VIVIEN住生活総研

住生活ジャーナリストVivienこと藤井繁子が、公私を交えて住まいや暮らしの情報をお届けします!

ドバイと三井本館

2007年02月27日 | 住宅業界
(社)インテリア産業協会の会員サポートセミナー、今回はマンダリンオリエンタル東京
日建スペースデザインの安藤勢津子チーフデザイナーが、建築開発が目覚ましいドバイ(アラブ首長国連邦)の現状をご報告。

ドバイは石油埋蔵量が残り約40年に達し、国王が観光立国へと梶を取って以来
建築コードゆるゆるの建築天国に、世界の建築家が競ってプロジェクト参加している。Tower、Tower、Tower・・・
  Burj Dubaiは世界最高700m超になる予定

ベッカム様も御購入(実は国王が宣伝用にプレゼント)で有名な「The Palm 」は、7割方完成。
  こんな風に土砂を積んで島を造る・・・
セレブのプール付豪邸の外周には48件のホテルが建ち並ぶらしい。
街中ホテルだらけで、どこからそんなに観光客が来るのか? 安藤さんからは「英国を中心に欧州、またロシア人が目立った。米国人はあまり居ない」という事。

日本企業では大成建設が土木技術で評価を得ていたりしているが、韓国勢が頑張っているようだ。
ホテルの内観についてのレポートも拝見したところ、
ドバイは、香港・上海にラスベガス(カジノは宗教上無し)とディズニーランドが合体した都市という印象だ。

確かに、一度は行ってみたい非日常的空間である。


安藤さんの報告後、マンダリンホテルの客室を見せて頂きインテリアのお勉強。
スウィートの中で、下から2番目というオリエンタル・スウィート(約15万円/泊)のお部屋。
 お持ち帰り可能な扇子は全室でサービス。 
 小物で日本情緒を演出

こちらは通常のツインではあるが、石のバスタブに洗面とモダンな高級感。 床は竹のフローリング。
  

さて続いて、マンダリンオリエンタルのあるタワー棟に併設して保存されいる“三井本館”も案内頂いた。
ここは私も初めてだったのでワクワク!
お分りになるだろうか、左が70年以上の歴史ある三井本館の外壁と右のタワー棟の内部が大きなボルトで接続されている!?
 旧役員室が並ぶ廊下に仰天の金庫扉!!

 
オークの素晴らしい室内装飾や照明器具の美しさに感動。「設計は・・・NYの事務所で・・・」と一生懸命調べながらご案内下さったホテルマン。


今日は新旧のインテリアに触れられた、面白い企画で
終了後の懇親パーティ(写真上)のお菓子も含め、堪能できた勉強会だった。




芝浦アイランドの高級賃貸

2007年02月26日 | 住宅業界
分譲マンションのケープタワーが先行していた芝浦アイランドに、賃貸マンション『Air Tower』が完成、この3月島のグランド・オープンも控えプレス内覧会があった。
JR田町から歩8分。左がAirTower、右が分譲マンションのグローブタワー。
[Air Tower]総871戸  37.15㎡~225.03㎡(賃料13.5万~160万円、管理費込み)

 
欧米の邸宅マンションのようなエントランスが賃貸棟の共有施設というスゴイ設え。独立した棟で中のエスカレーターでTowerにつながっている。
今日のガイドは“ピンクパンサー”と案内があり、“Pink Intelligence”テーマカラーのピンクで外観照明も統一。
  
Pink Pantherと2Shotでご機嫌のVivien研究員。呼び鈴にも・・・マカロンにも・・・
後で振舞われたチョコケーキもPinkPantherだ!

本題の住居棟に入る前にワクワクしてしまったが、次々と驚きのあるイベントである。
まず、“貸しワインセラー”に案内され(小型7500円/月)そこで利きワイン。10万円のワインを3つの中からあてる。
当てた人の中から抽選でボトルをプレゼント!私は当てたが抽選にハズレた。

やっと住戸内に・・・いきなり48階ペントハウス(3LDK・120万円/月)へ!エレベーターで耳がおかしくなる。
 
東京タワーを見下ろす夜景、キッチンには米VIKING社のレンジやドイツAEG社のオーブンなどの輸入設備。
そしてこのリビングに設置された舞台で、アルゼンチンタンゴShowを見せてくれた!(天井高は4m)
迫力!住宅業界こんなプレスレビューは珍しい・・・・

次に見た住戸は40階の3LDK・85万円/月のミドル仕様。
 
こちらのリビングからはレインボーブリッジが眼下に。バスにはガラスドア、ミーレ社の洗濯乾燥機。

更に下へ降りて、25階我々サイズの住戸に到着。ワンルーム(40㎡弱・15-17万円/月)だが都会的なデザインで気に入った!
  
