VIVIEN住生活総研

住生活ジャーナリストVivienこと藤井繁子が、公私を交えて住まいや暮らしの情報をお届けします!

慶應丸の内シティキャンパス 

2007年11月30日 | 社会・文化
慶應丸の内シティキャンパス(三菱ビル10階)では社会人向けのカリキュラムが運営されている。
交友のある慶応SFCの渡邊朗子先生が運営する産学コンソーシアム[ESL(Eco Smart Life の略)プロジェクト]の流れで続くG-ESL研究会で
お話をさせて頂くことになって初めてシティキャンパスに伺った。
 慶応MCCの茂木社長と渡邊朗子先生。

「住宅の未来:住宅市場の消費者動向 ~団塊ジュニアが牽引するマーケットとは~」として、引き続き団塊ジュニアが牽引する住宅マーケットの状況と、それに対する各住宅会社のアプローチや住宅政策、今後のマーケット予測をお話した。
 多業種のメンバーで活動されている。

私が今後期待されるターゲットや住宅ニーズを書き連ねたので、参加者から「もっと住宅マーケットは厳しいのでは?」と疑問が出た。
前提として新築住宅着工戸数の減少を割愛して話をしてしまったから、ニーズが沢山有るように見えてしまった…

事実世帯数減少前のここ5年位であれば、持家のニーズも住み替えニーズも変わらず潜在しているのだが
今年のように規制強化など内外周辺環境の影響で簡単に足留めされる脆弱なマーケットである。

結果閉めてみると、サブプライムローン問題の震源地アメリカより日本は大きく凹んでしまうのかも…
マーケット的には何か起爆剤として概念が変わるような住宅の提案を、このような研究会から期待したいとも思う。




東急湘南クラストパーク

2007年11月29日 | 住宅業界
東急ホームの宿泊体験型モデルハウス「Millcreek CLASTO」が街並みを成す「CLASTO PARK」が千葉のあすみが丘東に次いで
待望の湘南エリア(と言っても藤沢バイパスより北、藤沢市稲荷)に誕生した。7棟のデザイン様式を比較できる楽しさもある。
 
今回は敷地120㎡前後・建坪は30坪強なので、かなり現実的な大きさで展示場より生活感を出したモデルになっている。
各棟はニューイングランド・チューダー・ジョージアン・スパニッシュなど7つの外観デザイン様式のほか、
   
 
内装では「奥様」「キッズ」「団塊世代」「ペット」「サーファー」などターゲット設定も変えて提案。
 家具は提携先の大塚家具中心。 
  
ボーネルンド社プロデュースの子供部屋、ホームシアター、犬用シャワーが庭に。

森常務がご挨拶「1棟建ても含む全CLASTO宿泊体験は今まで764組、成約率は70%」営業効果が高いという事。
 2X4工法の耐震力を揺らせて解説

クラストパーク園長の坂本部長と。ドクダーズルームではEBH住宅研究所の茂木氏が健康住宅を解説。
 

体験宿泊期間後、来3月には分譲してしまう展示場であるが、既に引き合い客も多いようだ。
数年ごと新モデルに建て替える総合展示場より、環境的にも販売コスト的にも今後増えそうなシステムである。


[シティタワー西梅田]住友不動産

2007年11月26日 | 住宅業界
経済的な地盤沈下が続いている感がある我が出身地の大阪、名古屋に押されて福岡にも迫られる?!
その大阪に、Bigプロジェクト【大阪駅北地区再開発】の姿が見え始め(2010年に先行地区完成)復活の期待も高まる。

今日はその再開発地区を見下ろせる立地の「シティタワー西梅田」(住友不動産)の
タワーマンション棟内を見学し「住宅情報」の取材を受けることになった。

カーテンウォールの外観は空の雲を映しそびえ立つ、50階の免震超高層タワーマンション。(先着順受付中!)

1階のロビーはクールで洗練されたオフィスビル風(左)住居フロアのエントランス9階のラウンジロビーはウォームなリビング風(中)。
コンシュエルジュも24時間自動ドア前で出迎えてくれる、ホスピタリティだけでなくセキュリティ面でも安心。
ロビーではリーガロイヤルホテルの焼きたてパンが朝食用に販売されている。


エレベーターは日本最高の高さの(164.7m)‘ビューエレベーター(シースルー)’で、上階から見える阪神間の眺めは圧巻!
                                 (積水ハウス本社も目の前に見えた・・・・)

室内も窓が巾木までガラスカーテンウォール、商業ビルで体験した事はあったが住居では私も初めて!
ソファに座ってみると、上階のバルコニーによる遮りも無くその豪快な開放感に驚かされる。
取材の撮影中   
今日の取材は高校の同級生でもある住友不動産秀野部長の依頼、取材を終え関係者と一緒に記念撮影!





