VIVIEN住生活総研

住生活ジャーナリストVivienこと藤井繁子が、公私を交えて住まいや暮らしの情報をお届けします!

旭化成ホームズ中間決算とニチアス対応

2007年10月31日 | 住宅業界
今日は旭化成ホームズ(株)の中間決算報告会が予定されていたが、前日にニチアス(株)による大臣認定不正取得の会見が行われ
今日もその内容について、まず波多野社長(中)から説明があった。
 左:清水取締役と右:瀬川経営管理部長

ニチアス(元、日本アスベスト)の不正によって特にヘーベルハウスが影響を受けるのは
[建築基準法の1時間準耐火構造]および[住宅性能表示制度の耐火等級で最高等級4]を達成し
耐火性能が高い住宅であることを他社と差別化してきた為。(建築基準法では30分耐火でOK)

その耐火建材を、ニチアスしか製造販売できなかったという話を聞いて驚いた。
(過去には松下電工も製造したいたが売れ筋商品出ない為製造中止)
そのような状況で圧倒的メーカーであったことが、不正の根にあるのかも知れない。
この対応で旭化成ホームズは、4万棟近くの当該物件を全て改修する。

この事件以前となる上半期の業績内容については、6月の建築基準法改正により約13%ほど棟数で遅れが出ているなど
メインの建築請負事業が減収減益の中、リフォームなど関連会社は好調。連結売上1669億円(昨対▲1.3%)営業利益48億円(同▲10.2%)。

中間決算発表にニチアスの影響は反映されていないが、
下方修正された通期連結売上3950億円(昨対▲2.6%)営業利益240億円(同▲12.7%)も厳しい状況が予測される。

東京ミッドタウンDESIGN TOUCH

2007年10月31日 | 社会・文化
東京ミッドタウンで[DESIGN TOUCH]なるイベントが開催され、東京ミッドタウン・ホールのプレオープンを見に行った。

ホールAでは、 DESIGN DNAゾーンとJapan Valueゾーンの2ゾーンで各種プロダクトが展示されていた。
  
フランス・ブースでは、LigneRosetのスタンド照明のデザインが目を引いた。
 
 イギリス紳士の象徴、ステッキがポップデザインに 
Japan Valueゾーンでは、喜多俊之デザインの伝統工芸職人とのコラボ・コレクション(左、今年のミラノサローネで発表)など。
  
一方、外のミッドタウン・ガーデンでは「INADA Stone Exhibition」。稲田御影石を使ってJAGDAがデザイン。
  
東京ミッドタウンはデザインの発信地にと[東京ミッドタウン・デザインハブ]や[サントリー美術館]、[21_21DESIGN SIGHT]など施設も充実しているが、今回のイベント運営などのソフトもこれから充実してくることを期待したい。


ご一緒した高原姉妹と、ガレリア2階の「VINOTECA」でItalianランチ。(築地でお寿司を食べたのに・・・まだ入る私)
 Pizzaが大きくて食べ応え十分!
ワインで四方が囲まれたエントランス。見晴らしの良い窓に面してカーブを描いたカウンターテーブルが面白いインテリアでした。

築地市場内でお寿司

2007年10月31日 | Friend
リクルートのオフィス近くにあるが、行った事がなかった築地市場
我々が八重洲へ移転する前に総研の仲間とお寿司を食べに行くことにした。(市場の仕事もしていた元同僚、石井君の案内にて) 

場外にも‘ターレー(電動荷車?!)’が行き交い、午前中は活気のある界隈。“アニー伊藤(テリー伊藤の実兄)”玉子焼屋さんも。
 

AM10時前、既に30分待ち行列の場内人気寿司店『寿司大』。
2軒隣の『寿司大和』との「違いは最後の一品を選べるか決まっているか、美味しさは同じです」という石井君の言葉に
 
次のアポイントに時間が無かった私は迷わず、2人待ちだった『寿司大和』へ入る。
[おまかせ]3500円也。イクラの細巻きは初めて、生海老が新鮮で美味しかった。
穴子と炙ったエビのワタ
平日10時、行列30分並んでまで食べたいかどうかは疑問だが、素朴で美味しいお寿司であった。

お腹イッパイになり、場内を見物して帰った。ガイドブックを持った外人観光客が目立つ。マグロ、でかい?!

