VIVIEN住生活総研

住生活ジャーナリストVivienこと藤井繁子が、公私を交えて住まいや暮らしの情報をお届けします!

モンマルトルへ

2006年08月31日 | France2006

今日は、リンダがユーロスターに乗ってロンドンに帰る日なので、私は一人でバスに乗ってモンマルトルへGO!

前回、激安の素敵な洋服を見つけ虜になってしまった店に、今回も突撃。大満足!!
今回は「TATI」という有名激安店にも入って、インテリア雑貨などを買い込んだ。

その足で、サクレクール寺院の前を通って、グルット周りテルトル広場まで出た。
お馴染みの似顔絵描きさんがイッパイ、アジア系の画家の多いことに驚いた。
「10分で1枚、EUR50。でも学生価格EUR40にしてあげるよ。どう?」と英語で勧誘するオジサン。

高いよ! 私は既に、そのEUR40さえサイフに無かったのだが・・・・・

モネ ー睡蓮ー

2006年08月30日 | France2006

そして何といっても、ここ「モネ -Les Nympheas(睡蓮)-」の間。

2間に渡って展示される曲線卵型の部屋では、モネに眠り薬を飲まされたようにモウロウとなる・・・

以前、モネの家&庭を訪ねてジィベルニーまで行った。
睡蓮の時期には少し早かったが、「日本橋」が架かった柳の茂る池は幻想的だったのを思い出した。

オランジュリー美術館

2006年08月30日 | France2006

リンダと待ち合わせしたのは「オランジュリー美術館」。2004年からの改装が終わったので、楽しみにしていた。
宮殿風の古い外観を残したまま、内装は鉄骨とコンクリートで近代的に生まれ変わった。

日本人が大好きな印象派のコレクション。
セザンヌ、ルノワール、ゴーギャン・・・・そして

グラン・ルーブル

2006年08月30日 | France2006

今年は「ダ・ヴィンチ コード」のヒットで、米国人と日本人観光客が押し寄せているパリ。
その訪問に欠かせない、ルーブル美術館。

なので今回、私はルーブルをスキップして外からグラン・ルーブルを撮影して素通りした。
とても天気の良い日で、マレ地区からズーっと歩いてセーヌ川&チュイルリー公園まで来た。

ピカソ美術館

2006年08月30日 | France2006

今日は、リンダとピカソ美術館で待ち合わせ。
実は、リンダはロンドンで絵を描いている。個展をしたり教えたりしていた。
「昔、来てとても良かったので、また来たかったのよ」と、熱心に鑑賞する彼女に
私も、教わりながら堪能した。

ピカソは、1881年生まれ。23歳からパリに住むようになったようだ。
絵画だけでなく、工作のようなオブジェや埴輪のような焼物も。
中庭では、Gastel夫妻のパーティで作ったような工具を活用した彫刻などもあった!

「ギターのモチーフが多いね?」「そりゃ、スペイン人だからよ」とリンダ。
裏庭のオープンCafeで、お茶を飲んで夏の陽射しが戻ったパリを満喫した。


パリでも朝はJogging

2006年08月30日 | France2006
海外旅行中には歩きつかれたり、食べ過ぎたりで調子を崩すので
できる限り、朝は走ってエクセサイズをするようにしている。

春に行った、ミラノ&ロンドンでもNiceスポットを見つけて走ったが
今回パリも、大都会なので道路の空気は東京と同じく悪い・・・

ただ10分ほどで、パリ最大の墓地「Pere Lachaise(ペール・ラシェーズ)」に入るので
墓地とはいえ、木々が生い茂り車からも離れ静かで気持ちが良い。

有名人のお墓がたくさんあって人気の観光スポットである。
バルザックの墓前を、走って失礼!