団塊世代イベント「オトナPARK」

2007年11月23日 | 住宅業界
お台場のフジテレビで団塊世代向けのイベント『お台場オトナPARK ~素敵な大人の3days~』が、
60歳を迎えた小倉智昭氏を総合プロデューサーに開催された。

フジテレビの社屋で開催されるイベントはファミリー&子供向けのモノが多いが、
協賛(広告)ニーズの高い団塊世代にターゲットを絞った新しい試み。集客がどうなるかが興味深かった。

昼過ぎに到着したら、野外ステージでは「岬~めぐりの~バスは~走る~」と山本コウタロー他フォークシンガー達が歌ってる!
テリー伊藤が司会。
            (しかし、ソレと直ぐに分かる私も古い人間である・・・口ずさんでしまった)

ところで私がやって来たのは、協賛会社であるスウェーデンハウスのセミナーに出演する為。
(私達の前は、かづきれいこさんがフェイシャル・セミナーをやっていた。なるほど、若返メイクね)

スウェーデンハウスは「悠の住処」という平屋住宅商品をプロモーションする為、『50代からのライフスタイルセミナー』を開催し
長内設計部部長が商品と事例紹介、私がフランス人のライフスタイルを知人のリタイアメントパーティ事例で紹介しセッションをした。
2日間とも100名前後の方が参加され、顔ぶれも団塊世代前後の方々が結構居るようにステージからは見えた。
スウェーデンハウス近藤社長(中)も参加下さり長内部長と挟んで。

他にどんな出展者があるのか見て回ったら・・金融・旅行関係と‘らしい’ところに加え
メタボ・チェックや
‘歌声喫茶’まで登場!(これは初めて見ました)タンバリンを振り下ろすオバサン!? 

でも会場全体には「アーだから今夜だけは~」と『心の旅(チューリップ)』が流れ続け、
帰宅途中も頭から離れなかった・・・「ポケットに詰め込んで~」団塊世代ならずとも、泣ける名曲デス!!
日が暮れてX'masツリーに灯がともった




東急[有明ShowSight]

2007年11月22日 | 住宅業界
新築の東急ホーム×リフォームの東急アメニックスが合同で『有明ShowSight』という大型ショールームを
国際展示場前、大塚家具と同じビルにOPEN。 (約400坪・1300㎡の広さ) 
インテリアトレンドショーに行った足で峰岸リクルート住宅カンパニー長と共に見学させて頂く事にした。

右上、ご案内をして下さった東急ホーム広報の藤縄さんを囲んで。

新築[Millcreekウイング]には、ビル内ではあるが戸建ての一部を内外装と構造断面で紹介。
  2X4工法の構造、断熱材の様子が分かる

リフォーム[TODAYウイング]にもマンションのリフォーム後空間が展示。定価制まるごとリフォームの価格事例紹介。

リフォーム外壁のバリエーションがズラリッ!(反対側に内装のテイスト別バリエーションが展示)

グループ会社の東急ハンズ・コーナーには楽しげなDIYグッズが並ぶ。
輸入住宅系のお施主さんはアメリカ人のようにメインテナンス好きの方も多いので喜ばれそうだ。

ビルの8階なので、流れ客が入る事は無いと思うが
今日の私達のようにビックサイトで住まい系のイベントがある時には、合わせて見学に来るケースや
提携している大塚家具とも相互送客するような流れはあるだろう。

週末はイベントで集客、今週はお掃除好きの松居一代さんがセミナーをするようだ。


インテリアトレンドショー

2007年11月22日 | 住宅業界
[JAPANTEX(日本インテリアファブリック協会主催)][IPEC(日本インテリアプランナー協会)][インテリアフェスティバル(インテリア産業協会)]
インテリア系の3見本市がインテリアトレンドショーとして東京ビックサイトで合同開催。

