若い人達へ

若い人に夢を託してお願いをする

先生を大切にー子ども指導してくれる指導者である、尊敬すべきです

2010-04-10 07:27:27 | 日記
以前の私に記事に、「讀賣新聞に「降格希望の教員最多」「責任重く耐えられない」と言う記事について投稿しました。

『 日本の時代を担う子供たちを育てる先生方が苦しんでいます。それでは良い教育が出来ないのではないでしょうか。

 昔は、先生は権威がありました。それがどうしてこうなったのでしょう。

 教育委員会は先生の立場を守る働きをすべきです。父兄からの苦情は教育委員会が押し戻すべきです。安易に先生におっかぶさせてはいないでしょうか。

 モンスターピアレンツ等に全面的に対抗するべきです。公開討議にして父兄同士で考えさせたらどうですか。一歩引くとまた押してきますよ。

 その他原因を分析し対策を立てるべきです。こんな状態では優秀な人は教員にならないのではないでしょうか。

 父兄も先生に文句を言いすぎていませんか。先生を育てないと子どもは育ちません。子供が育たないと日本は沈没します。』と書きました。

2010.4.8産経新聞に
『大阪府内の公立小中高校、支援学校の教員のうち「こころの健康」に不安を感じている人が57・7%にのぼることが9日、府教委のアンケートで分かった。こころの病を理由に休職する教員が、この20年間で3倍に増加したことなどを受け、大規模な実態調査を実施。府教委は「6割近くの教員が不安を抱えていたのは想像以上。勤務時間などを検証したい」と話している。
 アンケートでは「こころの健康に不安を感じていますか」という問いに対し、全体の57・7%の教員が「強く感じている」「少し感じている」と回答。
 年代別では、50代が一番多く61・3%が不安に感じていた。
「だれかに相談したか」と尋ねた質問には「相談した」と回答した人は、20代で67・0%。一方、50代は44・4%で、年齢が高くなるにつれ、強く不安を感じているにもかかわらず、相談しない傾向があることがうかがえた。

 また、不安の原因を尋ねた質問では「勤務時間が長い、仕事量が多い」(36・3%)が一番多く、次いで「職場の人間関係や雰囲気」「保護者との人間関係」「児童・生徒との人間関係」と続いた。
 府教委に対して意見を求める欄には「相談ができる教員OBを配置してほしい」「しんどい先生がしんどいといえるあたたかい職場作り」といった記述があったという。
 府教委は「早い人では40代で教頭になる。年齢があがるにつれて、職場でも中心的な役割を果たし、責任が重くなることが、こころの問題にも影響しているのではないか」と分析している。

■教育評論家の尾木直樹法政大学教授の話
「教員は子供と向き合う仕事なので心に不安を抱えた状態では不健康。教師が意地悪な指導をすることもありうると、親は安心して子供を預けられない。6割の教師が心に不安を抱えているのは重大な問題だ。ただ、勤務時間の長さなどの問題にはすぐにでも対策がとれる。手を打つなら今だ』とありました。

4.9NHK「あさイチ」で"エスカレートする親たちの要望”と題して父兄からのクレーム対策を取り上げていました。
「保護者対応に手引き」が教育委員会から今年に入って続々とまとめられていると報告していました。
様々なトラブルの事例が載っている、実際どんな様子だったのか再現していました。

第一話無理な要求
「うちの子から目を離さないで頂きたいのです、ずーっと」
「お母さんそれは無理です、教師には他にもやらなければならないことが有りますし、」
「子どもがけがしないように先生が監督するのは当たり前のことではないですか」
「はー、しかし、子供たち全員を把握することはできません」
「他の子はどうでもいいんです。私はこの子をピアニストにするのが夢なんです、遊んでいるときに指に怪我でもしたら、取り返しのつかないことになります。」
「はー、」
「もう兎に角この子が休む時間に外に出ないようにずーっと見てるって約束してください!」
・・・・数日後
子どもが床に座って、痛そうにしている、
「大丈夫?えっ!指?あー痛いよねー。」
・・・・
「「いったいどう言うことなんですか、あれほど言ったのに、うちの子に怪我をさせるなんて、先生の職務怠慢ではないんですか、先生のせいでうちの子がピアニストになれなかったらどう責任をとってくれるのですか・・」

