VIVIEN住生活総研

住生活ジャーナリストVivienこと藤井繁子が、公私を交えて住まいや暮らしの情報をお届けします!

逗子海岸花火大会、2009の夏も終わり

2009年08月27日 | 湘南・逗子の暮らし
花火と雷が大の苦手の愛犬Bethがウチに来て2年間、逗子海岸の花火大会には心配で出かけられなかったが
今年、花火ショックからの回復が少々早くなったBethの様子を見て
「ちょっと行って見るか!」と、BethとCleo(愛猫、彼女は花火も全く問題なし)を置き去りに海岸へ出かけた。

花火の打ち上げが始まる頃に自宅を出て、海岸へ向う進行方向に花火を見上げながら歩く。(Timの友人Johnは浴衣で登場)
道中、選挙運動佳境の浅尾慶一郎候補がみんなの党渡辺喜美代表と現れた「がんばれよ!」
  
海岸に着いた頃には、最後の逗子縁のコロワイド社提供のグランドフィナーレがナイスなBGMと共に大爆発!!
 
満員の海岸に入らず、R134号線の歩道に腰掛け海岸を上から眺めた。思いの外正面でスピーカー横の絶景スポットだった。
  
最後の10分で5500発!原爆を彷彿させるほどの閃光と爆音で、見物人の叫びも聞こえない・・・煙の後はお月さまと静寂。
 
満喫して帰宅する皆さん。  家に戻ると、かなり憔悴した様子のBeth。でもすぐ復活して夕食を平らげ、ほっとした次第。
 

Canon、ミラノサローネ帰国展

2009年08月26日 | 社会・文化
カメラから始まったキャノンは、イメージングカンパニーとしてイノベーションに挑戦し続けている。
その表現の場として昨年からはミラノサローネでもクリエイター達とインスタレーションを行っている。

今年、現地ミラノに行かなかった私は六本木での帰国展を楽しみに伺った。 @東京ミッドタウン 
主催のキャノン酒井総合デザインセンター所長と、1年ぶり。
『NEOREAL』がミラノサローネ展示会のコンセプトテーマタイトル。
デジタルイメージングの技術を見せるパワープロジェクター[WUX10]とカメラ・ビデオなどのCanon製品。

今年のメインクリエイターは建築家の平田晃久氏(左)。ご案内頂いた総合プロデューサーのTRUNKの桐山登士樹氏。

右上、平田氏が練り上げたオブジェの縮小版模型・・・これが展示会場の空間「響」に拡大展開される。
オブジェの成り立ちを解説する映像、1本の紐に輪を作り中をくぐらせる動作を12回繰りかえすというアイデア。
展開するとこうなる
紐でできた面に布を張り(伸縮性があり柔らかい)、そこにプロジェクターで海の中のイメージを映写する。

天井イッパイに広がるオブジェを行き交うことができ、海の青や光を感じて幻想的な空間に!
センサーを付ける事で、人が近くに寄って布に触ると‘クラゲ’が現れ近寄ってくる面白い仕掛け。
インタラクティブアーティストの松尾高弘氏が映像を担当。

次の展示コーナーはキャノン総合デザインセンターのクリエイター達が制作した「躍」というインスタレーション。
展示スクリーンの前に立つ人間の輪郭を認識させ一筆書きで映写(真ん中が私)。それをデザインとして色んな形に動かして見せる。

私が動くとデザイン画も変わって、そのインタラクティブさが結構面白くって遊んでしまう!

今年は現地ミラノで昨年より多い3.1万人の見学者があったと言う事。
私も今年の展示の方が洗練されているし、面白い作品だったと思う。
レクサスのように継続する事で、欧州デザイン界からの企業評価も高まっていく事だろう。

さて見学後ワインとアンティパストを頂いたので、メインディッシュをミッドタウンの「オランジェ」にて
イタリア仲間の真美ちゃんと。

樫野孝人、神戸市長選に意欲!