住団連、経営者景況感

2007年10月30日 | 住宅業界
住宅生産団体連合会(住団連)から四半期ごとに発表される、低層住宅に関する「経営者の住宅景況感」。
H19年7-9月の実績と、10~12月の見通しが発表された。 (16社の住団連会員企業トップへのアンケート)
 
浅野専務理事(左)と矢部部長から、今回も4四半期連続でマイナスの実績が発表され
受注戸数・金額ともに、見通しと大きく乖離したままである。

建築基準法の改正による確認申請の遅れについて、大きな影響は無いようだというコメント。
とすれば、注文住宅市況は深刻な状況にあるということである。
それを表す数字として、今年の新築着工戸数の見通しは平均値で119.5万戸と前7月の予測126.3万戸を大きく下回った。
                      (この程度で収まらない気がするが・・・)

他の経営指標においても[新規採用人員(左)]は‘増やす’が減少、[広告宣伝費(右)]も‘減らす’が増加。
1年を通じて減少基調が続く

カテゴリー別では【低層賃貸住宅】の受注戸数のみ四半期以来のプラスに回復した。大都市圏を中心に実績を伸ばした模様。

発表会見後「あまり暗い話ばかりもナンなんで・・・」と佐野部長から、「家やまちの絵本」コンクール結果の報告があった。
 
3回目の今年は、昨年の6倍近い632作品の応募で飛び出す絵本など内容充実。
文部科学大臣賞奨励賞(子供の部)の「ドッグザウルスと家のしま」にも子供の描く住まいが。
着工数が減ろうとも、我が家への夢は子供も親も変わらず大きいものだろう。


金融庁課長、REITと金商法

2007年10月26日 | 住宅業界
日本不動産ジャーナリスト会議の研修会、今日は新築された霞が関の合同庁舎7号館37階に移転した霞山会館にて開催。 
文部科学省や金融庁が入る高層ビル。重厚な石造りのロビー。
   
昭和3年、ここに建設された東亜同文会本部の建物模型。それを復元したクラシックな窓や内装。
  
研修会は金融庁監督局証券課長の森田氏が「不動産投資市場の現状と金融商品取引法について」レクチャー。
 前職はIMFのお仕事でワシントン勤務

金融商品取引法(金商法)が9/30に施行され、多数の照会等混乱は続くものの
投資家保護のために、2つのスタンスで運用しているという解説があった。
1つは【横断的】に対象商品・業務(私募不動産ファンドや学校債、かの‘L&G’などマルチも範疇?!)を拡大し
もう1つは参入規制の【柔軟化】を図って、日本市場の魅力を失わないようバランス運営するということ。

不動産ファンドでは鑑定評価を含めた利益相反取引の防止など、国交省とモニタリングで協働する。
市場の公正さへの信頼が失われたり金融革新が広く享受できない市場であると、市場参加者の厚みがなくなる。
外国人主導の市場となると、一気に外国人が市場から引いたときの影響が大きくなるとのこと。

私は在米の知人に半年前から「日本以外のアジアを買え!」と言われ続けている。
森田氏からも「外国人投資家からは、日本市場の魅力が薄れつつあるとの声も聞く」と。
また、サブプライム問題の収束は大統領選挙戦の行方と関係してくるなどアメリカ通のお話も伺えた。

日本市場が世界の目を再度振り向かせる為に、相当努力を続けなければならないようだ。

「あったかハイム」

2007年10月25日 | 住宅業界
積水化学工業が11月9日から実施する「あったかハイムキャンペーン」についての発表会が、コンラッド東京ホテルで行われた。
 ホテル特製の‘あったかスウィーツ’も振る舞われ

個室別の冷暖房が主流の日本住宅で、冬に高齢者がヒートショックにならないなど快適な
全館暖房システム【ウォームエアリー】の採用を強化するキャンペーンを展開。
 
床下に設置する蓄熱暖房システム〈ウォームファクトリー〉と連動して熱交換型第一種換気システム〈エアファクトリー〉を採用し
今回更に加湿器も搭載して、ハイムの基本性能である基礎断熱・高気密高断熱で実現する全館暖房システムが【ウォームエアリー】。
深夜電力料金時に蓄熱する事で、経済性もアピール。
 これが吹き出し口、何ヶ所か必要なので家具の配置を計画設計しないと…また、床暖房同様に床材は限られる。(無垢材は使えない)