ガラス張りのバスルームで空間に広がりを出したり、木製のスクリーンで緩やかに仕切ったり・・・バスは狭いが夜景も眺められる。

ちなみに、最高家賃の160万円/月のお部屋は外資系企業が借りたという事。
そしてAirTowerのキッチンレンジはガス。金持ちの外人にはガスの方が支持されるからだろうか?
またPet連れ専用エントランスやエレベータにPet同乗サインがあったり、ソフトサービスも工夫されていて心が動く。

現在客付け40%ほど埋まっているようで、やはり安い住戸は早かったようだ。
プロジェクトマネージャーという位置づけで三井不動産ケン・コーポレーション新日鉄都市開発オリックス・リアルエステート4社のJVでこのAirTower事業は運営されている「Air Tower」。土地は東京都の70年定借。

芝浦アイランド全体では約4000戸の住宅が生まれ、商業施設(大丸ピーコックなど)も続々オープンするようで、
遊歩道や桟橋も完成すれば、意外と憩いのある生活シーンがイメージできた。
(というのも以前ケープタワー界隈を通った時「ここには住みたくないなぁ」と思った)
それほど今日のレビューが巧かったという事かもしれない・・・

団塊世代の住替え意向調査

2007年02月23日 | 住宅業界
リクルート住宅総合研究所が調査した「団塊世代の今後のライフスタイルと住まいに関する調査」の記者報告会を実施した。

今回、調査を担当した島原主任研究員から1時間半ほど調査結果をプレゼンテーション。
  
インターネットによる調査の為、バイアスがかかる項目もあるが(最終学歴大学が46.4%など)
1都3県在住の1947~51年生まれ(団塊は47~49年であるが、他調査との便宜上5年区切りに)の男性と、その年齢の夫を持つ女性各750名、
首都圏の団塊世代1500世帯を調べた結果であり、今後、クロス集計なども可能な規模の調査である。

内容はHPにもUpするのでご覧頂きたいが少し私が気づいたエッセンスを紹介    (3/1現在まだUpされていません・・・お待ち下さい

●現住居; 戸建持家[50.7%]  マンション持家[25.3%]  賃貸・社宅[14.9%] 
                           ※持家計76%  (同、国勢調査2005年70.3%)
       
         
              → 金融資産マイナス層(全体の16.7%)の内、マンション持家29.6%
                金融資産5000万円以上層(全体の11.7%)の内、戸建持家62.3%    と全体より高いのが特徴         
                                                 ※金融資産=60才時点の[貯蓄額ーローン残高]  

              → 現住居の不満:[賃貸・社宅層×手狭なこと] 42% と不満項目全体で最も高い値
                             →しかし賃貸層の住替え意向は[賃貸]64.2%と引き続き賃貸志向

ちなみに、金融資産マイナス層の住宅購入時期が突出しているのは1995-99年。バブル崩壊後にも関わらずキツイ状況だ。
  

などプロフィールを見ても、人生60年生きてきたら一概に語れない個々の環境差。
団塊世代としての志向性より、金融資産状況が消費行動と連動するのである。

●お金に対する意識; 男女で明らかな志向の違いが見れた。(10p以上開く項目)
     ・[全体3位]多少お金がかかっても豊かな老後: 女性78.4% vs  男性67.5%
     ・[全体4位]老後は質素な生活・お金を節約: 女性56.5% vs 男性67.6%

●具体的な暮らしイメージ
     ・[全体1位]夫婦の絆/時間を大切にしたい: 女性54.3% vs 男性42.7%    
               意外に、男性の方が消極的・・・諦めてる? ※結婚していない人(離婚死別含む)7.5%
しかし!1位の回答ではあるが、複数回答なのにYesと言えない人が男女共半数近くいる事に驚いた。 

現在[夫と別居]女性は8%→今後[別に暮らす希望]女性は11%と、思いの外数字には表れない熟年離婚。
しかし、先のお金・生活に対する志向性の男女差で、一緒に暮らすのだろうか?