第二話執拗な相談
息子が部活の顧問にしかられ落ち込んでいると相談
「もう息子が可哀想で・・」
「大変でしたねー、でも大丈夫ですよ、私が顧問の先生にちゃんと伝えておきますから、」
「有り難うございます、本当に信頼できるのは先生だけです。」
・・・・・
その後
「先生、」
「どうされました」
「ちょっとご相談が」
・・
「息子が最近あまり学校の話をしないんですが、いじめにあったりしてはいないんでしょうか?」
「仲良くやっています。何かあったら直ぐにご連絡しますよ」
(些細なことに相談に来るようになった)

さらに
電話が鳴る、子どものお母さんから
頻繁に電話もあり、深夜に及ぶことも
「お母さん、さすがに今回は心配しすぎじゃないですか」
「子どものことを心配するのがいけないんですか、先生を信用していたのに、裏切られました、謝ってください、私傷つきました。」
(母親は要求をエスカレートさせ教師は精神的に追い込まれていった。)
「申し訳有りません、そう言うつもりで言ったのでは」
・・・
これは誇張でなく、実際によくある例だそうです。

いやー、上記2例でも私だったら悩んでしまいます。

手引きの中で学校側が道対応すべきか書いてあります。
①夜中まで電話をしてきる親に対しては
 対応:相手との適切な距離を保って巻き込まれないようにすること(横浜市教育委員会)
    出来ないことに対しては軋轢を覚悟の上でハッキリト拒否の姿勢を示す

なぜこのような手引き書が作成されているのかについて
大阪大学大学院教授、学校と保護者の関係を良くするための研究会主催、小野田正利さん
私はモンスターと言う言葉は使わないという風に下方が良いと思っています。モンスターって怪物ですから先生も親御さんから言ってきた要求をきちっと向き合うという姿勢が無くなってしまい増すね。
親御さんの方も自分がモンスターピアレントと思われたくないと言うことになると、本当に正しい要求も言えなくなると思うんです。
ただ、要求は増えているんです。その時に親御さんの要求だ増えてきていると実感している先生が増えている。

先生が参っている実態ですね

先生が萎縮してしまうと言う事が全国で起きています

先生は強いというイメージがありましたけどねー

げんこつで叩かれて親に言っても「お前が悪い」いわれた。親が学校に行くなんて特別でしたねー、来ないでくれって言われてました

小野田さんは
「クレームは悪くない、問題は要求が正しい要求華道かです。それから要求の出し方、ここのいくつかの難しさがあると思っています。」
学校と親もつきあい方
①ためすぎない:小出しにしておくと受け取れるのですが貯めてドーンと出されると受け取れない
②自子チュー:我が子中心、親は子供のためと思っているんですが本当に子どものためになっているのかを振り返ることが必要です。子どもだって他の子どもと遊びたい、その気持ちを大事にして上げる、ここが大事だと思います。
③お互い人間:教師は完全無欠のスーパマンではないんです。先生の自宅まで夜電話をかけたり・・そこの難しさがあります。お互いの立場を推しはかる

この三つあまりにも常識的と思いますが・・
そうですねー、こういう要求が沢山増えてくる中で先生が萎縮してしまって鋭意教育活動が出来ない、そう言ったことです。

20年前までは子どもや保護者は決めたことに従うのは当然だと言う意識が強くあった。

今ようやく対等にものが言える時代を迎えた、そんな中でどう新しい関係作りをするか・・と言うときに来てるのかなと思います。

私は無理難題要求、イチャモンって言ってるんですが、クレームというのはそれ自体難しいのですが、ひょっとしたらそれはつながるチャンスかも知れない。

子供たちのことを第一に考えるべきです。

日本子どもは正しく育っていません。
中国、韓国、等の子どもと比較しても勉強する気力に欠けています。
世界に負けない子に育ててくれるのは親も頑張らなければなりませんが先生にお願いしていることが大きいのです。

そう言う先生を痛めては子どもは育ちません。

子どもの携帯も減少傾向とか、NHK朝ドラ「げげげの女房」の時代、テレビも無かったのです。映画も禁止されていなした。テレビは一臆総白痴化すると言われたのです。そしてその方向に進んでいます。その上にゲーム機、携帯・・子どもをむしばんでいます。

子どもには勉強に集中するときです。そして先生を大切にしないと優秀は教育者が育ちませんよ。

取りあえず、先生にイチャモンをつけるのは止めるべきです。




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