今日は蓄熱暖房や加湿が美容と健康に良いという視点で、木場の展示場では
女優の原沙知絵さん(左)とビューティーアナリストの岸紅子さんがトークショー。
                    (1m前に座って聞いていましたが、お二人共若くてツルツルでした)
  
岸さんによると美容のトレンドは‘入れる(サプリ)’→‘出す(デトックス)’→今は‘巡る’、“巡りブーム”らしい…
何やら、気・水などを巡らせるらしい。実は私、この分野に疎くオヤジ級! 耳体操でリンパを刺激して…と実演の岸さん。

さて、「あったかハイムキャンペーン」ではCMのダンスにちなんで、ダンスコンテストも開催するなど複合的な展開。
 
ひびのこずえさんデザインの衣装が可愛い!    【ウォームエアリー】採用率70%が目標ということである。


ハロウィーンでお祝い

2007年10月24日 | Friend
元関西「住宅情報」の後輩で、現在米国在住の西川裕子さんが目出度く!ダンナ様を現地調達し、
日本の皆様へのお披露目に帰国し、Halloween Partyを兼ねて友人がたくさん集まった。
 
ダンナ様のJohnさん(バットマン)はとても優しそうなNiceGuy

 
ハロウィーン好きのTimはCrazyManでノリノリ、ドラキュラ安東くんと。可愛いカリナちゃんは先輩小野さんのお嬢さん!
 
リクルート社外の方々や、大阪からも友人が駆けつけ同窓会風に盛上がった。 
  
あれっ?山本さん、それはクリスマスでは・・・ 幸せそうな裕子ちゃんと、元気そうな皆さんに会えて楽しいPartyでした
 






長寿命住宅と消費税、シンポジウム

2007年10月23日 | 住宅業界
住宅生産団体連合会主催の住生活月間(10月)の記念シンポジウム《住宅の長寿命化と消費税》が
水道橋の住宅金融支援機構「すまい・るホール]で行われ、私もパネルディスカッションのパネラーとして登壇した。

住団連の浅野専務理事のご挨拶後、まず東京大学生産技術研究所の野城教授が基調講演
   
「住宅の長寿命化による資産価値向上のために」というテーマで、
200年住宅ビジョン(自民党)のいきさつなど、何故住宅の長寿化か?ということからお話しされた。

教授曰わく‘貧困トラップ’にはまっている日本人の住宅事情。その根源は、ローンは残っても資産価値は残らない日本の住宅。
それを解決するための一つの対策が、200年住宅ビジョンであり長寿命住宅であると。

それを解決する手立ての一つが、既存ストックを活用して「5割のコストで7割の満足の実現」を提供し
既存住宅に継続投資する事で資産価値を維持する対策案が提示された。
  
スケルトンインフィルの取り組み事例や、電子家歴書[スマイル・プロジェクト]
住宅履歴情報整備検討委員会(財団法人ベターリビング)の進捗が紹介された。
 
こぼれ話では、‘家歴書’の提唱を05年にはしていたのに、07年他者に商標登録されてしまって使えない事情も。

実際の履歴としては、設計図が現場変更で現況と違って信頼できないとか。確かに・・・配線・配管は図面アテニなりません。
その点は現場での施工写真(携帯電話撮影とか)が重要になるというお話も。
先日の積水ハウスの自然観察システムもそうであるが、日本の携帯電話は多様なシーンで活用できるツールだ。
後半のパネルディスカッションでは、
住団連の長寿命住宅検討会から東急ホームの関氏、全米リアルター協会の三澤氏、
住宅税制に精通しているニッセイ基礎研究所の篠原氏と私の4人がパネラーとしてプレゼン後
野城教授の司会でディスカッションを行った。
 (控え室にて)
私は生活者を代弁する立場で、調査結果を用いながら住宅の[長寿命・耐久性]や住まいに対する価値観などを紹介した。

社会的、環境的に住宅が長寿命であるべきなのは理解できても
いざ住宅建築・購入の際、コスト高になってまでこだわりたい項目にはなっていないので(断熱性や耐震性と比べ)
強制的な制度か優遇税制などが必要。200年住宅絡みの法案がこれから出てくるということであるが
ビジョンどおり、住まい手が豊かな住生活を感じられる制度になる事を期待する。