【写真右】は、2日目からのジョギングコースにした自然保護公園。(犬も入れない)
アップダウンもある回遊型の公園で気に入り、パリジェンヌに負けないよう走っていた。

Shopping・・・in Paris

2006年08月29日 | France2006
今回、お買い物はインテリア巡りを中心にしたかったので
日本の「ELLE DECO」誌を、持って行った。
その中から、【写真左】サン・ジェルマン・デ・プレ地区の高級オリーブオイル製品「JEAN LEBLANC」
【写真左中】マレ地区の壁紙&インテリア「The Collection」で念願のお買い物!

あと、モダン建築【写真右中】ポンピドゥーセンター(近代美術館はEUR13.00もしたので入るのを止めた)
【写真右】レ・アール界隈をリンダと買い物しながら歩いた。

実は5×歳になったリンダ。流石に2日目からはお疲れモードだった・・・


ノートルダムからサン・ジェルマン・デ・プレ

2006年08月29日 | France2006

小雨の中、シテ島を歩きノートルダム大聖堂へ。
ロウソクを燈すリンダ。 バラ窓は、曇り空でも輝いていた。

お昼は軽く、Cafeで。 私はフランス気分を‘Croque madame(クロック・マダム)’で味わった。
     ※クロック・ムッシュ(Monsieur)に、目玉焼きがのるとMadameになる。

その後、St Germain des pres(サン・ジェルマン・デ・プレ)まで歩き
パリで最も古い教会の一つを拝み、ゴッホなどが集ったCafe「ラ・パレット」で一息。

Sainte-Chapelle

2006年08月29日 | France2006


日本人にもお馴染みである『Sainte-Chapelle』で、リンダと待ち合わせ。
                
シテ王宮の、『Sainte-Chapelle』【写真左】と『Concirgerie』【写真右】がセットになったチケットを購入し

煌びやかな13世紀のステンドグラス、Sainte-Chapelleには日本人は多かったが
Conciregerie(門衛所)は、日本人は少なめ。リンダはこちらに関心が高かった。
フランス革命時、牢獄として使われた為、その歴史が再現&展示されている。

何といっても、38歳で処刑されたマリー・アントワネット王妃の独房【写真右下】や
ロベスピエール自筆の書【写真右上】も、生々しい革命時代を感じさせた。


Paris、初日

2006年08月29日 | France2006
パリでは、Gastel夫妻のアパートをお借りする。
1ルーム&ロフト寝室付の小さな部屋だが、バスティーユの近くでメトロが徒歩1分のCharonne駅はじめ3駅に近く便利。

前にもお借りしたので、パスワードと鍵を持って現地に行ったが・・・何故か開かない!?
ニコルの携帯電話へ、Helpコール。「おかしいわねぇ、近所の店に入って電話を替わって。」

隣のレストランの方と話してもらったら・・・・・
私が1件、マンションの入り口を間違っていたのが判明(恥)!?
1階の中華料理屋が改装中で閉まっていたのと、夜暗くて、分からなかったのデス。


翌朝、リンダとの待ち合わせに向かう前に
バスティーユ交差点で、Cafeに入り朝食を取った。
カフェオレ、クロワッサン付で。と調子よく注文したのだが・・・

テーブルには、クロワッサンが2つバスケットに入って置かれている。
もちろん焼きたてのクロワッサン、とても美味しいが結構、大きいので
躊躇しながら(食べすぎかと)、2つとも食べた。
でも実は、料金には1つしか入っておらず、もう一つ食べてしまった私は追加料金EUR 00.50(70円くらい)を払うことに。
    ※クロワッサンは1個がセット。じゃ、2つ入ってる残りは、そのまま次に使うわけ???