JAPANTEXには「新日本様式100選」の文具、漆器などから新幹線まで30点が展示されていた。
詳しくは新日本様式協議会

サンゲツでは、メタリック・カラーの張地で今年らしい高級感を提案。革より高くなるらしいが。
 
インテリアデザインコンペ[『布』インスピレーション]、約200組のエントリーから入選した3点の1つが左
 
デザイナー桑田康之氏の展示、布でキューブを包んだパーテーション。光を柔らかく透過する。

ホームシアターの展示は、機器メーカーと家具・ファブリック各社とのコラボ展示でインテリア空間としても見応えがあった。
 

IPECの特別展示『フロのある豊かな暮らし』では日本のフロ文化を世界に発信すべく
小坂竜/橋本夕紀夫両氏による“FURO”作品が提案展示され注目を浴びていた。
  
左、橋本氏は木曽の職人のよる総漆仕上げ。どこにでも設置できる風呂をイメージ。
右、小坂氏は木曽檜で新時代の檜風呂を提案、桶屋さんの技術で実現した丸い形状。手洗いボウルも檜!?

インテリアフェスティバルでは、住宅メーカー3社がキッチン空間の提案。
左、三井ホームのインテリアコーディネーター清水慶子さん。マカロン好きの女の子をイメージしたキュートな[美食 美色]。
  
右上、大和ハウスの[心をつなぐスーパーキッチン]。キッチンを囲うブラインドは機能的で使えそう。 

積水ハウスのブース[もてなす]では、同行していたリクルートの峰岸住宅カンパニー長が
シャーウッド営業の三宅氏へ熱心に現場の近況について質問中! 
 

事務局展示[明日のインテリア]でインテリア産業協会の島村氏(左)と総合企画の佐戸川氏(ゼロファーストデザイン代表)。
構造にはNCN社のSE構法協会会員の商材で構成。
 
今年も3万人を超える来場者、消費者の来場も増えているようだ。
インテリア業界は、渋い国内需要をどう盛り上げるかと合わせて海外への輸出強化の2輪で売上拡大を目指す。



東急のゴルフ場事業

2007年11月21日 | 住宅業界
東急不動産リゾート事業本部長の二見取締役が、
日本不動産ジャーナリスト会議の勉強会で「ゴルフ場事業のNEXT戦略」と題してご講演。
 
               (二見氏は会員制のハーヴェストクラブ事業の立ち上げに携わったいうこと)

東急不動産のリゾート事業は昭和33年の軽井沢別荘地販売に始まり、日本のリゾート業界を牽引してきた企業。
その中でゴルフ場事業は、昭和50年代・平成1-6年に次ぐ第三期にあたる積極開発の時代が平成16年からの現在であるという。
とはいうのもの現在は新規開発は少なく、バブル崩壊後の統合買収が進む形で事業拡大中。
下図のように、保有ランキングでは上位外資2社に事業提携した[東急・太平洋]グループが3位とその様子が伺える。
      
2006年からは会員権相場(上グラフ)も団塊世代の「退職前にゴルフ仲間を築きたい」という実需で回復した。
東急不動産の会員顧客も50歳代が半数、価格も100万円台~500万円台と手頃になっているが投機買いは一切無いと。

お話で面白かったのは、リゾート事業の中でもスキー場事業の浮き沈みだ。
昭和62年「私をスキーに連れてって」の時代、H4年にピーク(私も覚えがありますねぇ~)の規模だったが
現在は半数にダウン・・・昨今は北海道を中心にオーストラリア人・香港人などでスキーリゾートは支えられている。

それに比べると、ゴルフ人口は92年の約10200人→04年8500万人で下げ止まり
藍ちゃんに始まりハニカミ王子人気や、団塊世代や女性層と人口が持ち直したということ。

今後は東急不動産グループのハーヴェストリゾートやホテルとゴルフ・スキーの総合リゾート開発による
相乗効果を一層高めながら、単体のゴルフ上ではパブリック運営と一線を画した質の高いサービスを目指すという事であった。


ちなみにゴルフといえば先日・・・3年ぶりにゴルフをした私。
住文化研究協議会の旧メンバー方々と、この度元東京ガス役員の田熊さんが
大利根カントリークラブの支配人に就任されたということで集まった。
お天気のなか名門コースでPlayさせて頂き、見事にブービーメーカーを勤め上げることができました(!?)
 ご迷惑をおかけしました・・・



INAX × LION

2007年11月21日 | 住宅業界
年末掃除のシーズン到来ということか・・・I‘お掃除ラクラク’設備を提案するINAX
ライオンのリビングケア研究所から鈴木副主任研究員を招き、プレス向けセミナーを行った。

[ルックきれいのミスト]などの商品開発をした“汚れ”の専門家から、“汚れ”の種類と落とし方を解説を聞く。

システムバスの普及や窓の無い浴室による環境変化により、生活者の気になる“汚れ”も
89年「湯あか」→01年「カビ」→04年「排水口」「ピンクのヌメリ」に変化している。「ピンクのヌメリ」は酵母!?
 