私は団塊ジュニアや団塊の世代の住生活を豊かにする【同棲(同居)と別居とマルチハビテーション】を提案しているのだが 
今回調査では、離婚せず【別居】によって“自分の生きがい”を大切にする暮らしが大人の団塊世代なら達成できると感じた。 

結果一世帯としては、マルチハビテーションとなる訳だが、この調査でも意向を聞いている
●マルチハビテーション(複数居住)希望
      ・是非:6.7%+できれば:29.9%=36.5%意向あり        ・既に所有している:15.1%

これはネットのせいか、多い結果(現日本全国平均のセカンドハウス保有率は2.9%)
ただ別の調査でも首都圏や50歳代ではより高くなっているので、非現実的な数字ではない。             
フランスのセカンドハウス保有率10%に近づけるよう、団塊の世代から頑張ってみたい!


またリタイア後の具体的な住まいについては、[現住居のまま]46.2%[リフォーム]21.9%を除き、[住替え意向あり]23.6%の内
●住宅購入:9.7%、 住宅建築(建替含む):8.5%

面白かったのは、住替え先が[マンション購入]層の「多少お金がかかっても豊かな暮らしを」選択が90.9%
                  [注文建築]層で同86.8%と強く出ていて“豊かな暮らし=豊かな住宅”感がここにも残っている。 
Vivien研究員(左)と野口所長(右)も加わってディスカッション。

金融情勢により住替えの動機付けも複雑ではあるが、団塊世代、母数が多いだけに10%のニーズを実現すれば大きいのである。
まだまだ住宅マーケットも打ち手があるような調査結果であった。


住文化シンポジウム2007

2007年02月22日 | 住宅業界
住文化研究協議会の公開シンポジウム。今年は「住まいとこころ」をテーマに研究してきた3年間の最終章として
『私が考える住まい“上がり”の道 ~その住まいでハッピーリタイアメントできますか~』 というテーマで公開シンポジウムを開催。

場所を昨年までの公庫すまい・るホール(水道橋)から、新宿のパークタワーホールに変えての開催であった。

第一部では、【定年後の田舎移住者の意識調査】を結果報告。星野企画副委員長(ミサワホーム総合研究所 市場調査・企画室室長)が発表。
移住者インタビュー※を評価グリッド法によって分析したものである。
   ※群馬県安中市(6)、茨城県稲敷市(3)、北海道(1)、静岡県熱海市(1)、福島県昭和村(1)の計12件

ここでは、移住した人の意識や環境について調査した結果
千差万別の“終の棲家”意識の元[資金的余裕][一念発起では無く意外と軽い決意]という共通点が表れ
「リタイア後の人生は、場所を変えてリ・スタートする」積極的な層であり、その具体的な姿が垣間見れた。

続いて調査分析にもご指導頂いた、関東学院大学(人間環境学)諸井教授から「顧客ニーズの理解と対応」として
顧客ニーズに段階性があり、ニーズの分析をラダーDown/Upしながら正確に把握した上で
供給側の我々が、そのニーズに迎合するのではなくプロとしての解決策や提案をクリエイトする事の重要性を説かれた。

第2部のパネルディスカッションでは、望月企画委員長(東急住生活研究所所長)の司会で
パネラーには諸井教授に加えて、シニアコミュニケーションの小木曽取締役と福島県昭和村総務課の佐々木係長の4人がディスカッション。
  
人口1632人の昭和村では、写真右のような人口ピラミッド状態であり、明日の日本を先行しているようである。
その村に、移住者54人はインパクトがある。 空家110戸や空き校舎を活用し、定住&交流事業を推進していくとの事。
しかしながら、実は“田舎は物価が高い”“田舎の人が皆、親切。な訳が無い”と、都会人の妄想を面白おかしく正された。
それほど、移住してからのギャップが実際あるということであろう。

32万人以上のシニア会員を持つシニアコミュニケーション小木曽氏からは
「60-80歳の自由時間は7万時間。小学校~大学の授業時間の3倍に匹敵する。一から何か学んでも修得するに余りある」と
学習意欲を持ったシニアが多い理由がここにある。また「地域デビューした60代男性は“若手”と歓迎され活性化する」という話は
逗子の地元で“若い若い”と言われて喜んでいる私自身と重なった・・・・


