い慎重だったのは、
監督が後半戦の状況でPK戦を見越していたからではないかと感じた。
成功率の高いキッカーを揃える為には交代ができなかった。
結果的には、それが見事に成功したということになる。
実際日本のキッカーは練習でも成功率100%の選手から揃えられた。
また5番手までのメンバーは経験値も高い選手。
PK戦で彼等を選択したのは、この選手達の精神力に賭けたのだろう。
豪州戦はあらゆるデータ、そして経験から基づく勘から計算し尽くされた
シナリオだったようにも思える。
もちろん能活がいるってことがそのシナリオの肝なんだけどね。
しかし男前だわ、胸毛の生え方はおかしいけどw
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移籍消滅

2007-07-24 | 横浜F・マリノス

【FC東京オファーも…那須残留決意】(スポニ○
【元U-20ブラジル代表FWが横浜でテスト】(ニッカ○

ここのところ忙しい。
でも何となくしんどかったのはそのせいじゃない。
この一週間、本当にしんどかった。
コメント頂いた方にもお返事もしてなくて申し訳なかったです。
でも、言葉にしてしまえば本当になってしまいそうで怖かったんだ。

今朝は嬉しいと言うよりも、ホッとした。
胸を締め付けていたものが、解けていくような。
もちろん私自身、この報道には心が痛かったけど、
それよりも那須を息子にしたい(苦笑)らしいくらい好きな母に
どう伝えたらいいかわからなくて、どうしようもなかった。
そんな母は無邪気にオフは何してるかなー、なんて私に言う。
その度に満喫してんじゃねーなんて無理に笑顔作ってた。

今朝、やっと母に全てを告げられた。
あなたのおかげで胃炎になったよ(苦笑)
いい知らせができて、本当に良かった・・・。


さて、昨日からチームは練習再開
やっとマリノスがある生活が戻ってくる。
これで草臥れた心も少し潤うだろうか。
で結局のところ、うちの外国人一枠は一体誰になるのか(苦笑)
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ベトナム戦を語らおう「が、がんばれよボランチ」

2007-07-19 | サッカー日本代表

アジアカップ・グループステージ第3戦
日本代表vsベトナム代表          4-1
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衝撃的な先制点、いや先制失点だった。
確かにボールは日本選手の足に当りゴールへ吸い込まれていた。
画面の中で呆然と立ち尽くす能活のように、
TVの前で我々もただただ唖然と喜ぶベトナム人達の歓声を聞くしかなかった。

こんなことが起こっていいのか。
これが開催国の魔力というものなのか。
それにしても、あんなに綺麗にゴールしなくてもねぇ(苦笑)
しかし寧ろ開始直後の失点はテレビ観戦者の気持ちを焦らすことは無かった。
終了1分前の失点はそのまま失神する自信はあるけどね。

開始7分での失点。爆発的に喜ぶスタジアム。
その光景を見ながら、前回大会のタイ戦を思い出した。
あの時もこんな展開だったっけ。
このような試合展開の場合、次の得点がどちらにはいるかで勝負は決まる。

序盤からベトナムが握っていたペースが一転日本のペースとなった。
すべては予想通り。
左へ流れた俊輔が中を一瞬見る。
来ると感じた。巻もそう感じたに違いない。
相手DFをあざ気笑うように、余裕でキックフェイントをかますと、
美しい弧を描いたクロスは「入れて」と言わんばかりに、
巻の胸に吸い付きゴールへ押し込まれた。
あまりにあっさりとした同点弾にアゲアゲ会場も静まる。
やられてしまうと一瞬にして静かになってしまう一喜一憂のベトナム
人サポーターが何だか愛らしい。優勝だとか言ってたくせに^^;
彼らと決勝Tに進みたいと思った。

同点とは言え、ベトナムももちろん諦めていない。
その後はベトナムもスピードを活かした攻撃を仕掛け、均衡した試合運び。
ベトナムの守備はドン引きだったが、体格差で優り、マークも厳しくなく、
日本のパサーは正確な弾道で前線へ放り込む事ができた。
意識的にDFの頭上を越えるようなパスを送り込む。
シュートは僅かに外れてはいたが、イメージは良い。
するとこの日は巻に前線を預け、走り回っていた高原が、
Pエリア手前で華麗にファールを獲得。
考えてみればこの大会、FKを獲得することも少なかった。
しかも絶好の位置でのFK。
相手の体格を考えてこれは9割得点できると自信を持てるのも、日本の強み

後半に入ると、ほぼ日本ペース。
あっさりと逆転されたことに気持ちが切れてしまったのか、
ベトナムの弱点と言われていたスタミナ切れか。
立ちあがり左サイドでのパス回しにベトナムを翻弄すると、
中央に走ってきた俊輔が右足で軽くぶち込み3得点目。
ベンチではかわいい笑顔を見せる爺ちゃんがいたw

数分後にはセットプレーから巻さんがこの日2得点目。
この頃には、ベトナムは得意のスピードを失い、
ショートパスしか出せずミスを連発。
勝負は決まった。
しかしながらおそらく会場にいたベトナム人達はこの頃には目の前の
ベトナムを応援するのではなく、
他会場で行われていたUAE-カタール戦に心を奪われていたに違いない。
彼らにとってベトナムがどうなろうがもはやどうでもよかった?w
UAEの大サポーターと化していたのである。
確か以前五輪予選の時、日本でもあったよね。こんなこと(苦笑)

3得点リードで、日本は俊輔に続き、ヤット、巻さんを交代。
これは日本にとっては理想的な交代だった。
あっ高原が残ってる・・・かわいそうに。
念願の寿人登場も、パサーが退いてしまってからの起用では気の毒だった。
交代後は、眠たくなりそうな展開が続き寝てしまった(苦笑)

何はともあれ、終ってみればあっさりグループステージ1位で突破。
まあ良かった。良かった。
しかし相変わらず、日本の弱点は修正されていない。
中盤の守備がほとんど効いておらず、(つーか、いねぇ)
最終ラインに吸収されていることが気に掛かる。
球の出所に対し、誰も対応せずに、フリーで打たせてしまう場面も多々。
声を掛け合うか、誰かが常にそのプレーを心掛けるか、
これから決勝Tを闘う上では絶対に修正せねばならない課題だ。
次戦は、あのオーストラリアとの対戦が決定。
ドイツで負けたのは、あの時失点したのは―どうしてだったのか。
その事を思い出せば、日本代表の課題修正は急務。
ずばり、ボランチがポイントとなる。
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