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TanteOLのキドアイラク

歌が好き、お料理が好き、食べるの好き、お酒も好き

恒例 地元のオーケストラ東京公演

2007-06-26 09:48:36 | Music


毎年恒例の、地元のオーケストラ東京公演。
さくらんぼ最盛期のこの時期に合わせて、
地元PRも兼ねて行われています。
今回は、私のようなオーケストラ素人にはウレシイプログラム。
前半は、
●千住明:映像音楽による組曲「白神山地~命そだてる森」篠笛とオーケストラの為の
●グリーグ:ピアノ協奏曲イ短調 op.16
休憩をはさんで、
●ムソルグスキー/ラヴェル編:組曲「展覧会の絵」
といった感じです。

千住明の曲は、映像のBGMという感じ。
メロディラインも美しく、とても聴きやすかったです。
グリーグのピアノコンチェルトのソリストは、
コルネリア・へルマンという、若手ピアニスト。
最年少の19才でJ.S.バッハ国際コンクール優勝。
2002年には、22歳でザルツブルク音楽祭にデビューするなど、その経歴は華やか。
ザルツブルグ生まれですが、お母さんが日本人だそうです。
歯切れのよさの中にも、繊細でていねいな音楽作り。
ダイナミックさもあって、
北欧の風景が見えるような魅力的な演奏でした。
何より、顔が小さく、スタイルも良くて・・・・
やっぱり美人はトクですね・・・

後半の「展覧会の絵」。
様々な楽器がソロで活躍し、見ていて楽しい・・・
ラヴェルは、ピアノソロの原曲に鮮やかな色彩を加えて、
オーケストラに編曲したんですね。
マエストロ飯森氏のエネルギッシュなタクトも楽しめました。
私にチケットを用意してくれた高校時代の同級生Cちゃんは、
今回は、スネアドラムと、終曲「キエフの大門」での鐘担当。
重要な役割ですよ~カッコよかった~~・・・

演奏とか、音色などに対しては、皆さん色々意見はあると思いますが、
聴衆が楽しむツボをちゃんと心得た構成というのは
うれしいものです。
アンコールも、聴衆の気持ちをさらにかき立てるような
テンポの速い曲が演奏され、高揚のうちに終了しました。

プログラムに記されている番号によっては、
さくらんぼのプレゼントもあったのですが、
クジ運がすごく悪い私は当たるわけもなく・・・
でも、こんなカワイイものをいただきました。
どちらも、地元のものなんですよ・・・

なんだか、ちょっと地元の空気を吸いに帰りたくなった夜でした。