今回はシニアの住まい・暮らしを研究してゆくにあたって、貴重な現場の声&お話が聞け参考になったシンポジウムであった。  

リクルート同期生

2007年02月20日 | Friend
関西から元リクルートの同期である、泊悦子レッドポイント社長が出張で東京に来ていたので
少しお茶を飲んで近況報告など旧交を温めた。

リクルート同期は30代で退職し起業している友人が多く、様々な会社の社長として活躍している。
泊社長(写真右)は営業を中心に人材教育をクライアント企業の中に入って行なう事業。

また写真は、同じく同期の丸山社長が経営する高級キッチン輸入会社、クライスアンドカンパニー社のショールーム。
2700万円のキッチンを背景に、私が手に持っているのは「minotti cucine」のパンフレット。
流石、イタリア!? キッチンのパンフに全裸の女性がキャラクターだ。
(中面もお見せしたかったが・・・・)
リクルートの汐留オフィス近所なので急に伺った為、生憎、丸山社長は外出中だった。


急成長していた20年前のリクルート。
同期採用600人ほどだったように思うが20年後の今、社員で残留している同期は何人居るだろう?

三井不動産グループ記者懇親会

2007年02月20日 | 住宅業界
三井不動産グループ主要19社の社長・役員が出席し、マスコミ関係者と懇談する会が三井の日本橋再開発の中心エリアにあるマンダリンオリエンタル東京・ホテルで催された。

岩沙三井不動産社長からは、景気は今年も底固く裾野も広がり、米国の住宅市場もソフトランディングし安定成長が予想されると。
JーREITの時価総額は5兆円を超え、私募ファンド6兆円市場を加えて不動産証券市場は日本経済に大きく貢献しているとも。
   
三井不動産グループについては、長期経営計画チャレンジプラン2008も前倒しで達成が確実で業績も好調であるが
そういう時こそ、信頼を裏切らないためにも緊張感を持って事業推進したいと引き締められた。

田中三井不動産会長(右)が「日本経済は都市再生事業、とりわけ国際競争力が落ちている東京の再生にかかっている」と言うお話と共に乾杯のご発声。

三井ホーム中村社長(右から二人目)&住宅ジャーナリストの方々と。
今期は好調だった三井ホームも、土地の手当てや展示場集客に難しさが出てきているというお話。

写真下左から、日本ツーバイフォー建築協会池田専務理事と住宅評論家の加藤親子。 
   
写真右はリクルートの葛原住宅情報ディビジョン長(右)と清家部長(左)、分譲住宅系の住宅情報を担当。

いよいよ3月30日に東京ミッドタウン(六本木防衛庁跡地)がグランドオープンする。
数年前ある提案を持ってこのプロジェクト室長に伺い、更地になった敷地に入れて頂いた事があった。
防衛庁の怪しげな地下室が残っていたり大木の並木があったが、どんな風に変貌しただろう。
三井の都市再生、日本橋・六本木。そのグループ総合力を楽しみにしたい。

鎌倉駅前マンション

2007年02月19日 | Friend
私が住む逗子の隣駅、JR鎌倉駅の駅前マンションにお住まいになっている高校(大阪府立高津高校)のI先輩から
「住宅の研究をしているようなので興味があればいらっしゃいませんか?」とお声を掛けて頂き、楽しみに伺ってきた。
マンション廊下から鎌倉駅のホームも見え、歩1分以内の立地。
「年寄りばっかりよ」とおっしゃっていたように、エントランスでは品の良いおばあ様お二人と遭遇。
鎌倉市内でも車が必要な戸建エリアから、駅前マンションに越して来られた方が多いようだ。

駐車場には空きが多いようだが、駅前なので離れて住む息子家族などが通勤用駐車場として便利に使うパターンはあるようだ。
帰宅ついでに親の様子も見れて、いい関係性が保てそうなケース。

さて、ご家族4人のI先輩のお宅は、上階の100㎡近い広い間取り。日当たり&眺めも素晴らしい。
特等席で見下ろすのは猫のチャチャ。 
実は初めてお会いしたI先輩。いろんなお話を伺っているうちに
南フランスでお住まいになっていた事や、徳島県が親の里という共通点も見つけ話が尽きなかった。

その上、前住居であり現在は別宅にされている材木座のマンションにも連れて行って下さった。
こちらのマンションは、ご親戚と共同建築されたコーポラティブ型の集合住宅。(注文建築のマンションという感じ)
この彫刻が施された室内ドア、千駄ヶ谷にあった洋館のお屋敷の形見が使われている。
この扉だけでなく、調度品には先々代からの重厚な素晴らしいものが並んでいた。
(素敵なお住まいを見せて頂き、有難うございました!!)

