FC東京戦観戦記?・・・横浜F・マリノスの91%は根性で出来ています

2006-04-03 | 横浜F・マリノス

たまの成分解析結果 :
たまの66%は汗と涙(化合物)で出来ています。
たまの24%は勇気で出来ています。
たまの7%は言葉で出来ています。
たまの3%はアルコールで出来ています。
・・・以上、流行りに乗っかってみました。
あってるか?コレw

さて、東京戦の観戦記を書こうと思ったのだが・・・悔しくて覚えてない(苦笑)
とりあえず雑感的に書きたいと思う。

あの日は試合前から何か違った。
それは配られた『ハマトラ』を読んだからだと思う。
中には浦和戦で起こった事の詳細が事細かに書かれていた。
読みながら手が震えてきて、悔しくて涙が出てきた。
情けない大事な試合前に。でもこの悔しさ絶対に忘れちゃいけないと思ったよ。
フロントはフロントがやらなきゃいけない事をやる。
でもサポにもやらなきゃいけないことがある・・・そう思った。

さて試合は・・・
この日、代表組の久保佑ニが、怪我のが欠場。
代わりに大島河合、そしてジローが先発出場。
そしてこの日の注目は右サイドに隼磨が起用された事。
孝行の控えとして今季はなかなか先発できなかった隼磨だが、ナビスコ等での
好調などを評価され監督が先発で起用したのだろう。
そしてこの采配が的中する。

序盤からやや攻勢気味に試合を進める横浜。
大島はポスト役を徹底しているし、その周りをジローが動き回る(激しくw)。
鮪ンが飛び出し、隼磨が右を精力的に駆け上がる
もちろんブラジルコンビの左は相手のDFラインを翻弄する。
で、またその中で時折見せる良治の柔らかいパスが渋ッ!
前線の動きは役割分担がはっきりしていてなかなかいい。
ジローが空回り気味の時はハラハラしたが(苦笑)
そして再三のチャンスを作る・・・が、決定力が・・・ない。(滝汗)
さすがの東京DFなので巧く守られているところもあったが、
やはり悉く決定機を外していたのが後々に響く事になる。
マルケスがドフリーチャンスを含め、相当シュートを打っていたと思うが、
決まらず。あれだけ外してる日は最後まで決まらないもんなんだよね…
そんな意味もありつつ、坂田に早い事交代して欲しいと思っていたのだが。

守備陣はといえば、やはりチャンスを与えられた河合が素晴らしく
粘っこいDFを披露。あれは相手も萎えるw
ほとんど東京の攻撃陣に仕事をさせることなく前半は終了。

後半に入っても、ゲームは動かない。
シュート数では大きく東京を上回るも、試合自体の印象としては
横浜×東京らしい均衡した試合展開。
そんな緊迫した空気を破ったのが隼磨の右、角度がないところからのシュート。
当然パスだと思ってたから、入ると思わなかったよw
隼磨の気迫がそのまま込められたような強烈シュートがゴールに突き刺さる。
ゴールしたあと、真っ先にゴール裏に飛んできてくれた姿、嬉しかったよ。
「一緒に闘ってるんだ」そう思わせてくれる。

点を取りに来る東京に少しずつボールを回されながらも、うちも当然の如く
攻撃の手を緩めない。攻撃は最大の防御である。
相手にペースを握らせる事なく、再びゴールチャンスの応酬。
しかし決まらない(苦笑)
試合は終盤、残り5分ほどを残すところで、坂田を投入。
もう一点取りにいくぞ!ゴール裏のテンションは上がる。
が、この頃から明かに横浜はDFラインが下がり、攻めの姿勢を欠き始めた。
しかし1得点を守るにしてもあまりに中盤が開き過ぎている。
(福岡戦も同じ様な状況になりつつも、高い位置から守備に行ってたから、
 意味は全く違うわけで・・・)
当然東京はそれを見逃さず、俄然中盤の動きがよくなる。
益々どん引く横浜。当然押し込まれ、ファールも増え・・・結果がアレ。。。

終盤の連続する被セットプレーに嫌でも去年の記憶が蘇った。
あの想いがあるからこそ、あの悔しさを何度も経験してきたからこそ、
あの過ちは2度と繰り返されるものかと信じていただけに、
試合終了後は悔しさと、虚しさと、苛立ちと…様々な感情が込み上げて。
試合後は当然のように大ブーイング
もう今季はこれで終わりにしよう。こんなブーイングは。
それにしても意外だった。東京側が引分け穏やかに喜んでいる姿には・・・

昨日の朝くらいまで悔しさはおさまらなかった。
やっと冷静になれた(苦笑)自分が今ここにいる。
冒頭で「サポもやらなきゃいけないことがある」って書いたけど、
それには例えばチームにパワーを与えられる応援をすることだったり、
今回のように甘さが出ないように最後までチームを鼓舞できる声援だったり、
私達はこんなサッカーをして欲しいんだ!という想いを伝える事だったり…
そういうことも含まれているんだと思う。
もしそれが出来ていたらこのような試合展開にならなかったんじゃないか、
マリノスと共に闘ってるんだと想いが強くなればなるほどそう思う。
こんな試合になったことを選手達や監督に怒りをぶつける前に、
私達には私達なりに見直さねばならぬ点があるんではないかと反省中。

浦和戦に続き、今回の試合はリーグ戦好調で進んできた中で、
もう一度「優勝するためには何が必要なのか」を考え直すいいキッカケに
なるんではないだろうか・・・そうであって欲しいと思う。
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