川崎戦観戦記?・・・背番号8の後姿に誓う

2006-09-13 | 横浜F・マリノス

現状での”チーム力の差”というのが、敗戦の要因としては
一番簡潔で、的確な答なのだと思う。

中盤でカットしたボールは相手の足元に入り、
最終ラインは相手のスピードに着いて行くのもままならず、
前線の運動量は少なく、ボールも収まらない。
選手の距離間が悪く、パスコースがたちまち消されてしまう。
まともなシュートも3本ぐらいしか記憶に残っていない。
とにかくトップからGKまで組織全体が噛み合わずプレーが雑だった印象が残っている。
相手の中盤は運動量が多く、
前線との見事な連携、緩急をつけた攻撃で横浜守備を翻弄する。
川崎に勝てなくてもしょうがない、とは絶対に思わない。思いたくもない。
しかし悔しいけれど川崎は本当に”完成されたチーム”だと思った。
終盤の新喜劇ばりwのパフォーマンスも優勝を目指すチームの執念だと
今は謙虚に受け止めたい。

今季の横浜は、マルケスとマグロンをに作られた組織。
しかし今やその二人はチームにいない
監督も変わり、組織も戦術もままならない今の横浜にとって、
川崎のような完成されたチームに勝つには
よほど選手一人一人のコンディションが整わなければ難しい。
この日の横浜はそれとはほど遠かった。
前半は、早く勝負を決めたい川崎の猛攻に耐えた。
ある意味、前半は横浜のペースであったのかもしれない。
でも90分耐えきる力はこの日の横浜にはなかった。

川崎にまたも敗戦。
川崎にどうしても勝てない不満が大きく募り、悲観的な感想も多いが、
個人的な感想としては、最後まで勝利を信じて闘い続けたほとんどの選手達の
姿に、最悪のチーム状態からは抜け出しつつあることを見出せた気がする。
(もっとも終了直後は、虚しさで呆然としてしまったんだけど・・・。)
最も印象的だったのが、終了後スタンドを回る俯いた選手達の中で、
マイクが歯を食いしばりあからさまに悔しがる姿だった。
きっとマイクは最後に投入された自分の役割、自分への期待を理解し、
それを果たせなかった自分への怒りを表していたのだと思う。
それを見た時、ちゃんと試合前のサンチョルの言葉が選手には届いているんじゃないか、
そう思えた。
「例え勝利できなくとも、最後までファンの為に戦うこと」
私達ファンの前での言葉だったけど、あれは今の選手達へ向けた言葉だったもの。

最後まで諦めない気持ちを取り戻しつつあるチーム、
サッカーを楽しもうとする気持ちを思い出したチーム、
それは必ず大きなになるよ、きっと。
さあ次、次!
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自民党とマリノスと・・・ファンと。

2006-09-13 | 横浜F・マリノス

【Jリーグ観戦:議員ら、うちわに「自民」 横浜マ抗議へ】(毎日
【横浜マリノスが市連に抗議】(スポニ○

先日、日産スタジアムで起こったことについてTV、一般紙等での報道がなされた。
記事は社会(政治)ニュースとして事を取り上げている。
今回の件について要約すると、
横浜フロント側純粋な観戦目的ということで席を確保したにもかかわらず、
党側は約束を破り、勝手にスタジアム内で禁止されている政治活動を行った。
それに対し、クラブ側としては党に抗議し、党からは謝罪を受けた。
・・・ということらしいですよ。

つまり、横浜FMフロントに非はない。と、党側を非難する内容になっている。
TV報道でも自民党横浜市連からのコメントとして
横浜FM側へ正式な謝罪がなされているところを見ると、
横浜側の圧力でどうこうしたという事は考えにくい。
相手は天下の自民党さまですしね。
何歩も譲ってw、素直に受けとめ、横浜フロント側が
今回の件に関して被害者であったとする。
だけど、これで本当に問題は解決されたのかね?
結局、ファンがこれだけ腹立てたり、戸惑っているのはフロントの姿勢
対しての疑問じゃないのかな。少なくとも自分はそう。
我々の大事な場所を、大きな権威に利用された。
それはファンにとってどれだけ屈辱的な出来事であるのか、
フロントは理解しているだろうか。

もちろん
【マルケス選手のチーム合流について】(横浜FM公式
こんなに嬉しい報告を見るのは嬉しいけど、他にも大事な事があるんじゃ・・。
これだけ事が報道されている中で、オフィシャルからのファンに対して
事情・経緯説明があってもいいのではと思う。
不安に思っている人もいっぱいいるよ、社長。
皆大好きなマリノスや選手達に影響はないかって。
これからのクラブのあり方を考えるためにも、
これ以上マリノスの誇りを失わないためにも有耶無耶にはしないで欲しい。
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