海にも近い場所で、元は和風建築の鎌倉らしい別荘だったとの事。
何だか今日は偶然にも、湘南の別荘文化に触れた一日だった・・・戦前の日本には豊かな暮らしがここにあったのだ。




逗子まちなみ再生研究会

2007年02月19日 | 湘南・逗子の暮らし
逗子市まちづくり審議会でご一緒している田中委員から「別件で一度、意見交換を」とのお誘いを受け
[逗子まちなみ研究会]のお仲間である、建築家の長島孝一氏のアトリエに伺った。
ご自宅に隣接した長島氏のアトリエは、逗子海岸に近い旧別荘地の風情が残る新宿地区にあり
かの鹿鳴館から持ってきたという話の“黒門”のお向かい。

写真左のアトリエ含む増築部分は長島氏の設計によるのもだが、右の母屋は何と文化庁指定登録有形文化財で築100年を超える日本建築。
 

そんな長島(写真左)邸や逗子の歴史を写真と共に田中氏(中)・及川氏(右)にもお話を伺いながら
今後、研究会を発展的に[まちなみデザイン推進委員会]として活動を進め
“逗子らしいまちなみ、および まちなみデザイン”とは何かを言語化していく活動アウトラインを拝見。
かつ、モデル事業の設計プレゼンテーション案にまで落としているものを見せて頂いた。

モデル事業は、[低層によるヒューマンスケールのまちなみ]を具体化した長島氏の設計案で
住宅地の建替事業を既存の植栽を残し、グループホームや賃貸住宅にコミュニティ・スペースなどを盛り込んだもの。
地元住民もちろんこのメンバー自身も、住みたい・通いたい文化的なスペースを目指している。

そこへ私がいつかは実現したいと思っている[外人観光客用B&B(Bed&Breakfast)]の構想をお話したところ、「これに加えれば良い!」と面白い展開に。

逗子のまちなみや自然・文化を残しながら、地域を活性化させたいというプロジェクトは
地元有志があちらこちらで動き出しているようだ。団塊の世代の退職で、更に活発になっていくのだろう。
是非、先陣を切った実現に向けて知恵を絞ってみたい。


Power Lunch

2007年02月16日 | 住宅業界
昨日、松下電工の発表会で出くわした町田ひろこ先生と、今日はランチミーティング。


3D住宅デザインソフト「マイホームデザイナー」で私もお付き合いがあるメガソフト(株)の井町社長も加わって、近況など情報交換をした。

町田先生から「4月に表参道へ移転するので・・・」というお話と
リクルートが発行する「住宅情報タウンズ」にも関心を持ったというお声掛けもあり、その城南版の小林版元長も同席させた。

表参道という好立地に移転されるので、アカデミーの生徒さん以外にも幅広く
インテリアに関心のある方々に訪れてもらいたい、という思いや
メガソフト社の3Dソフトを触りながら、住まいづくりの夢を一歩前へ進めてもらうような企画など
to C のみならず、to B(住宅業界) にも何か機会を提供できそうだと話は盛り上がった。

いつもアイデアフルでエネルギッシュな町田先生に、大阪本社にも関わらず東京での営業活動にも熱心な井町社長と、元気な経営者達。
しかし更に元気そうなのは、我々以外のレストラン客。優雅なホテルランチを楽しんでいたのは、ほとんど中・壮年のオバサマ方だった・・・

電工「HomeArchi」

2007年02月14日 | 住宅業界
松下電工の住宅照明器具【HomeArchi(ホームアーキ)】シリーズの新商品(4/21~)発表会を兼ねたExhibitionが
2/15~18の間、代官山ヒルサイドテラスで開催されている。
  キャンドルのInstallationも。

HomeArchiシリーズは2004年の発売開始から、照明器具の存在感を消しながら「1室複数灯」を提案し
デザイン性の高い住空間の推進をしてきた。昨年、経産省の【新日本様式100選】にも選出されている。

ペンダントLightは、デザインされたワイヤー使いやシンプルで新鮮なデザインが揃う。
  
実は私も自邸建築の折、この正方形ブラケットを2種類採用した。 今回の新商品、バスルーム壁に埋め込める10×10角のライト(写真右)も欲しかった!!
 