2009年08月20日 | Friend
かしのたかひと君の門出を祝う会」と題して東京で集まった、所謂政治資金パーティ。 @セルリアンタワー東急ホテル
 
次の神戸市長選(10月25日)に立候補表明している樫野孝人君は、元リクルート関西支社の同期入社。
リクルート退職後はIMJ社(WEB制作会社)の社長を務めた後、会長を退任し政治の道を志すことになった。
会の代表発起人カルチュア・コンビニエンス・クラブ増田CEOからの応援のご挨拶で始まった。

私も12年前に東京転勤する以前は、神戸市(東灘区)に住んでいたが
神戸市は助役・副市長が市長になるという官僚主導の行政が60年間も続いている所。
そこへ「ハード(ハコモノ)」から「ソフト(人と生活)」にチェンジなどを唱って挑戦する。
リクルート、IMJ時代に築いた経験と人脈で神戸を活性化してくれること間違い無し!

角川グループホールディングス角川会長や元リクルート・杉並区立和田中学校長で現在は大阪府知事特別顧問の藤原和博さんや
右、元ファーストリテイリング社長・リヴァンプの玉塚社長などの応援挨拶が続き
   
神戸が日本で映画発祥の地として、また樫野君が映画プロデュースにも関わった経緯から
映画関係者の応援団も登場、「映画でまちおこし」を目指す。
  
右上はIMJの社長を樫野君から引き継いだ、広田社長。こちらもリクルート関西支社の後輩。

会場では沢山元リクルートの皆さんが応援に駆けつけていた。
おっ、左は元リクルート神戸支社長でハウジングの部長でもあった山田さん(共立メンテナンス)。
福田元リクルート取締役や松井隆エリートネットワーク社長、坂本健さんの姿も。右は辻本秀幸マクロミル副社長も関西の同期入社。
  
今回の樫野応援団は、彼が所属したリクルートの人材開発部という新入社員をリクルーティングする部門だった仲間が集い
昔取った杵柄で、リクルートの新入社員を神戸市民に変えて、樫野支持者をリクルーティングするのに燃えている!
「投票権は無いけど、神戸をヨロシク頼みます!」 
お土産に頂いたのは、神戸名物いかなごのくぎ煮。懐かしくて、帰って早速頂きました!

今夏、初めてのZushi-Beach

2009年08月13日 | 湘南・逗子の暮らし
地元に住んでいると子供でも居なければ、夏休みの海岸は人混みと共に避けがち。
流石に1度くらいは様子を見に行こうと夕方近く、水着に着替えて海岸まで散歩。(ウチからは歩20分弱)
国道134号線の下をくぐれば、人で賑わう逗子海岸。ビキニのライフガード達は暇そうで何より・・・
 
砂浜を清浄する為の支援要請をNPOが署名活動中。最近の海の家はシャレタ建物が多く
 
こちらが、あのキマグレンが生まれたライブハウス「OTODAMA」。今年の出演者は小田和正(在逗子)や伊勢正三などオヤジ向きも!
 今日は稲川淳二の怪談!?
日テレの「SEA ZOO」もここ数年常連に。こちらは逗子でBarをしている米国人Thomasのお店。元米兵さんでデカイ(Timが小さい)!
 
私もビキニを着たものの、お腹が白くて恥ずかしいかも・・・沖にはウインドサーファー達が風を受けて走っていた。
  

交詢社、日本初の実業家社交クラブ

2009年08月11日 | 社会・文化
1880年(明治13年)福沢諭吉の命で設立された「交詢社」。
日本初の実業家を集めた社交クラブ、所謂、異業種交流会なのである。
銀座の交詢ビルは2004年に建替えられバーニーズニューヨーク銀座店が入った。
 保存された昭和4年築のファサード
私は何度か買い物にも行っていたが、このビルに「交詢社」が残っている事は知らなかった。
実はオフィス向け入口に、重厚な会員(社員)向け専用エントランスがある。9階の受付で出迎えられ中に入ると・・・
  
明治の気高い紳士達の薫りがする空間が広がっていた。(吹き抜けの中庭・右は会員Onlyの談話室)
ステンドグラスや絵画含め内装は保存再生されており、本物の質感が漲る。
 
今日、こちらのレストランにお誘い下さったテクノバの藤田氏。今日は環境活動について情報交換。
「知識を交換し、世務を諮詢する」が交詢社設立のスローガンだったという事なので、正しく良い機会を与えて頂きました。