また消費税の在り方では、諸外国との違いや米国の住宅投資政策が紹介され(サブプライムローン問題で少々説得力に欠けるものの…)
住宅の長寿命化によって税負担を、所得時(消費税)から保有時課税へ検討すべきというのが住団連の提案。

私の方からは、消費税問題で購入者が駆込んだり右往左往させられる事の無いよう業界としてのケアをお願いした。
(前回96年の駆け込み需要後に打撃を受けたのは業界の方であったが)

これから政府の消費税論議が高まるなか、住宅への対応が注目される。

流山市のまちづくり顧問に

2007年10月22日 | 社会・文化
リクルートの住宅情報が千葉県流山市長に取材をさせて頂いたご縁から、千葉県にすら何も縁の無かった私が
[流山市まちづくり顧問]をお受けすることになり、今日、第一回流山市戦略会議に出席した。

会議の座長は井崎市長(写真、真中)。米国の大学院卒、コンサル経験などを経てH15年より市長を務められ、
今年2期目を迎え、理想のまつづくりに向けて益々エネルギッシュに推進しておられるご様子。
石原副市長(右から2人目)はじめ各課の関係者が多数参加されていて、その熱心さが伝わる!
企画財政部マーケティング課には民間から採用された西田課長(右端)

第一回目の議題は井崎市長からのプレゼンテーション「流山市の現状と課題」。
現在までの成果と課題に加えて、この会議に期待することを明確に提示された。
顧問は7名、私以外は皆さん各界の御重鎮。右は鈴木教育長
今日の参加者は森ビル顧問の三好氏(元経団連事務局長、左)、東京理科大の塚本理事長、日本イベント産業振興協会顧問の北本氏など・・・

流山市はつくばエクスプレスの中間地点に3駅があり、中でも「流山おおたかの森」は
沿線で‘住みたい駅’のトップに、「北千住」やライバル「柏の葉キャンパス」を抑え選ばれたほど
“都心から一番近い森の街”がキャッチフレーズのまちづくり開発と、その広報が着実に成果を出しているようである。

【子育て中の共働き夫婦】に嬉しい施設や制度が目白押しの流山市、それを日本全国にアピールするのも課題に上がっている。
そのアイデアを出すのが私の役割という事になる。



環境配慮の逗子市民まつり

2007年10月21日 | 湘南・逗子の暮らし
毎年恒例の逗子市民まつりが逗子市立総合運動公園で開催された。
午前中、私はテニスをして、ティムはMLBの中継を見て午後から出かけた。
   ※三回にレッドソックスが大差をつけたので、見るのを止めたらしいが…

いつものようにフリーマーケットや模擬店で賑わっているが、今年は環境配慮の新しい取り組みがなされていた。
あちらこちらで、学生やシニアのボランティアがビニール袋を配布し「ゴミの持ち帰り」を促している。
 
そういえばゴミを出さないよう「器や箸をご持参下さい」と折込チラシに書かれていた。
けど、忘れた私…とりあえず、食べたお蕎麦の容器と箸は頂いた袋で持ち帰る。

今回の仕掛け人、環境会議を運営する松本まちこ市会議員。(ティムとはアイドリングストップ運動で一緒に活動)
ゴミ箱を設置していないので、ポイ捨てを掃除して回っていた。
でも不思議な事に、終了時間が近くなっても例年のようにはゴミが散らばっていなかった。
今まではゴミ箱からゴミが溢れていたりして見苦しい事もあったが、一人一人の心掛けって凄いなぁと改めて実感。

動物の里親探し、和太鼓や野点なども。
 
そんな中に住宅業界関係ブース発見! ハトのマーク、神奈川県宅建業協会だ。(ちょっと子供向けにしては・・・)
     

フリマでペットフードや古着を買って、秋風がそよぎ始めた公園を後にした。

Tennis紅白戦だ~

2007年10月19日 | Tennis
私が所属する逗子テニスの≪金曜会≫、年に2回の紅白戦が今日開催!
午後には雨が予報されたが、朝9時~午後3時までお天気で何より。
 初出場の中山さんも頑張る!