蛍光灯は斜めワイヤーで支えたり、キッチンにはステンレス素材で統一感をもたせシャープに。
 

プレゼンテーションでは、住宅照明事業部の椋本事業企画グループ長(写真中)がブランド誕生の経緯や売上目標150億円(2010年)というお話を、
 
建築家でHomeArchiのコンサルタントである丸谷博男氏(写真右)からは
主張しないデザインを面・線・点で表現した“日本のあかり”を世界に伝えたいというお話があった。

なので、「昨年のキッチンに続いて、今年は照明でミラノ・サローネに出展?!」と思ったら
このExhibitionかミラノか検討の結果、この形になったようで残念ながらミラノには出ないということだった。

いつもお世話になっている広報の奥瀬さん(写真左)が今日は司会に奮闘。  
 
パーティでは、町田ひろこインテリアコーディネーターアカデミー校長(写真右)やインテリア産業協会の方々とも一緒になり
バレンタインDayの夜、お仕事でチョコを頂く色気の無いVivien研究員であった・・・・・

クリンスイ+GROHE

2007年02月14日 | 住宅業界
浄水器クリンスイでお馴染みのMRCホームプロダクツ三菱レイヨングループ)の新商品発表会。
 
後付け(蛇口直結)型の新商品「CLEANSUI MONO」も洗練されたデザインになった(写真右)が、

ナント! 私も使っているビルトイン(アンダーシンク)型にドイツ「GROHE(グローエ)」社共同開発された新商品がCLEANSUIとのWブランドで登場!!
 混合水栓になるので浄水&水道水が1つの蛇口でOK。 
シャワー水栓のノズルは伸縮するデザイン。「カウンターキッチンが主流なので、後姿にもこだわりました」とMRCの田中女史(実は高校の後輩)。   

私が関心を持ったのは写真右の“脱塩素シャワー”。水道水中の残留塩素を除去し髪のタンパク質(キューティクル)を守るしくみ。
また、赤ちゃんやアトピーの方にも最適らしい。

さて、今回の目玉「炭酸温浴 Soda bath」の実演! モデルのお姉さんが5分ほど入浴しただけで・・・
  
通常の5~7倍の血流量が皮膚表面を流れ短時間で温まった証拠に、ウエストから下が赤くほてっている。
医療現場やスポーツ科学に活用されていたものが家庭用に商品化された「Soda bath」。
ジーコJapanやアテネのシンクロチームが利用した“炭酸温浴”を、美容・健康にオタクでいかがでしょう?

 お土産はValentainDayという事で、パティスリーISOZAKIのチョコケーキだった










トヨタホーム立花社長

2007年02月13日 | 住宅業界
47階建て(名古屋一)ミッドランドスクエアも竣工した名古屋駅前。
商業店舗オープンを控え求人も盛ん。  

今日はトヨタ自動車の専務取締役でもある、トヨタホーム立花社長にお時間を頂き
リクルートの「カーセンサーEDGE」堀江編集長(写真中)を連れ訪問してきた。

最近はトヨタ自動車専務のお仕事が多忙のようで、堀江編集長は年明けてお会いする機会があったようだが
私は住宅業界のパーティでお顔を拝見できなかったので、名古屋まで押しかけた。

トヨタホームは工場生産性の改善など(ユニット住宅「シンセ」は85%を工場生産)、自動車での技術・経営手法を住宅にも取り入れ
徐々に販売棟数を伸ばしながら、地元東海のみならず存在感を高めている。

立花社長は「HOUSING」編集長時代にインタビュー取材で初めてお会いした時、
お礼状をお送りしたら、ご丁寧に自筆で返信を下さった数少ない社長の中のお一人。
経団連など業界団体の活動で見る緊張感のある存在感と、同じ大阪人として親しみを持ってお話下さる柔軟なご対応と
人間としての幅、懐の深さを感じる素敵な経営者である。

