VIVIEN住生活総研

住生活ジャーナリストVivienこと藤井繁子が、公私を交えて住まいや暮らしの情報をお届けします!

東京ガス西山経営研究所長を囲んで

2009年11月30日 | 住宅業界
東京ガスの西山経営研究所西山昭彦所長を囲んでお食事会。  原宿の「上ル下ル西入ル東入ル」にて 
 
キャリアコンサルティングをされている西山所長は、我々、ハイキャリアになってきた女性陣にアドバイス。
お料理は京都の有名店の姉妹店のようで、器や盛り付けに凝ったもの。
    
これ、中華の蒸しパン(何と言うんだっけ)↓
 
豆腐や抹茶を使った和洋折衷なデザート

西山所長はグルメで有名だとか。特にお鮨に関しては2000店以上を食し一休.comに特集も。
お勧めのお店を伺ったので次回‘女子飲み’をしに行く事にした。

EDDIもxevoシリーズに、ダイワハウス

2009年11月26日 | 住宅業界
大和ハウス工業の住宅商品ラインナップに、今回[EDDI’s House](2002年発売)が[xevo(ジーボ)EDDI]として新たに加わった。
これで全ての戸建て商品が統合、“外張り断熱の家xevo”化したことになる。
 
発表会には大和ハウス工業の渦居取締役の他、コラボレーションした建築家:エドワード鈴木氏も出席しプレゼンテーション。
 
鈴木氏からは「日本の伝統的な暮らしの知恵のデザイン」である‘借景’‘床の間’‘縁側’‘坪庭’などの要素を解釈し取り入れたプランが紹介された。
 
中庭(アウトドアパティオ)や吹き抜けのインドアパティオなどで住空間に自然を取り込む豊かさを。
 
今回の特徴は、狭小間口(4.6m)でも対応できるプランになった事。モデルプラン94.94㎡で1923万円(5タイプ57プランの企画限定)。
また白い外壁を美しく保つ、光触媒コーティング外壁も採用(右)。
 
販売手法では以前はWeb販売(生産直売)にトライしたが、今回は一般の販売ルート。
ただツールとして紙のカタログ冊子は用意せず、鈴木氏によるコンセプトを紹介した「映像カタログ」と
全間取りプランをウォークスルー体験できる「3Dカタログ」を制作し営業に活用する新しい取り組み。
 
「家は世界で最も心地よい場所でなければならない」と言う鈴木氏、近年は京都を再発見し楽しんでいると。
62歳で、このカッコ良さ!エドワード鈴木ならではの映像カタログ企画(声も素敵なのです)。
以前のEDDI’sHouseは275棟(Web販売)建ったが
今回は特徴ある商品を一般営業で売れるとあって、目標は年間600棟。‘ダイワはうちゅ’新顧客層の開拓につながるか!


子育て世代に『+NEST』、旭化成ホームズ

2009年11月25日 | 住宅業界
ヘーベルハウスの旭化成ホームズが、新しく『+NEST』という子育て支援の住まいをコンセプト提案。
戸建とマンションでの導入事例とともに記者発表した。
まずは、「くらしノベーション研究所」(前、住生活総合研究所)が今回の研究、開発の背景などを発表。(左:熊野所長)

'89年に共働き家族向け住宅『DEWKS』、'02年の子育て家族向け住宅『へそのある家』と
子育て住宅はヘーベルハウスでも長く主力商品としてあったが
「近年、若い男性の育児参加に大きな変化がある」と新コンセプト開発の経緯を語る入澤女史(右上)。

具体的には空間提案として、4つの機能を用意。
●ペニンシュラキッチンでのDK(朝だんらんのススメ)
●家族ロッカー(片付け・コミュニケーション)
●NEST空間のあるLD(家族別々で一緒の時間を過ごす)
●室内干しコーナー(夜洗濯・干し)・・・戸建のみ

その実例をマンションのモデルルームで確認。(戸建現場の見学には都合が合わず参加できなかった)
アトラスタワー茗荷谷」駅前立地の25階タワーマンション。
 上層階は億ション。
今回、『+NEST』仕様が選択できるのは、76㎡(約7000万円)のタワー縦1列のプラン。
マンションでは、玄関脇にシューズクローゼットのみで家族ロッカーはリビングの奥に設置。
家族ロッカーが優れモノなのは、パパと子供が横並びでお片付けする位置と
扉がホワイトボードになっていて、お絵描きだけでなく親子のメッセージが書き消しできる!
 