Mieleで腕をふるうアラン・デュカスのシェフ

2009年08月07日 | 住宅業界
渋谷・道玄坂にあるドイツ・家電&キッチン機器の老舗Miele(ミーレ・ジャパン)のショールームで記者懇親会が催された。
今日は仏三ツ星シェフ、アラン・デュカス・エンタープライズからD・ブランシェフが料理を振舞って下さるという事で楽しみに伺った。

Mieleは1899年創業で洗濯機を製造し108年、食洗器も既に80周年を迎える世界的老舗メーカー。
ショールームにも木製の洗濯機(1930年頃)が。ステンレス製のプロ用洗濯乾燥機ではあるが有名人が自宅用に購入されたとか。
掃除機や、コーヒーメーカーなども有り、Welcome Drinkにエスプレッソ・アフォガードをもてなしてくれた。

こちらが、新しく展示された食器洗い機コーナー。広報の酒井さんが特徴であるカトラリー入れ(右)などを紹介してくれた。

左は国内初の4口横並びのIHコンロ。右が昨年のミラノ・サローネで発表された「Generation」シリーズのオーブンなど。
キッチン・ライターのミキティ
キッチン設備機器はデザインを主張するより、キャビネットや空間に調和するシンプルで機能的なものであるべきというコンセプトは
世界の有名キッチン・ブランドから評価が高く、高級キッチンでは多く採用されるている。

さて、お待ちかねのシェフ登場!ミーレの開放的なキッチンスペースで
ブランシェフがCookingを披露、Mieleのオーブンやグリルを使った料理を間近で見せてくれた。(既に用意されたアペリティフ&ワイン)

フランス語を通訳の方が訳してくれながら、繊細な手さばきにウットリ・・・(私は神戸在住時代にフランス料理を習っていた!?)
これは鉄板焼き!
これはTryしてみたいテクニック、パルメザンチーズのダンテル。小麦粉と混ぜたチーズを鉄板で薄焼きし、棒で冷ませばカーブがつく!
焼きホタテに盛る
溶岩による遠赤外線で焼くグリルでは、プチ・牛ブロシェットが串焼きに。右はホタテを鉄板焼き中。

野菜のグラチネなどサイドディッシュが沿えられた素敵なプレートができあがり~ 記者の皆さんと試食。ワインがススミマス・・・
 
お食事後には、全員が当たるプレゼント抽選会。シェフがナンバーをピックアップ・・・掃除機が当たった方も!

私もMieleオーブンのミニチュア玩具を頂きました!(音が出て精巧にできている、流石ドイツ製)
長く使われる為の製品サービスのシステムが、広報の方々の手厚いフォローによりMieleへの理解が深まった会でした。



電工のリフォーム戦略は‘定額’ポッキリ!

2009年08月05日 | 住宅業界
パナソニック電工が、リフォーム事業戦略についての発表会を東京@汐留で行った。
住建マーケティング本部長の井戸正弘取締役から「今後縮小する新築住宅マーケットから、非住宅とリフォームへ領域を拡大する」と。
    
第一四半期の売上は、前年比にすると80.6%だが、あえて08年第四四半期と比較し93.6%まで回復、と表現。利益改善を強調。

現在住建売上の35%を占めるリフォームを、50%に引き上げる為に‘おうち丸ごとリフォーム’を提案してゆく。

パナソニックグループが展開する「エコアイディア」を、リフォームでもアピール。
最新機器に買い換えることで、年間約20万円の電気代が節約できるという試算。
各家庭の節約額が試算できる、「おウチまるごと」シュミレーションをWeb上にも公開。

また、顧客のリフォームへの不安を解消する為に、施工工程もWebページで見せる。

組織としては、リフォームを専門に扱うリファイン店(約260社)を中心に、新築を手がけてきた「わが家、見なおし隊」(約2200店)と名付けられた工務店や、所謂まちのパナショップ店をリフォームパートナークラブ(約3900店)として運営してゆく。

そして本日のメイン、‘定額’パックのチラシ案。80万円・・100万円などと設定し
施工費・諸費用も全てその価格内で対応するしくみ。

月ごとに「孫が遊びにきたくなるリフォーム」などテーマを変え、定額価格と共にチラシでアピールしてゆく。

商品ではトイレ「アラウーノ」を機器だけでなくトイレ空間としてパッケージ化したり

調湿効果の高い壁材「さらっとイーパネル」を開発し、リフォーム提案のきっかけ作りにして行くようだ。(WBC取材に応える井戸氏)