と、パリが初めてのような失敗から始まった初日であるが
曇り空のセーヌ川へ出て、エッフェル塔が見えた瞬間。「Parisだぁ・・・」と実感。

Parisへ向かう

2006年08月28日 | France2006
Soissone駅から電車(SNFC)で、ParisのNord(北)駅に向かう。
1時間強の乗車時間だが、4-5駅しか止まらない。料金もERO15.00(約2200円)とチョットした旅だ。


月曜の昼間なので込んでおらず、スーツケースも迷惑にならずで良かった。
田園風景を堪能し、5階建てのマンシションが見え始め、日本企業のロゴが入ったビイルが現れると
そこが終点、Paris「Gare-Nord」駅。

プラットホームを歩いていると、向うから駆けてきたリンダが見えた!
(リンダはロンドン在住の英国人、13年前に私がロンドンで滞在したランドマザー)
日本から来る私にパリで再会する為、都合を合わせてロンドンから来てくれたのだ。

北駅内のレストランで、夕食を取りながら
20才になる娘のジェシカの事や(今年の2月、日本へ私を訪ねて来た)、仕事の事
親戚が居るオーストラリアへ行ってきた事など、話すリンダはロンドンの彼女より生気がみなぎっている。

というのも、パリはリンダにとって特別な街。
若い頃、数ヶ月間だがパリのアメックスで仕事をしていたらしい。その時、フランス人の彼氏がいたという事。

そうかぁ・・・甘い思い出が一杯の街なんだ。





Soissons最終日

2006年08月28日 | France2006
今回初対面にもかかわらず私を泊めて下さったGastel夫妻の友人、SoissonsのViet家とも今日でお別れ。

私がお借りしていた部屋から見える、町のシンボル・サン・ジェ・デ・ヴァン教会。


クロード夫人は今、Vite家の【Family Tree Book(家系図)】を製作中。
今年、初孫ができたので、作りたくなったようであるが
ご先祖が戦争中に、ズボンのポケットでクシャクシャになって残していた写真などその一つ一つに物語があった。
ご近所に住む、お母様にも手伝って頂きながら
昔の人たちの情報を役所などから取り寄せているようだ。

お礼のランチに、パーティで作った巾着寿司の残りを使って
前菜風に、ちらし寿司と味噌汁を作ってみた。

84歳のクロード夫人のお母様にも食べて頂いたのだが、思いの外「美味しい!」と全部平らげてくれた。



祝宴の終わりに・・・豚の丸焼き!

2006年08月27日 | France2006


さてさて、最後のランチは昨日から庭で10時間以上、丸焼きにされている“豚”!
初めて見る、豚の丸焼き・・・・デカイ!

昨日、血を流した顔を見た時は可愛そうな気がしたが、
このオシリを見ると、「スゴク美味しそう・・・。」
全部キレイに食べてあげれば、豚も本望だろう。

目の前で切り分けられた豚に、野菜のラタトゥーユとクスクスを添えて。
豚は弾力性のある肉感、脂が落ちてヘルシーな味わい。

ランチを食べながらも、次々と余興は続く・・・

【写真右】80代のおじいさんが、一日目のワークショップだった「無くなった古いフランス語」を
現代の少年の出で立ち(斜めかぶりの帽子がカワイイ)で、ラップ調に紹介!

おばさま方が、歌詞カード(Book?)を持ち出してシャンソン大会。
ここでは日本のように、伴奏のカラオケはいらない! 皆、歌好きなのに関心。

ニコルが持ち出したのは、子供向けに作った“キャベツ”の絵。
「ママ、私はどこから生まれたの?」「あなたは、ココから生まれてきたのよ。バァー」
フランスでは、コウノトリが運んできたバージョンの他、このキャベツの中バージョンがあるらしい。


3日間40人ものパーティーを仕切っている姿を見ていて
さぞかし疲れただろうに…と尋ねたら
「全然!これが人生と言うものよ、楽しいでしょ」、と答えるニコル。

明日から私は、ガステル夫妻のパリにあるアパートを借りて過ごす予定。
帰国までパリで過ごそうかと思ったが、ガステル家も親戚が帰るので部屋が空くようだし、
パリを5日間で切り上げてに戻ってくる事にした。

行くのを止められないのは、パリでロンドンの友人リンダと落ち合う事になっているからだ。
リンダ、ちゃんと来るかなぁ…