平日のクラブなので基本、奥方様の会だがリタイア組みのオジサマもチラホラ会員に。 「勝ったワヨ!」と三浦さん。
 
私は、リタイア・オジサマに2戦とも負かされた・・・リタイアしても男は男!力負け。

役員の皆さんが受付運営と[お弁当&おやつ]の用意も、裏で大忙し。
 
お寿司のお弁当とこんなにイロイロなおやつ付きで感激のワタシ、中原さんと「いただきマース」。
 
2-3試合して勝負を集計・・・「今回は紅組の勝ち!」と内村会長。 賞品は‘万能スポンジ’(?!)主婦はチョー実用的。
  
「今日もお利口に待ってたわね~」と川瀬さん。
Bethは金曜会に一日中同行、私の試合待ち時間に公園を走り回るのが楽しみ。「お待たせ!帰るよ~」

携帯で自然観察、積水ハウス

2007年10月17日 | 住宅業界
積水ハウスから「携帯電話を活用した自然環境観察システム」というテーマのプレス発表会。
珍しい取り組みなので興味深く、浦安の展示場まで伺った。写真左の右端が積水ハウス「Be-Dyen's」重松執行役員がご挨拶。
 

楠CSR室長(左)と今回のシステムを監修されたNPOシェアリング・アース協会の藤本代表。
写真中、中庭の木で実際にデモをする積水ハウスのハートフル研究所の畑主任(樹木医)。エゴノキの「植栽カード」
  
H13年から「5本の樹」計画を推進し‘3本は鳥のために、2本は蝶のために’地域にあった在来種の植栽を建築時に提案してきたが
今回のシステム「5本の樹・野鳥ケータイ図鑑」は、携帯のQRコードなどでサイトにアクセスすれば
その樹木の特徴だけでなく、その樹に集う鳥や蝶の種類が検索でき
ナンと鳥は鳴き声が聞けて、感動モノ! 現在は庭木にやってくる24種が聞ける。
 MyケータイでTry!
これは施主にとっても家族で自然に関心を持つきっかけになり、来客の際には一つの自慢になるに違いない。

藤本氏から「ハナミズキは人気の庭木ですが外来種で夏に弱く可哀想、同じ種類でヤマボウシが在来種、実も美味しい。」と
地域にあった植栽を選び、実で鳥をよぶことの楽しさを教えてもらった。

畑氏は大阪本社裏に約8000㎡の‘新里山’を作って管理しているという。
「造成1年の都会でも、オオルリなどがやってくる。持ち出さず、持ち込まない循環型の運営に努めています」と
以前は殺風景だった梅田スカイビルの庭がどんな風になっているのか是非、行ってみたくなるお話しをしてくれた。 

環境面でも業界をリードすべく取り組む積水ハウス。家が建てば建つほど樹木が増えるという嬉しい活動だ。

Elizabethとの1年

2007年10月16日 | Friend
なんと今日はベスこと愛犬Elizabethが家に来て、丁度1年目の記念日であった (ウカツにも忘れていた・・・ゴメンねBeth
 「赤い羽根募金もしたのだ!」と自慢げ 

ベスは1年前、友人の中山さんが里親探しのボランティアをしていて
ハイキングのお伴になりそうな犬を探していた私達に「コーギーが来たよ」と見せてくれた夜、さっそく引き連れて帰ってきた。
たまたま中山さんちに伺ったのでその事を伝えると「もう一年なんだ~」とベスを抱っこして感無量。
 中山さんちのコリー、マリちゃんも保護犬。

中山家には4匹のワンちゃん達が居て、下のアトムも保護犬で引き取られたワンちゃん。
今日はアトムが珍しく、ベスに吠えて威嚇。中山ママに叱られて・・・シュ~ン
 足の指を骨折中のアトム君、痛そう。

私にとっては、初めて犬と過ごした1年間。(猫しか飼った事が無かった・・・)
ベスは2歳を過ぎてから引き取ったので、‘お散歩が苦手(リードも苦手)’とか‘超怖がり(小さなボールも怖い)’とか
ケージに閉じこもり切りだったトラウマもあってか、慣れるのに時間が必要だった。ビビッて、よくお漏らしもしたのだ・・・

でも徐々に懐いてくれて、ベッタリ寄り添われたりすると幸せ満開
問題のお散歩も、今はリードにもだいぶ慣れて・・・・と言いたかったが、今日も突然ストライキ!歩かなくなった。裏返り攻撃!?
  