他社のリフォーム定額制は㎡単価などが多いが、総額を定額でポッキリにするという大胆な設計は
設備機器の入れ替えリフォームが中心になる電工ならではの企画。少々のコスト増減は平均で処理できる範囲という決断。
という事は、定額分かからなくても取られるケースが半分あるって事?と、穿った見方をしてはいけません・・・
某TV番組の「デザイン料は含まず」みたいな事は無いわけで、まずは分かりやすさを全面に出し拡販していく事になるようだ。

F.L.ライト、OLD IMPERIAL BAR

2009年08月03日 | Friend
日本では帝国ホテルの設計者として有名なフランク・ロイド・ライト
ホテルの建物自体は解体され、正面玄関部分を博物館明治村に残すだけとなったが
帝国ホテル内にある「OLD IMPERIAL BAR」は、当時の内装材が使われたライト建築を体感できる場である。

夕方だったが、既に常連のような男性客がカウンターに並んでいた。ライトが多用した大谷石などが見れる。

今日は勉強会の講師に呼んで下さった渡邊朗子さん(渡邊建築総合研究所代表)が、お仕事の後で誘って下さった。
カクテルで乾杯!
渡邊先生とは編集長時代に某研究会でご一緒して以来、情報交換をさせて頂く仲。
同じ業界に居ながらもアカデミーとビジネスの別世界ではあるが、意外と交わりも多く思わぬ所で接点があったりする。

渡邊先生と言えば・・・ライトと言うより、ル・コルビュジエと共に近代建築の三大巨匠と挙げられる
ミース・ファン・デル・ローエの方と、実は関係が深いのであるが
この「OLD IMPERIAL BAR」もお好きで、時々来るのだという事であった。

YOKOSUKA NAVY BASE フレンドシップDay 

2009年08月01日 | 湘南・逗子の暮らし
毎年、横須賀花火大会の日に合わせて一般オープンする米軍横須賀基地のFriendship Day。
夏の暑さにやっとなり、多くの人がピクニック気分で早い時間から訪れている。
(私はJR横須賀駅から15分ほど歩き、大きな碇が目印のBase入口へ。入国セキュリティチェックを受け、中は米国!)
 
American FoodのBBQやターキーレッグ、チリビーンズと露天が並ぶ。
  
芝生の広場にテーブルがセットされ、音楽Liveを聴きながら昼食中。フィリピン系のバンドはロック&ポップス系。
 
Car Showも開催され、こんな車を発見。AV搭載、というかAV機材化した車。何と呼ぶのか知りませんが、スゴイ音響!
 
こちらはPolice Dogs、おとなしく指示に従ってました。 カワイイ~、でもDon't touchです。
 
こちらはペイントがDreamyなバス停。  消防車はイベントに出動!子供だけでなくオジサン達も興味津々。
 
シアター内では、第七艦隊バンドが演奏&歌で観客を楽しませてくれる。日本語で「私のーお墓のまーえでー♪」に会場が沸く。
 
さて、小腹が空いたのでAmericanSweetsを・・・CINNABONのシナモンロールを。年に一度なら食べれる甘さ&大きさ!
 
そしてお決まりのAnthony’s Pizza今日はTimの県立高校先生仲間JhonとCregも一緒に!(基地内は¥と$両方OK)
 
夜の野外ステージでは、東京のKISSコピーバンドが参加。プロなので結構、聞けますし米国人にもウケてました。
  
KISSが終わった頃、丁度、横須賀花火大会が始まる時間になり・・・海上から大きな花火が上がった。


このように市民レベルでは正しくフレンドリー&仲良しな日米両者であるが
逗子市民の中では、米軍住宅地開発(横浜市側)に伴う逗子市側‘池子の森’の返還オファーに対し
市長が受け入れに積極姿勢を示した事を‘公約違反’と依然、受け入れ反対の声も根強い。

所詮逗子市民12年の私などは、‘池子の森’は逆に米軍に接収された住宅地内だった故に
奇跡的に開発をされずに保存された自然なのでは?などと感じたりする。
正しく今日も、この緑豊かな横須賀基地内を歩いて、周辺環境との差を明らかに感じたのであった。