J第18節
大分vs横浜FM @九石ド 0-3
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2007シーズンもいよいよ折り返し。
アジア杯中断期前の試合の相手は前対戦で大勝した大分。
しかし、敵地ということ、そしてこの蒸し暑い気候に油断はできない。
序盤は大分がサイドを起点に攻勢に出た。
が、スームズにボールを運ぶものの、横浜の壁は厚い。
大分は主力選手数名が代表に取られ、
また怪我人も多いということだったためか、
ゴール前での迫力に欠けた。
スローペースの横浜も徐々にポゼッションを上げていくが、
クロスの精度は悪く(サイド攻撃も元気がなかったような・・・)、
また大分同様ゴール前でのプレーはノンスクランブルアタック(苦笑)
大島がキープしても、周りが絡みに行くことがなかったり、
坂田がパスを引き出しても連動した動きが見られなかったり、
ということが多く、単調な攻撃が続いていた。
両者決め手を欠く展開だったが、こんなときモノを言うのがセットプレー。
ようやく横浜にセットプレーからの得点が生まれる。
両チームの体格差を見ても、チャンスだと思ったが、
河合の見事なポジショニングの勝利。
ここのところ疲労が目に付いた河合だったが、この日は何故かw
終始身体がキレていた。攻守に渡り積極的な動きを見せ、
特に攻撃面では果敢にゴールを狙う姿勢が見られた。
河合の気迫が勝利を呼び込んだといっても過言ではないだろう。
単調な試合になりそうな展開の中での、
前半35分の先制点は大きかった。
後半になると、大胆に大分はトップの2枚替え逆転を狙う。
予想通り、序盤から大分が流れを掴む。
しかし横浜のCBを前にゴールを割るまでにはいたらない。
両チーム高温多湿の中でやや運動量を抑えたせいか、
繋ぎの部分でミスが見られ中盤で奪っては奪われという場面が多かった。
その中で多くないチャンスをしっかりと掴んだのはやはり横浜。
2得点目もセットプレーから佑ニ。
GK前にブラインドのように突っ込んだ河合との共同作業と言ってもいいか。
80分すぎには、功治が自分の放ったシュートの跳ねかえりを
再びシュートしてゴール。
大分相手に今季は合計8-0(今回3-0)という大勝を収めた。
敵ながら言ってしまうが、大分のDFには問題があるかなと。
特に功治の得点の際に強く感じたのは、
反応も遅ければ、詰める意識も弱い。
当りにも弱いので人数が足りていても、
DFをし切れていない状態であった。
攻撃でもチャンスは作れど決定力に欠けている。
攻守の悪さが一時期のうちに似ていて他人事とは思えなかった(苦笑)
中断期前を快勝で終えられたことは後半戦に向けて大きな自信になるだろう。
しかしここは勝って兜の緒を締めたい。
やはりFWの得点がないことが気がかりだ。
動きは良いし、得点以外には役割をこなしている。
しかしFWとして必要とされる結果は、やっぱり得点だもの。
何せ中断明けは横浜ダービー。
守備が好調を続ける中、ナビスコではFW陣の奮起を期待したい。
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