右上、マンションにもペニンシュラキッチンを採用、家族で囲んでお料理お手伝い。石貼りで高級感も。

上層階の億ションモデル。地元エリアからの買い替え客などで第一期は好調な売れ行きということ。

くらしノベーション研究所の入澤女史とは編集長時代から同じ研究会でご一緒し仲良くして頂いている。
前、住生活総合研究所が30周年を機に名称変更し、戸建住宅に囚われることなく
マンションやリフォームなど広く住ソフト提案の研究開発に取り組む事になるようだ。
『+NEST』パンフレットを手に。




福井秀夫教授の民主党評価

2009年11月16日 | 住宅業界
元建設省の官僚、現在は政策研究大学大学院の福井秀夫教授。行政法・法と経済学が専門であり
住宅・土地・都市分野がライフワークという事で、今日は日本ジャーナリスト会議で新政権の評価などについて講演。

「与党が長いと官僚を使いこなせる政治家になるが、余計な事まで依存し合う」
業界団体と官僚・政治家の利害中心になりエンドユーザー国民の利にはならないと。
この現象は教育、労働政策や福井教授が取り組む「混合診療の禁止」などにも同様、日本行政の理不尽さを行政法の専門家として切った。

民主政権が掲げる‘政治主導’については、自民御用学者による審議会など中断しているものが多いが
「諮問機関なのだから、やらせれて最後に政治が判断すれば良い。事業仕分けでも判断が別であったように」
「規制改革会議もテクノクラートどうしで意見を戦わす場としてあるべき(3役だけでは無理)」

官僚機構の問題については、元官僚として「国益と良いながら省益を勝ち取った人がエラくなるシステム。」
抜本的な公務員人事制度を変えない限り、天下りを無くす事はできないと。
米国のように審議官など政策立案部門は民間から、執行運用部門(事務員)はアウトソーシング、が持論。
(これは相当、公務員人件費が落ちそうだ!)

住宅関連政策では[家賃滞納履歴のデータベース化]を提案されているが
弱者救済を主張する団体などに足を引っ張られているようだ。
教授曰く、「滞納者のリクスを、大屋や健全な借り手が負わされているのは良くない」福祉的なフォローは国がすれば良いと。

マンション建替の法的問題でも、‘少数者保護’の矛盾があり
「権利行使は所有面積の1/2で良い、その後補償金等で解決すべき」と法改正の方向性をアピールされた。

最近はメディアにも露出が多く、事業仕分けにも参加された福井教授。今後のご発言にも注目してゆきたい。

全日本テニス@有明コロシアム

2009年11月14日 | Tennis
朝から雨でテニスができなくなったので、昨日テニス仲間からチケットを頂いた
全日本テニス選手権観戦に有明テニスの森に初めて行ってみた。(プロのテニス観戦は初体験!?)
 
雨模様の為、開閉式屋根は閉まっていてドーム状態。大会8日目、最終日前日の今日は
女子シングルスと混合ダブルスの決勝と、男子シングルス準決勝2試合が行われる。
女子シングルスは、17歳の奈良くるみ(大阪産業大学附属高校)が米村知子を7-5・6-1で破り初優勝。
  
優勝ジャケットや優勝カップを授与される奈良さん、158㎝と小さいのにパワフルでした。
その後、森上亜希子(29歳)の引退セレモニー。コートにハイヒールで登場。
  

男子準決勝第一試合は、杉田祐一(左)が竹内研人を破り初の決勝進出。
第二試合は、ディフェンディングチャンピョン第1シードの添田豪(中)が登場。第7シードの三橋淳(右)と対戦。
  
前半、三橋の勢いがあったが足腰にきたようで後半メディカルタウムアウト。最後は添田の5-7 7-5 6-2の逆転勝ち。
 面白い試合だった!

最後の試合は、混合ダブルス決勝。クルム伊達公子の登場で会場が沸く。
ウォーミングアップ前に、何か飲んで(吸って)ます・・・何をやっても貫録。
 
ペアを組んだ植木竜太郎はかなり入れ込み過ぎな感じで、会場から笑いを取るプレーも(伊達も笑ってた)。
相手は大学生の篠川智大と井上摩衣子、お姉さま。井上プロは目白のテニスクラブでお見かけしたがセクシー・ナイスバディである!
 