トヨタホームなら、住宅業界に何か風を吹かせてくれるのではないか?という期待もあり興味深く、その動向を見守っている。
今日は車の話も伺ってみたかったが、やっぱりホームの話に終始した面談だった・・・


逗子マリーナのイタリアン

2007年02月11日 | Tennis
連休の中日、朝テニスを終えてランチミーティングのために逗子マリーナへ向かう。
マリーナにあるイタリアンレストラン「GRAND BLUE OCHIAI」で、逗子テニスクラブのパーティ委員の方々と年末パーティの反省会。
    
今日集まったのはリーダーの矢上さん(写真右)はじめ5人の女性に、黒(?)一点の末延総務部長の6人。


パスタランチなので各々、好きなパスタを選んで‘一口味見を’と交換し合う。

五十嵐ネエサンはトマト系、来期はパーティリーダーの緑さんはウニ、花婿募集中の逗子のシャラポワ恵理ちゃんはカラスミで、私はシラスといった感じ。

年末のパーティは会場を変えて初めての会だったが、お食事内容など概ね高評だったようだ。
(私は当日、受付のお手伝いをしただけであった・・・)
気付いた改善点を次回への申し送りに整理し、あとはお食事をしながらクラブの近況や運営など話が尽きなかった・・・・

アンチ・エイジング

2007年02月07日 | 社会・文化
今日は帝国ホテルで、あるセミナーに参加。
その前に、ホテルの17階見晴らしの良いラウンジででランチ。

今日は、みずほ銀行主催・ゲランParis協賛の「アンチ・エイジング セミナー」。 いつもの住宅業界セミナーと違って女性で満席の会場。
 
講師は、小野綾子さんというエステジャーナリスト

まず老化は成長ホルモンの低下によって起こり、40代では20代の40%に落ち込むらしい。
ただ分泌される【時間運動の休憩中】【23-24:00と2-3:00の就寝中】の時間帯によって差も出るようだ。
(実年齢より若く見える人は、運動してるか、早寝しているかという可能性が高い?)

加齢臭の話では“オジサン臭”として男性に分泌が多いが、女性にもあるらしい。
こちらは【タバコ&脂ものの食事】が助長するようで、とんかつ食ってタバコで一服している同僚の臭いを思い浮かべてみる・・・・

日常のアンチエイジング術もアドバイスしてくれたので、私の日常とチェックしてみると・・・・

●朝食での果物摂取  ⇒毎朝、4種類以上の果物とヨーグルト&豆腐入りミックスジュースを欠かさないので◎
●水2ℓ/日を飲む(これはデトックス上も重要らしい)  ⇒努力しているが水を量飲めず○
●コーヒー紅茶(カフェイン)NG  ⇒2杯以上飲むので×  
●砂糖NG(ハチミツで代用を)  ⇒料理で使うが、ハチミツ中心なので○
●お風呂につかる  ⇒冬場は毎日で◎
●Walking30分/日  ⇒Bethの朝晩散歩で1時間近く◎
●就寝2時間前までに夕食  ⇒飲んでも帰宅に1時間強かかるので◎
●PM11時までに就寝  ⇒全く×

これを見る限り、私は水と就寝時間がポイントだ! 皆さんはどうですか?個人差はこうやって出てくるのです・・・
(吉永さゆりさんなら、全部やってそうでしょ)

さて、このセミナーは みずほ銀行プレミアムクラブのご招待だったのだが
帝国ホテルに入っているゲランParisの協賛で、施設見学&お手入れアドバイスも。
 
写真右、岩塩サウナRoomの素敵なインテリアに「Franceって感じですね」とインテリア業界人の友人は
講師オススメの輝く肌作り用のパウダーをご購入。

このセミナー、無料であるがホウレン草とゴマのケーキ(帝国ホテルのパティシエに創作してもらったらしい)とカモミールティが振舞われ
 
お土産はゲランの商品サンプルと、銀行の運営にしては気の利いたセミナーだった。

確かに、エステや化粧品にお金をかけるご婦人方は
加齢臭では無く、キャッシュもってそうな匂いがプンプンしていました・・・・