『カビをこするのは厳禁!』と、こすりキズでカビの根が深くなることを指摘され・・・こすっていた私は反省。
トイレ、キッチンについても汚れの種類を理解した適材適所の洗剤選びを教えてくれた。

そしてショールームにあるINAXの‘お掃除ラクラク’設備の実演紹介。
キッチンでは、レンジフードカバーが[親水性グリスフィルター]により油汚れを水で浮き上がらせて落とす仕組みを紹介。


またシンクはファインセラミック加工の[エクセラガードシンク]、油汚れが簡単に水で流せる様子を実演(下左)。
写真中、タッチレス水栓[ナビッシュ]を試してみた。上にセンサーが付いていて、止める時は再度手をかざす。
浄水器が入っているのもあってか、結構大きくて存在感のあるデザイン。

写真中、浴室の気になる汚れNo1の排水口は[くるりんポイ]、うずの水流で汚れを洗い流しヌメリを防ぐ。

お掃除嫌いな私にとっては、今日のレクチャーで勉強したことを実行できるのかが問題!
11月から徐々に大掃除を始めるというデータも見せられ焦るのであった・・・・



セルコホームのSuperE

2007年11月20日 | 住宅業界
カナダ天然資源省カナダ住宅金融公社(CMHC)が推奨する高性能・省エネ住宅「スーパーE住宅」。
カナダ輸入住宅大手のセルコホームの「スーパーE住宅」認定第一号が、仙台市(青葉区)に完成しお披露目。
「月刊HOUSING」の長井新編集長(左)と営業担当の久喜さんと3人で伺った。新本セルコホーム社長を挟んで。

式典にはカナダからCMHCのDiakiw女史や、Caron駐日カナダ大使、梅原仙台市長も駆けつけ御祝辞。

セルコホーム松本常務取締役から「スーパーE住宅」と製品説明のプレゼンテーションの後、祝賀パーティが行われた。


実は当日、カナダ天然資源省のSinha部長が成田からの道中で倒れられ入院というアクシデントもあったが
私も親交のあるDiakiw女史(左)がカナダ側代表として立派に務められた。これから彼女も病院に向うという事だった。
カナダ大使に記念品贈呈

さてその「スーパーE」認定のモデルハウスを見学。女性が設計された、急勾配の屋根がアクセントの外観。
外壁はINAXのセラミックサイディング

IHコンロ採用のオール電化、北国には多い輻射式のパネルヒーター暖房(写真中:リビングの窓下にも)。
天井吹抜けの主寝室
施工後、邸別に気密性だけでなくオリジナルの熱交換型換気システムの風量検査も実施する点が特徴。

2×6(2×4より約5cm厚い)の断熱性、C値は0.89c㎡/㎡と次世代省エネ基準の5倍!

カナダ輸入住宅建築実績10000棟を達成し、来年1月からは「スーパーE住宅」を
パートナーシップ加盟店含め全国で販売することにより、更に実績を伸ばしカナダとの関係性も強化してゆくようだ。

リクルートは「月刊HOUSING」だけでなく「住宅情報タウンズ仙台版」でも大変お世話になっている。
 帰りは仙台駅‘ずんだパフェ’でお疲れ様

新しくなった東京駅界隈で

2007年11月17日 | Friend
東京駅は丸の内側の開発が先行していたが、八重洲側も続々とオープン。
友人との待ち合わせ前に話題の大丸新店舗を夕方覗いてみた。
(グラントウキョウノースタワーにある大丸、実はリクルートは年末にあちらのサウスタワーに移転する!)
     
大丸一階の菓子売り場は、東京土産を買う旅行者を中心に列を成していた。
上のレストランも混んでいそうなので、別の所で食事をして

もう一つの新名所、JR東京内のいわゆる‘エキナカ’に先月末オープンした「GRANSTA」て゛お茶する事にした。
ご存知『銀の鈴』待ち合わせコーナーがこんな事になっている!
 
