VIVIEN住生活総研

住生活ジャーナリストVivienこと藤井繁子が、公私を交えて住まいや暮らしの情報をお届けします!

マイホーム・デザイン・コンテスト

2006年08月03日 | 住宅業界
【写真左:私はジュニア部門の表彰プレゼンターを。 受賞者の皆さんと撮影会。 
            写真左から、メガソフト社津田専務・井町社長と審査委員長の宮内静岡文化芸術大学教授】


私も審査員をさせて頂いているメガソフト社の「3Dマイホームデザインコンテスト」の
授賞式センチュリーハイアット東京で行われた。

総応募数301作品の中から選出された20作品の受賞者
北は北海道、南は九州まで全国から授賞式に参加された。

今年は残念ながら、グランプリ無しの準グランプリ2作品となった。
1作品は‘夢’の住宅1作品は‘現実’のマイホームと、分けた。

審査会の際には作品とコメントだけを見て想像していた作者と、表彰式で実際会える訳で
そこのギャップや意外性も楽しい。

私はジュニア部門のプレゼンターをさせて頂いたが
3Dソフトの作成テクニックは皆、ジュニアとは思えない出来栄え。
受賞した小学校6年生の男の子は「工作をしたいからアトリエを、皆がPCを使うのでPCルーム・・・」
家で‘何をしたい’という具体的な目的が反映された家づくりだった。

この‘何がしたい’こそが“ライフスタイル”であると
先日の住文化研究協議会で鎌田氏が教わった事であり、その‘したい事’が分からない住まい手も多い。

スクール部門では、先生と共に生徒さんも授賞式にいらして
楽しみながら、家の設計・ソフトの活用をされた様子が伺えた。

メガソフト井町社長からは「スクールパックで教育系にも力を入れたい」というお話もあり
今後が愉しみになった。

3Dマイホームデザイナー」、次は耐震診断も加わるらしく、ますます本格的設計ソフトになるようだ。