毎年春になると高校時代の友人三人で一泊してとめどなくお喋りをします
皆 故郷を遠く離れて暮らしています
滋賀県の友人が今年のお世話役ですので
昨日 4月か5月にお逢いしましょうと嬉しい便りが届きました
勿論企画者の意のままに
高校を卒業して何十年も経って 何故？
友人の中の一人のご主人が行方不明になられたことがきっかけです
そのご主人は高校の美術教師をされていましたが
ある日公園にスケッチに行かれて行方不明になられたそうで
お気の毒に思いますのは少し痴呆になられてその頃にはもうスケッチも
何が描かれているか他人には解らない状況だったそうです
そんな事情をお聴きしてそんな大変なことになっておられたとは
とにかく会いましょう あってお話ししましょう
お話しを聞くことによって少しはこころの重い悩みが楽になることができれば
でも不思議なのです
お互い顔を合わせるとその深刻な会話は結局殆ど触れなかった気が致します
何なのでしょう
行方不明は7年で死亡とみなされるようですから本当のお別れが近いかも
しれません
人生にはいろんなお別れがあるにしてもこんなお別れに遭遇するとは
悲しすぎます
