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TanteOLのキドアイラク

歌が好き、お料理が好き、食べるの好き、お酒も好き

世界一美しい図書館

2009-10-30 09:00:43 | Travel

今日は、世界一美しい図書館の話題を・・・
リクエスト、アリガトウゴザイマシタ・・・

この図書館は、王宮の敷地内にあります。
マリア・テレジアの父であるカール6世の命令により、
フィッシャー・フォン・エアラッハ親子が内装を設計しました。
世界で最も美しい図書館といわれています。

入場料ですが、ガイドブックには5ユーロとなっていましたが、
7ユーロでした。
そして、チケットなどはなく、レシートが手渡されます。
入口でスタッフのお兄さんにこのレシートをチェックされます。
彼が、「英語?ドイツ語?」と聞いてきました。
どうやら注意事項を説明するらしい。
それならまだ英語の方が・・・
「撮影はOKだが、フラッシュは禁止、
ガラスケースに入った書物は撮影禁止」・・・
ということらしかったです。



中に入ると、
まず、その天井の高さと装飾の美しさに圧倒されます~
ドームの高さは約20mあります。



全て本物の本が並べられているのですから驚きです・・・
所蔵の本はおよそ230万冊。
対トルコ戦争などで活躍した軍人オイゲン公の蔵書15,000冊や、
宗教改革者マルティン・ルターの膨大な蔵書があるそうです。
蔵書以外にも、芸術文化に関するさまざまなコレクションもあります。



天井には、カール6世をあらわしたフレスコ画が描かれています。



カール6世の大理石像。



なぜか、ディズニーランドのホーンテッドマンションを思い出しましたが、
いやいや、作り物じゃなくてホンモノだから・・・



バロック様式の装飾が見事・・・

靴音だけが天井に響く静かな空間の中で、
しばらく時間を忘れていました・・・


ウィーンでの食事

2009-10-29 09:10:00 | Travel

先週、ウィーンの記事の項目の中で
リクエストをしてくださったお優しい方がいらしたので、
またこの話題でキョウシュクですが少しお付き合いください・・・

ウィーン料理は、基本的にお肉が中心です。
海はありませんので、イタリアやスペインのように、
新鮮な魚貝類を石窯でシンプルに焼いたようなものはありません。
市場に行けば生の魚なども売っていますから、
家庭ではそのような料理も作られているのかもしれませんが・・・



さて、初日は、12時間のフライト後、夕方到着したので、
町の中心にでも行ってみようかと思っていましたが、
ホテルに着いてホッとしたのか、
ちょっと横になったつもりが、ハッと気がつけばあたりは真暗。
夜9時になっていたのでした~

レストランに行ってドイツ語や英語のメニューと格闘する元気もなく、
駅のスーパーで色々買い求め、こんな感じに・・・
でも、だいたいなんでも売っているし、
これはこれでおいしくいただきました。
ビールも、スパークリングワインも、チーズも、日本よりずっと安く、
私たちにはウレシイ・・・



Semmel(ゼンメル)に
ハムとピクルスをはさんだだけのサンドイッチも、
なんだかオイシイのです。
パンとハムがオイシイからなのかも・・・



2日目は、意を決して(!?)ホテルの近くのレストランへ。
通りから入った静かな場所にあるにもかかわらず、
お客さんでにぎわっていました。

まずは飲み物だけ頼んで・・・これも意外に時間がかかります。
そして、メニューの解読・・・なのですが、
Herr Ober(給仕さんのこと。男性である場合が多いです。大変働き者です。)は、
意外に早く注文を取りに来てくれちゃうのです。
とりあえず、内容がわかっているメニューしか注文できませんでした・・・



Wiener Schnitzel(ウィーン風カツレツ、手前)と、
Gulash Suppe(ハンガリー風ビーフシチュー)です。
サラダとパンも頼みました。

Wiener Schnitzelは、本来は仔牛なのですが、
豚肉である場合が多いです。
お肉をたたいて薄くし、細かいパン粉をつけて揚げ焼きのようにして作ります。
シンプルな塩、こしょうの味付け。レモンをしぼって食べます。
Gulash Suppeは、私のイメージとはちょっと違いました。
じゃがいもやにんじんなど野菜も入っているはずだったのですが、
もうすでにすべて溶けてしまっていたのでしょう。

どちらも、お肉はやわらかくてオイシイのですが、
うーむ・・・味が濃い・・・
パンを一緒に食べていたら、オナカがいっぱいになりました~



ビールとワインを1杯ずつ飲み、
この食事で、2人で30ユーロ(4000円くらい)ほど。
日本の半分くらいですね。
ただ、一皿の量が多く、色んな種類が食べられないので、
当然かもしれません。

ダンナさんにとっては、初めてのウィーン料理。
もしかしたらもっと薄味でオイシイところやメニューもあるかもなのに、
私の稚拙な語学力のため、申し訳なかったです~


パンがおいしい朝食

2009-10-24 09:30:00 | Travel



一応今日でウィーンの話題は終わりにしようと思いますが、
他にも下記のような項目で写真や記事の用意があるので、
ご希望あったらコメントください。
①ウィーンのレストラン ②カールス教会
③美術史美術館 ④国立図書館(世界一美しい図書館)

一応の区切りは、ホテルの朝食のお話。



毎朝6:30には全ての準備が整って、
食事ができるようになっていました。
そして、終了は10時とだいぶゆったり。
だいたい早めに朝食をとっているのは日本人。
その他西洋の方々は、朝はわりとゆっくりです。