エキナカにしては高級路線の店が多い。小さなカップケーキ3-400円、ソーダ400円…こんなスペースで(右)。

今日は関西から東京に来ていた広野親子と、帰りの東京駅で合流。
 

マーケティング会社のアイ・キューブ社長でもある広野さんに、聞きたい事があり時間をもらったが
2年前のミラノ・サローネ以来である娘ちゃんとも会い進路の事など嬉しい話が聞けて、わずかな時間でも会えて良かった







横浜の歴史を聞く

2007年11月17日 | 社会・文化
母校、大阪府立高津高校の東京同窓会では卒業生をスピーカーに迎えて講演会を開催。

今回は歴史学者で東京大学名誉教授(日本近代経済史・産業史)、
横浜市の市史『横浜市史 II 』の代表編集委員を務められた高村直助大先輩がスピーカー。
『横浜の歴史と博物館』についてお話し下さった。
    
高村氏は現在、横浜市歴史博物館館長はじめ横浜開港資料館横浜都市発展記念館横浜ユーラシア文化館の4館長。
そしてこれらを運営する横浜市ふるさと歴史財団理事長と、合理化政策による兼務だらけでお忙しそう。

私は大学から東京の方々とは違って、東京転勤後10年程度なので
近くの横浜についても歴史や風土は教科書程度しか知らない。
その史書をまとめておられるような先生のお話を間近に聞ける良い機会であった。
運営をして頂いた雜喉先輩(右から2人目)達と。

原爆投下の候補地の一つでもあった横浜が、外国人居留地としての幸不幸を経験しながら復興してきた歴史は興味深かった。

博物館運営の面では、収益目標値の達成が存続に厳しく求められているようで
子供達の来館促進を学校への出張授業なども行いながら工夫をされているとのこと。

高村氏は71才、ご同期も講演会に集まっていらっしゃったが
ここに出て来られるような方は、皆お元気でダンディーなシニア達。こうありたいものだと
最年少参加者の私は約30年後を想像しながら、皆さんとランチ談義で花を咲かせた。
 鎌倉婦人と一緒に参加。




カナダ大使館で懇親

2007年11月15日 | 住宅業界
Japan home showに合わせて催されるレセプションパーティー。来日している加関係者や日本の住宅関係者がカナダ大使館に集う。
仏語練習だ!

以前カナダ取材でお世話になったCMHC(カナダ住宅金融公社)のローラ女史とも年に一度のご挨拶。
   
偶然に顔を合わせてお互い驚いた、秋山塗料の秋山社長!(写真左)カナダ大使館の梶田氏を挟んで。

日本ツーバイフォー建築協会の池田専務理事とカラーワークスの清水さん、池田氏は自邸のPaintingもするDIY派。
 バンクーバーからのECO-GREEN TRADING社ROZITIS社長は、秋山社長にペイント用アイデアToolを熱心に紹介。

ビュッフェでカナダ料理も堪能、最後のチョコ・ファウンテンに感激!イチゴやバナナにタップリつけて頂く
 Très bien

今日はドイツ大使館でもパーティーがあってハシゴするつもりが、盛り上がり行きそびれたカナダの夜でした・・・

JapanHomeShow 

2007年11月15日 | 住宅業界
今年のJapan Home Show、日本の住宅市場がダウントレンドの中で出展社数もどうなのかなぁ?
と案じながら、東京ビックサイトに足を運んでみた。
 

海外出展社はいつものカナダ、アメリカに加えドイツもエコ関連をアピールし大型展示で定着している。
カナダ建材で作った和室や100%Designにも展示の木工作品など。

USパビリオンでは、今まで米国の住宅関連を担当されていた在大阪領事館の高畑さんから大使館の鈴木さんに
ご担当を変わられると言う事でご挨拶。(写真左、Harker氏を挟んで)
    こちらはワシントン州のブースで伴さん・五十嵐さんと

中国ブースも増加しているように見える。最近の出展社は、以前の材料素材系から製品系に変わってきた。
‘どっかで見たデザインの’シャワーや水栓などが並んでいる…

日本の企業では土屋ツーバイホームがスチールハウスで出展、目を引いた。(左、工藤社長)
  外断熱の仕様
米国スチール・フレーミング・アライアンスのWilliams会長も来日しセミナー、力が入っている(土屋ツーバイホームの武藤部長と)。
スチールハウス自体は十年近く前に日本市場で動きがあったものの普及しなかった記憶。
それを‘スチールツーバイ工法’として進化させて今日に至り、工務店へのノウハウ提供のビジネスも展開するようである。

住宅生産団体連合会(住団連)もブースを出して「住宅に消費税を問う!」アンケートを実施中。
 消費税‘反対’が圧倒的
アンケートに答えて住宅会社提供の商品をもらった。(積水ハウスのバーバパパ・ブランケット!)