最後の手段はリードを外すと・・・・歩き始める。 (どなたか問題解決法をご伝授下さい!) 大好きな神社へ到着。
  
神社の裏山では、飛ぶように走る!! 1年前は自分の勢いを足で支えきれず、顔面から着地して擦りむいていた。
  
境内では近所のおじ様が、通りに置くベンチを製作中だった。年寄りの町には必需品。

犬のお陰で、町の方々ともたくさん知り合えることができたり、朝早起きが苦痛でなくなったりと
私に沢山、幸せを運んでくれているElizabeth。 最近、体重1㎏増で気になりますが・・・
先住民のCleopatra女王とも付かず離れず、元気でいてくれてHappyHappyな1年でした。






トヨタホームショールームopen

2007年10月12日 | 住宅業界
トヨタ名古屋ビルに、トヨタホーム本社が移転し(トヨタ自動車名古屋駅前へ移転後)
その一階、桜通に面してショールームもオープンした。(お隣はCASSINA IXY.松下電器ビル一階に)


オープンのテープカットには、トヨタ自動車渡辺社長(中右)もお見えになって・・・・周りは緊張。
トヨタホーム森岡社長(中左)やビルテナントの社長方々とテープカット。‘名古屋巻き’のお姉さん達とプレス対応する広報の米山氏。
    

トヨタホームがショールームを持つのは初めてであるが、展示場や工場に併設したモデルルームとの違いは
トヨタホームの歴史や住まいづくりの思想を紹介する[PRギャラリー]や(豊田‘喜一郎の夢’から始まる)
 月刊ハウジングの営業担当大石さん達も熱心に見学中。

構造・性能、各種設備機器が比較出来たり(断熱材の使用量を比較展示・外壁と玄関ドアを組み合わせて)
           
最新技術の展示(時計や車のkeyにも搭載できるイモビライザーkey・透過性の太陽光発電パネル(開発品))や
 
接客スペースまでワンフロアで面積約1399㎡の大スペースにすべて収まり、営業にとって良い場に仕上がっている。
  
                  ご案内下さったのは以前、アトリスパーク刈谷でもお世話になった伊奈氏(右)。

企画展示スペースでは、インテリアショップとのコラボで
 
大空間を造れるトヨタホームの構造を表現した、可変性のあるシェルフ間仕切りの[リビング+αシーン]。

会見で質疑応答する森岡社長と清水常務。   (今年就任された森岡社長は北海道ご出身)
 
住宅事業32年を経過し戸建住宅の顧客が7万件。“人生をごいっしょに”のブランドビジョンどおり、 
 既築住宅の点検やリフォームの対応も強化してゆく」と。

この9月の業績が前年比97%と、8月まで65ヶ月に渡って前年増を続けて来たトヨタホームにも厳しい風が吹き始めた。

来年4月には横浜市港北にもショールームをオープン予定。
顧客接点の強化にショールームを活用し、トヨタ流で活路を見出してくれることを期待したい。

明海大学不動産学部

2007年10月11日 | 住宅業界
不動産学部という専門分野を持つ明海大学
その3年生向けの講義「不動産ビジネスの経営戦略」で社会人講師として一講義を昨年からお受けしていて
今日、キャンパスがある千葉の新浦安へ行って来た。

不動産産業に携わる第一線の社会人を迎えて、学生の業界に対する見識を深めてもらい
キャリアプランや就職活動にも役立つように、という趣旨のようだ。

私の他には社会人講師として不動産会社や業界団体、金融機関の方々に加えて浦安市長の講義も予定されているが
今日の私がトップバッターという事で、内容如何によっては今後の出席率にも関わる重要な役目である?!

依頼されたシラバスには、[業界動向と企業が求める人材]とあったが「内容はご自由に設定頂いて結構です」
という、担当である大杉先生のお言葉に甘えて好きにやらせて頂いた。
 
まずは不動産業界でもなく周辺産業であるリクルートの住宅情報事業について事業内容を紹介し
住宅総研の仕事Customer Marketing Researchについて、団塊ジュニア世代の調査分析を事例に話をさせて頂いた。

「不動産関連産業に、こんな仕事もあるんだ・・・」と可能性を感じてくれれば幸い。
100人以上の学生さんが真面目に(!)聞いてくれた。女子学生がまだ少なめなのは不動産業界の課題とも言える。
(米国はRealtorと言えば、女性が活躍している職種。日本の保険会社のイメージ)

教授のように話上手ではないし、人それぞれの構成になっている社会人授業であるが
早くから専門分野を勉強する学生にとって、視野を広げる為のカリキュラムとして面白いシリーズになっているようだ。