バイキング形式になっていて、好きなものを好きなだけ食べられます。
こちらは、ハムの種類が豊富でしかもオイシイのがうれしい。
チーズも数種類ありました。
ハムの向こうに見えるのは、スモークサーモンです。



日本でもよく見かける、スクランブルエッグ、ベーコン、ソーセージ。



ゆで卵もあります。
野菜は、パプリカときゅうりだけですが、十分です。
ヨーグルトは、プレーンとフルーツの2種類。
ヨーグルトの後ろにあるのは、フルーツポンチです。



ドライフルーツ・・・私にはあまり関係ないかな・・・
皆さん、ヨーグルトやシリアルと一緒に食べていました。




フルーツは、キウィ、バナナ、プラム、リンゴなど。
みかんもありました。
フルーツの隣にあるのがシリアルです。
このほか、珍しいところでは、
西洋ワサビ(Kren)とマヨネーズを合わせたソース。
これがピリッとしてオイシイのです。
ダンナさんが気に入って、野菜と一緒に食べていました。



おいしかったパン。
私は特にSemmel(ゼンメル)・・・カゴに入った丸いパン・・・が好きです。
これがなかなか日本では食べられないんですよね。
その他、ライ麦パンなど、どれもとてもおいしかったです。

毎日同じメニューでしたが、あきることもなく、
その上、パンにハムやチーズをはさんで持って帰り、
お昼ゴハンにしたりして・・・
ゴーカなホテルならもっと色々あったのかもしれませんが、
十分おいしくいただきました。


ダンナさんも私も、ドイツ語や英語が堪能でないために、
小さなハプニングや失敗はありましたが、
病気にもならず、お金を盗まれることもなく、荷物のトラブルもなく、
無事に行って帰って来られたことは、とてもうれしいことでした・・・

長い期間この話題にお付き合いいただき、
ありがとうございました!


居心地よかったホテル Prinz Eugen

2009-10-23 09:14:18 | Travel



今週いっぱいは、旅行記にお付き合いください。
今日はホテルの話題で・・・

今回利用したのは、楽天トラベル。
航空券+ホテルのセットを選びました。

ホテル選びの一番のポイントは、
空港へのアクセスがいいことでした。
ツアーのように荷物を運んでくれるわけではないので、
スーツケースをころがしながら移動しなければなりません。
慣れない外国では、なるべく楽な方がいいのです。
空港行きのリムジンバスが出ている南駅の目の前で、
その上口コミでも評判がよかった「Prinz Eugen(プリンツオイゲン)」を選びました。



エントランスとロビーはシックな内装。
こじんまりとして落ち着いています。
スタッフの方も親切で感じがよかったです。

荷物を運ぶベルボーイなどもいないので、かえって気楽。
運んでもらうと、チップを払わなくてはいけないですしね・・・
(日本で両替したユーロは高額のお札だけだったので、
空港で買い物をしてくずしてはあったのですが)



お部屋は禁煙ルームをお願いしました。
クローゼット(右側)も十分なスペースがあり、



バスルームも真っ白でキレイ。
海外のホテルは、日本のように設備が整っていないので、
お湯の出が悪いとか、排水がよくないとか、
色々とトラブルもあるのですが、問題なしでした。



肝心な部屋だけの写真を撮り忘れたのですが、
荷物を広げたりするスペースもあり、快適でした。

ベランダからの眺めです。
左側の茶色の建物が南駅です。
通りに面していて、交通量もそれなりに多いのですが、
ドアが二重になっているので、音はさほど気になりませんでした。



毎日通った行きつけ?のスーパー。
とっても重宝しました。
駅ナカにあるので、朝5時から夜11まで営業しています。
日本では24時間営業が当たり前ですが、
ウィーンでは、スーパーや商店は遅くとも夜7時には閉まってしまうのです。
遅くなっても買い物ができるお店が近くにあるのは、
とてもうれしかったです。


スーパーマーケットは楽し

2009-10-22 09:00:00 | Travel



もう・・・この話題にもあきてきちゃった感じかも・・・
もう少し続けてもいいでしょうか~

旅行をすると、必ず行ってみる地元のスーパー。
今回も、実はそれを楽しみにしていました。
こちらは、町の中心にある高級スーパー「ユリウス マインル」。
日本でいうところの、紀伊国屋かな・・・
一般的なスーパーに比べ、値段はお高めですが、
ありとあらゆる食材があって、見るだけでも楽しいです。



たくさんの種類のチーズ
カマンベールひとつとっても、いろんなブランドがあります。



ザワークラウト(お酢漬けのキャベツ)の量り売り。
1キロ2ユーロ弱です。



様々な種類のじゃがいも。
こちらのじゃがいもって、ねっとりしていて、煮くずれしなくて
とってもオイシイのです。
メークィンタイプですね。

20年前に訪れた時は、声楽の講習会を受講したのですが、
3週間ほどキッチン付きの学生寮に滞在しました。
よくじゃがいもをゆでて食べました・・・



リンゴやプラムなどの果物も種類が豊富です。
ヨーロッパの方々は、果物は皮ごとそのまま食べる習慣があるので、
リンゴも丸かじりしやすいサイズになっています。



色とりどりのパプリカほか野菜たち。
玉ねぎも色んな種類があります。



日本のようにサラダ用のカット野菜も売っていました。



おいしそうなシーフードのお惣菜コーナー。
もちろんお肉関係のお惣菜もありました。

ユリウス マインルは、もともとはコーヒーのお店なので、
コーヒーはもちろんでしたが、
紅茶、お菓子、お酒など、目にも楽しいものばかり。
買い物もしましたが、写真を撮ることに夢中で、かなり長居をしました・・・