VIVIEN住生活総研

住生活ジャーナリストVivienこと藤井繁子が、公私を交えて住まいや暮らしの情報をお届けします!

不動産投資インデックス

2006年08月02日 | 住宅業界
【写真左:IPD社のテニジアンマネージング・ダイレクターのご挨拶の後、
                        写真右:上智大学経済学部の山崎福寿教授の基調講演】

リクルート住宅価格インデックス【RRPI】は、
「住宅情報」などの広告メディアに掲載されたデータベースを活用し
西村清彦元東大教授はじめ、研究者の方々に開発頂き
現在は、東京大学浅見教授麗澤大学清水助教授に運用してリリースしている。

これを住宅系不動産投資ファンドのインデックスとして活用すべく
リクルート住宅総合研究所から、昨年IPDジャパンに運営を移管した。

今日はその、IPDジャパンが主催する「2005年調査結果報告会」で
昨年、賃貸長期需要予測研究会でご一緒した、上智大の山崎先生が講演されるという事で
お話を聞きに六本木ヒルズへ行ってきた。

ご講演は「キャップレートとユーザーコスト」という事で
我々、住宅の情報を提供している事業とは少し離れた
金融、経済分析予測の分野になるので、先生の解説について行くのがやっとではあるが
昨年の研究会でもテーマであった、‘借家VS持家’有利不利の影響因子やその数式について。
この20年ほど、特に住宅ローン減税が導入されてからは持家有利に運んできたが
今後はそれが無くなり、一方で集合住宅老朽化で建替えが巧く進まない現実が露呈する事によって
賃貸が有利に運ぶ環境も考えられるという事。

これを受け、後半に不動産投資の現場から3名の方々でパネルディスカッションをされたが
私は都合があって聞けなかった。
司会を務めた、清水研究員(麗澤大学助教授で、リクルート兼務)に追って聞くことにしよう。

ところで、ブレイクタイムにロンドンからいらっしゃているIPDのテニジアン氏が
フランス人という事で、今月フランス行きの私は現地情報をヒアリング!
ついでに、習い始めたフランス語でもチャレンジ!!
幼稚園児が話すような程度なので、「C'est parfait!très bien.」とおだてられ
気持ちよく会場を後にした私であった。

Rコスモスさんと「CHINA BLUE」

2006年08月02日 | 住宅業界
【コンラッド東京の28階。「CHINA BLUE」から望む浜離宮とメニュー(綺麗なブルーだったのに)   
                                      コスモス谷本常務(左)と清水研究員】

マンションディベロッパーの(株)リクルートコスモスは、リクルートから、ユニゾン・キャピタルに資本が変わり
社名も9月から、(株)コスモスイニシアに変わる予定。

今日は、そのアセットマネジメント事業部長である谷本常務取締役と大戸次長に
コンラッド東京の中華「CHINA BLUE」でご馳走になった。

私と同じリクルート住宅総合研究所の主任研究員でもある、麗澤大学の清水助教授をご紹介したのだが
不動産投資の現場と研究と、結構、同じような人脈で通じる所が多くお話も弾んで良かった。

実は谷本常務は、私と同じリクルートの関西住宅情報ご出身。愉快な大先輩のお一人。
なので私はお話より、初めてだった「CHINA BLUE」のインテリアやお料理に釘付け。

フレンチの「ゴードン・ラムゼイ at コンラッド東京」には、冷やかしに行ったが
意外と「CHAINA BLUE」の方が、面白かった。
天井高8mと開放的な空間に、ブルーをアクセントに使ったモダン・インテリア。
中華なのに巨大なワインセラーが中心にあり、お料理への期待感も高まる。

前菜、スープに続いて、
写真中の蒸した白身魚をキャベツでロールし、トマトソース添えしたフレンチのようなチャイニーズ。
写真右の海鮮チャーハンは、蟹も入ったカレー風味。高級焼飯!
デザートまでしっかり食べても、ローカロリー中華でNo Problem。

路線価が全国平均で14年ぶりに上昇という発表もあったが
不動産投資も、ローカロリー経営でバブルことの無いよう祈りたい。

御馳走様でした!