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トランス脂肪酸ー摂りすぎると動脈硬化や心筋梗塞等の危険性を高めると

2010-04-13 21:51:18 | 日記
トランス脂肪酸は摂りすぎると動脈硬化や心筋梗塞等の危険性を高めると指摘されていて、国の食品安全委員会はどれくらい食べるとこうした病気のリスクが高まるのか安全性の検討をはじめました。

マーガリン、そしてケーキなどのお菓子に使われるショートニングこうした食品に比較的多く含まれるのがトランス脂肪酸です。
植物性のアブラを固体に加工する際に出来ます。

カナダ産のマヨネーズには1回の使用料あたりトランス脂肪酸0.2グラム含まれていると書かれています。

摂りすぎを防ぐためアメリカでは加工食品にどれだけ含まれているか表示することが義務化されています。WHO(世界保健機関)トランス脂肪酸の摂取量を食事で摂るエネルギーの1%未満にするよう求めています。

一方日本ではこれまでは脂肪分の摂取量が多くないとしてトランス脂肪酸の規制は行われませんでした。

東京大学の佐々木敏教授は226人のトランス脂肪酸摂取量を細かく分析したところ、WHOの基準より多い人が全体の16%いることが分かりました。多い人の割合は男女で差があり、男性より女性の方が全体的に摂取量が多いと言う結果でした。お菓子の摂りすぎが原因だと分析しています。

日本でも4月12日に初めて国としての摂取量と心筋梗塞の関連など安全性を検討する食品安全委の専門調査会が開かれました。詳細なデーターが必要だとする指摘や規制を求める意見が出されました。国ではトランス脂肪酸の表示のガイドラインを夏までに作ることにしています。

佐々木教授「規制とか表示というものは有れば役に立ちますけれどもそれだけでは今回予防しようとしている病気を予防しきれるものではない。食品の中野良い悪いでなくて自分たちの食べ方、そこまで考える一つのきっかけにしてもらえるようにすべきです。」


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