試合は伊達のサーブも好調で植木がミスっても、6-4 6-4で貫録優勝。伊達は3冠に(過去シングル・女子ダブルス優勝)
伊達のライジング打ちも見れて満足の1日。帰る頃には雨も上がって夜が更けていた「明日のテニスは気合が入るぞ~!」
 





日中建築住宅産業協議会、樋口新体制に

2009年11月13日 | 住宅業界
日本と中国間の建築・住宅分野における交流を推進する業界団体「日中建築住宅産業協議会」。
会長に大和ハウス工業の樋口会長を新たに迎え、新体制の発表と懇親会が行われた。
(大和ハウス工業の濱さんと積水ハウスの平郡さんと)

樋口会長就任により、会員も42社に増加し盛会。国交省から川本住宅局長に代わって佐々木審議官が、
経済産業省から渡辺住宅産業窯業建材課の渡辺課長が出席。

中国大使館からは牛建国参事官がご挨拶。中国現地分科会の報告が森ビルの吉村氏によって発表。

こちらは社本新運営委員長と矢野住友林業社長。他、パナソニック電工・TOTO・INAX・トヨタホーム・ミサワホームなど各社が出席。 
満田新事務局長(大和ハウス工業)と林前事務局長。
私は昨年、研究会の講師をさせて頂いたご縁で知る事となった日中建協。
国内の建築・住宅需要が縮小する中で、中国は住宅関連業界にとっても事業戦略に欠かせない市場。
来年は25周年という事で体制を一新させ、活動を活発化させるという意気込みが伝わった会であった。


業績予想修正のダイワハウス、中間決算

2009年11月11日 | 住宅業界
5月の決算発表時に公表した業績予想から、通期の営業利益が37.8%も上ブレする為
修正発表を行った大和ハウス工業の中間決算説明会。村上社長(右)はじめ樋口会長ほか役員が並ぶ。 
 @飯田橋の東京支社にて
通期の売上はほぼ予測通りなので利益が大きく改善するのは、原価の低減と経費削減(▲119億)によるもの。
 
住宅事業においては営業力強化によって値引きが少なくなったのも成果と。
下期も経営体質強化を図りながら、環境事業・ストック事業・医療介護施設に力を入れる。
ストック事業では9月に子会社化したコスモスライフのマンション管理による売上160億円・営業利益7億円も下期から反映される。
中国事業は大連でのマンション開発に続き、独資による蘇州プロジェクトなど2000戸以上の規模で予定されている。
「10年くらいで3000億円の事業規模にしたい」と樋口会長。  説明会後の懇親会にて
   綺麗どころで社長を囲む?
村上社長は「コスト削減で厳しい時だから26ヵ所の出先回りをした」と現場とのコミニュケーションに注力。
“住宅販売に奇策は無い”と営業現場の踏ん張りに期待を込められた。

今回は翌日に改めて、業界紙向けに個別ミーティングも設けて下さった。
こちらでは樋口会長が住宅事業について各論で質疑応答。
「新設着工は50-60万戸になるのも遠くない」と前置きし、その中でシェアを上げる戦略を取ると。(ダイワのシェアは約4%)
 
新規事業については、‘ダイワハウス塾’から人材を育て事業を担当させるケースも生まれているようだ。
中国、リチウムイオン電池、ロボット、LED照明・・・次は農業の工業化と住宅関連に止まらない発想、
石橋信夫オーナーのDNAが息づいているようである。(支社玄関ホールの銅像) 

伊フィレンツェ、IMMAGINE ITALIA & Co.

