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花守

四季の花はそれぞれやさしく咲きこころなごみます
折々に咲く花を守りこころかすめる思い出など綴ってみたいです

今では

2016年01月09日 08時34分07秒 | 日記

先日「お姫さま抱っこ」がテーマになっているブログに出会いました
私思い出すことがあるのです
結婚を機に退職する私のために職場の方がたが送別会を開いてくださいましたときの
ことです
会を終了して次に軽く茶話会になるところ夜の道端に皆が揃って立っていて男性が
“妻をめとらば才たけて”と歌いだし

それは突然の出来事でした お酒が入っていたとは言え
何てことでしょう
先輩の男性が急遽私を軽々と抱っこしてしまったのです
ふいをつかれた私大いに取り乱してしまい
大声で「わあ!止めて!降ろして!わあ!」
私本気でどうしようもなく驚きでした

暗いとはいえ公共の路上での不意の出来事なのです
ようやく大暴れの私が降ろしてもらったら傍にいた後輩の女性が
「今度はわたしよ」といって抱っこしてもらってその人は嬉しそうに
にこにこ顔でした
私は「ほう あの人はえらいね」と思ったものです

何十年も経った今頃そのことを想うのですが
私を抱っこした男性の心理分析など難しいことですが何だったのでしょうか
一つにはどんな反応があるか知りたいと思われたのでしょうか
また純粋に考えるともう生涯逢うことがないだろうお嫁に行く者への
一つの動作だったでしょうか
推し量ることも難しくおもいますが
先輩で妻子ある知的な男性に私は取り乱してしまって失礼だったかしら 
あんなに大暴れしてしまい静かでいられなかった私を今では反省するのです



冷たい今朝咲いていました