特別講演では、千葉大学の小林秀樹教授が「建築ストックの再生ースケルトン・インフィル住宅の視点からー」と題して
最近の事例や課題をお話頂いた。
二重床・天井のために階高が必要となりコスト上、新築も普及が進まないようであるが
 
写真右上、韓国ではスケルトン部分にも関わる大規模改修の事例が数も出てきているそうだ。

残すべきストックの改修事例として、左下:求道学舎(学生寮)はコンクリートから再生・補強しマンションに。右は団地改修コンペ作品例。
 

ショー全体では、出展社数の約600社(945小間)は前年約630社より減ったようであるが、
来場数はさほど減ってはいないようであった。(3日間合計で91,982人と後日発表。昨年を300人ほど上回った)

「頭のよい子が育つ家」著者

2007年11月14日 | 住宅業界
頭のよい子が育つ家」の著者で(株)エコスコーポレーションの四十万社長に会いに
オフィスのある、横浜ランドマークタワーに伺った。
     
四十万さんとは「頭の良い子が育つ家」以前に、共著者ででもある慶応大学の渡邊朗子先生のご紹介で知り合ったが
この本のヒットで、最近はメディアに登場されている所をお見かけするばかりで
今日は久しぶりにお会いした。

住宅建材商社に勤めたおられた経験や子育て・受験の実体験から、日本の子育てに最適な住まいを研究する活動の中で
有名私立中学に合格した家庭を調査、そこで共感された要素を『五感の家※』としてコンセプトモデル化した。
それを今年春に「頭の良い子が育つ家」という思い切りの良いタイトルをつけた事で注目を浴びることとなった。

今では「頭の良い子が育つ」ブランドを、マンションや住宅にライセンス契約したりオリジナル家具/ツールを販売したりとビジネスが広がっているようだ。

(移動式子供机・写真右:ホワイトボード用カラーバリエーション)

セミナー講師としてママ達の声を聞く機会が多い四十万さん曰く「子育て情報が足らないのが現状」と。
「こんなに情報は溢れているようなのに?」と感じた私に
「子供との正しいコミュニケーションの取り方を具体的に教わる機会が無い」ということである。
有名私立中学合格の家庭調査では、
「母親が徹底して手作り、労を惜しまないコミュニケーションを取っていた」という事であった。
         (これって共働きでも同じように出来る事なのだろうか…)

そのようなコミュニケーションを住宅ハードの工夫で、少しでも円滑に実現したいと思う親心は否定できない。
結果的に「頭の~」ブランドマンションの集客力&歩留まりはライセンス料を上回るパフォーマンスになっていると言うこと。

既に四十万さんは次の展開にも着手されていて、『五感の家』を時間軸でシニアライフにまで進め
医療機関と提携し安心できるサービスを住まいと共に提案してゆくようだ。

         ※元々、『五感の家』は四十万さんの奥様が主催するミセスネットが調査研究した


逗子市の地区対抗球技大会

2007年11月11日 | 湘南・逗子の暮らし
逗子市には住所区分で8つの地区があり、年に一回その地区対抗でソフトボールなど球技大会が行われる。
私は山の根地区の代表として (と言っても「出たい!」と手を挙げただけ) テニス大会に参加した。
 
テニス大会は、ソフトテニス3ペア+硬式テニス2ペア=計五組で地区の勝敗を決める。
実は山の根地区、面積も人口も他地区に比べて少ない為、近年はソフトテニスを3ペア集められず対抗戦に参加していなかったらしい。
今回、森山監督のお骨折りで中学一年生6人で3ペアを結成し、なんとか出場できる事に相成った!
 
(孫VS祖父母、のような対戦?!逗子はシニアパワー強し)

硬式テニス組の私は初対面の男性と組まして頂いたが、調子が出ないまま3敗してしまった
中学一年生達もやっと試合になる程度であるものの、頑張れた充実感があったようだ。

中にはコーチレベルの対戦カードもあり、白熱のラリーに目が釘付け!
 

さて今年のテニス地区優勝は久木地区!逗子テニスクラブ仲間も頑張ったが、ソフトテニス組が強かったようだ。
 
近所に住んでいても接点の無い世代が、スポーツを通じて知り合える貴重なイベント。
小さな市だからこそ、知り合いの輪が少し広がることで相互扶助や防犯意識も高まる。
まちづくりを議論する機会が多い私にとって、ハードよりもソフトが肝心である事を肌で感じるイベントであった。