2009年11月09日 | 住宅業界
青山にあるイタリア貿易振興会で、インテリア・テキスタイル系の国際見本市のプレス発表。
フェデリコ・バルマス東京事務所所長がご挨拶。

イタリア・フレンツェで2010年2月5日~8日に開催される『IMMAGINE ITALIA & Co.』。
2008年来3回目の開催と歴史が浅い見本市であるが、パリの有名なインテリア見本市「MAISON & OBJET」に対抗(?)して
“My Home, My Skin, My Dream”というコンセプト。
ホームリネンから何故かランジェリーまで、今年から船舶用やスパホテル用リネンも加わった。
共通しているのは高級商材というところか。日本に高級リネンで装う豪華ヨットを持ってる人は少ないと思うのだが
見本市へのバイヤー誘致の強化ターゲットに日本が中近東と共に上がっている。
(中国アジアのエンドに売る為にも、日本の誠実な販売パートナーを探している様子)

主催者であるトスカーナ州・ピストイア市の商工会議所会頭や、出展社の一つベッドリネンのdea社ベリーニ女史も来日しアピール。
 
回を重ねる毎に出展者&来場者(09年13500人)は増加し、来年も400ブランド/300社出展の目標を早くに達成したという。
イタリアと言えば、インテリアの祭典ミラノ・サローネが有名で
なかなか他の見本市にまで出向けないのが昨今のメディア各社であるが
このようにハイエンド商材だけを集めた展示会の雰囲気は見てみたいものだ(かなりゴージャスな設えになっているはず)
景気が良くなればなぁ・・・

プレゼンテーション後にイタリアン料理&ワインで懇親会。 
 


旭化成ホームズ、堅調な中間決算

2009年11月04日 | 住宅業界
旭化成の事業会社として旭化成ホームズが中間決算説明会を行った。
先に行われた旭化成の連結決算では、上期売上が6586億円(同▲21.9%)、経常利益151億円(前年比▲62.9%)と
厳しい業績であるが、8月時点の予想数字よりは上回ってきた。

そんな全社数字の中、事業会社7セグメントでは住宅(旭化成ホームズ)が唯一、営業利益で前年プラスに浮上。
売上1577億円(前年比▲7.4%)・営業利益41億円(同+36.5%)、減収増益の堅調な数字を出した。
  (発表会、司会の岩本広報室長。波多野社長も取り組み成果に自信が現われる)
 
利益確保には約60億円の経費節減・コストダウンの努力と共に、値引きせずに売れる営業をチーム力強化で推進した結果と
社長就任以来、力を注いできた体制づくりを自負された。
また増産時代の外注化・分業化・システム化から、減産時代には内製化・多能工化・セルフ化に対応できる人材育成が必要と。
これは今後リフォーム事業強化にも同様な人材育成が必要で、ベテラン社員の活用も進めていくという事であった。

都市部を中心に営業する旭化成ホームズですら、建替え比率が46%まで落ちてしまっているのだが
棟あたり床面積も減りながら(126.1㎡)、何故か棟単価が3105万円に回復している。(2階建て専用住宅)
これが値引きに耐えた結果?あるいは太陽光発電・燃料電池・地中熱など付加価値仕様が単価を引き上げたのだろうか。

10月の受注も前年比+17%で回復基調にあるようだが、通期予測は売上で3940億円(同▲3.9%)営業利益220億円(同+0.5%)
売上棟数目標13060戸(同▲6.8%)は、新設住宅着工戸数の業界予測が80万戸を切るやも?という状況下ではシェア拡大となるものだ。

逗子シングルステニス大会に挑戦!

2009年11月03日 | Tennis
秋季オール逗子テニストーナメント(ミックスダブルス戦)と同時に開催される逗子シングルス大会に
ナント、45歳の私が初出場!? これにはクルム伊達もビックリ・・・(11月1日・3日の二日間開催)
秋空が広がる中、男女シングルス45ドロー・Mダブルス34組と最多の参加数。運営は我が逗子テニスクラブ(競技企画の皆さん)。
 
シングルの試合に初めて出場し奮闘中の私、飛んでるし・・・(笑) 接戦を制し2戦勝ち上がるも、優勝選手に2-8と完敗に終わる。
 
こちらは決勝戦、逗子テニスクラブ仲間の恵理ちゃん(右)が頑張ったが惜しくも準優勝に・・・バックハンドも振り切ってマス!
 
男子シングルも新しいファイナリスト2人で盛り上がる! 青の本村さん(ロコモコ所属)が初優勝。
 
女子シングル優勝の邨井さんも所属のロコモコの皆さん、ミックスダブルスも優勝と
上位総なめ状態で賞品お持ち帰り!おめでとうございます
次回は逗子テニスクラブも頑張るゾー!