浦和ってどうよ?・・・浦和戦TV観戦雑感

2007-05-29 | 横浜F・マリノス

J第13節
浦和(H)vs横浜FM(A)@埼玉スタジアム    1-1
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27日は国家試験の日。
大事な一戦の日に、横浜で気もそぞろに(!?)戦っていた。
名古屋戦以来、応援を自粛。これほどつらいものはない。
国試があるのに名古屋戦まで応援いってたのかよ、
というツッコミは受けつけません(苦笑)

さて今節の相手は浦和
ここ数試合の目に見えて明らかな疲労を受けてなのか、
相手の攻撃力を意識したためか、
前線からのプレッシングサッカーを一旦止めて、
守備的意識を強くした布陣で戦うという。
具体的にはボランチを1枚増やした形。
孝行と幸宏を替えるとの一部報道もあり、
そりゃねーべと不安にも思ったが、孝行は通常通りスタメンに名を連ねた。

守備的とはいっても、中盤(ボランチ)の役割をはっきり区別して、
良治から前線へのパス配給を意識すれば、
寧ろポジショニングが曖昧で、無駄な動きも目立っていた中盤の
負担が減るかなとも思っていた。
しかし良治動かないw
スタジアムで見ているより、TVで見ると尚更動いてない(苦笑)
コンパスのように華麗に舞う姿。
走るサッカーを目標にしている今季にはなかなか見られなかったプレー
だが、あれはあれで良いような気がしてきた。
代わりに河合が上下に動き、ミスが多かったが孝行もカバーしていたし。
何故かあの良治のプレーはいい意味でも、悪い意味でも落ちつきを与えるw

だいぶ浦和に押し込まれる場面もあったが、しっかり抑えていた。
そして外してくれた(苦笑)
もちろん一方的な試合だったわけではない。
横浜もしっかりチャンスを作っていた。
相変わらず決定的な力がないのは否めないが、そこそこ見応えがあった。

膠着状態の試合を動かしたのは功治の一発
試合後、本人も言っていたが、ゴールがどのようなものだったかという
よりも、あの距離から狙おうとする気持ちが出てきたことが、
復調の兆しではないかということだった。
確かに、調子が無く、自信が無くなっている時というのは、
どうしても誰かに任せてしまいそうになる。
今のFWがそうであるように。
この一発で功治は更に自信を深めてくれたと思うし、
無得点記録を何とか切る事が出来て本当に良かった。
つーかすげぇゴールだったな、しかし。
TVに映る浦和サポが功治のゴールの際に笑顔で見ていたのは意外だったが。

その後は予想通り、浦和の猛攻。
ラインが低いのかやけにファールも多かったし、
ただでさえファールを取る審判だったからあぶねーなとは思っていたが、
不用意なファールでFKを与え、それからの失点。
試合全体を通して佑ニの復調が見えたのは良かったが、
この日は決定的ピンチもあったが、よくやっていたと思ったけど・・・
やっぱり全体的に守備の淡白さが感じられてならない。
失点時が特にあっさりしているから余計にそう感じられるのかもしれないが。
浦和が相手という事もあり、以前のような執拗で暑苦しいくらいの
DFがそろそろ恋しくなってきたが、
改革しようとしている今の横浜にはそれは求められないのかなぁ。

失点後も両者ゴールを割る事はできず、
選手交代もこれといった変化はもたらせず1-1で終了。
引分けを良しとするのか、勝ちきれなかったのを悔やむべきか。
おそらく浦和も同じ様な思いは抱いているのではないか。
ただ引分けと言えども、追いつく力がある、
それが強さなんだろうと客観的には感じた。
うちにとってこの試合は、どう評価できるのかわからないが、
スコアレスドローではなく、得点できたことが前進なのかなと。
そして心配されていた”守備的布陣”であるが、
ある程度こなせたことは、これからの時期を戦う上でのヒントになるか。
試合を展開していく中で、臨機応変さというか、
こういうオプションを状況に応じて使えていく事が一番だと思うけどね。

最後に久々にテレビ観戦をしていて思ったのが、応援のこと。
相変わらず真っ赤に染まるスタジアムの一画にあるトリコロール。
CSを思い出した。
ここのところチームの不調に、何かにつけては、
ネガティブ思考に走ったり、批判をしたりというきらいがある。
しょうがないことでもあるんだろうが、
応援する中ではそんなもの必要無いんだよね。
まずは応援する事が大事なのに、肝心な応援も・・・。
自分自身も最近グダグダ。どうしようもない。
どんな状況にでも一生懸命、チームを信じて、選手を信じて、
応援したからこそ選手達が「力になった」と言ってくれた。
今季こそ、そんな力になれる応援が必要なんじゃないのかな。
こんなんじゃ誰も責められやしない。
頑張らなきゃ、もっと。もっと。
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