VIVIEN住生活総研

住生活ジャーナリストVivienこと藤井繁子が、公私を交えて住まいや暮らしの情報をお届けします!

世界遺産と癒し、池田綾子ライブ

2008年07月31日 | 社会・文化
Architect Café(アーキテクトカフェ)汐留で、世界遺産がらみの癒しイベントを開催するというご案内を頂き参加した。

まず、ヘルスツーリズムカフェトーク「パワースポット熊野古道を歩く」と題して
和歌山県の広報室、日根課長補佐によるお話。 「当日の朝採りです」と、ひのきチップの香りを運んで下さった。
  
2004年、世界遺産に登録され注目を浴びている熊野路について、そのヒーリング効果の研究結果などを含めて紹介。
 

続いてはメインイベント、池田綾子さんによるディナー・ライブ。
今回のライブは、10月15日に世界遺産の屋久島にて開催される【やくしま森祭り】のシークレット・プレミアム・プレイベント。

私にイベントのご案内を下さった、Architect Caféを運営している主催者in.store.mediaの西野氏がご挨拶。
  屋久島の会場を照らすキャンドル

【やくしま森祭り】の中心人物である池田綾子さん、正しく癒し系の美声で情感豊かな歌を披露。
 
【やくしま森祭り】は地球を守る・自然と共生する・森を守るをテーマにしたグリーンハートなイベント。
昨年は、絢香・石井竜也・小柳ゆきがボランティアで参加されたという。

ライブ後は各テーブルを回ってお話をしてくれた池田さん。屋久島のイベントの成功をお祈りしています!
ご一緒したMiele社(ミーレ・ジャパン)のお二人と。


街とジュエリーをデザイン、GAEA

2008年07月30日 | 住宅業界
逗子・葉山の環境活動で出会った、松本寛さん(ガイア アート&デザイン プロデュース)のお誘いを受け
ご自宅のギャラリーへお邪魔することになった。 逗子市桜山の閑静な住宅街にある純日本住宅。
手を入れながら3代住み継がれている

お玄関ではお香が焚かれ、五感で和の空間を楽しませてくれる。 8畳の和室がギャラリーに設えられて・・・

展示されているのは、翡翠を中心に松本さんがデザインしたジュエリーの数々!斬新、かつ女心を揺さぶるデザイン。

左下、「SAKURA」と名付けられたうす紫の翡翠には桜の花が掘られている。(写真が悪いので、作品集はこちらのHPにて)


こちらが松本ご夫妻。実は奥様、大手ハウスメーカーの設計に携わられていた経歴も!お庭のお花を白いディッシュにアレンジ。
お二人の美的センスが光る

レッドアンデシンという希少な赤い石のペンダント、着けると石に動きが出て素敵。
中、人魚姫の最期のシーンを表現・・・泡になってゆく人魚が真珠を抱いている。右の指輪も大胆にして独創的!

イロイロ着けさせてもらってご機嫌な私。 右、最後にビビビッ!と惹きつけられた指輪がこちら。 
(左のオパール石の方、キャッツアイ)
ゴールドの土台は葉っぱをデザイン、葉脈が浮き出ていてシブイ輝きが大人っぽい。
私の細い指では負けてしまう大きさだが・・・かなり気に入ってしまい、衝動買いしそうだったが懐淋しき折、グッとこらえて我慢した。 

女心奪われるデザインの数々、事前に連絡すれば見学させて下さるようなので是非HPからご連絡を!

優良ストック住宅、SumStock

2008年07月29日 | 住宅業界
大手住宅メーカー9社が各社グループ不動産会社と共に[優良ストック住宅推進協議会]を設立し、記者発表を行った。
(旭化成ホームズ・住友林業・積水化学工業・積水ハウス・大和ハウス工業・トヨタホーム・パナホーム・ミサワホーム・三井ホーム)
 
ストック住宅、所謂、中古住宅の流通を活性化し適切な市場を形成する為に
まず大手各社の戸建住宅から共通の点検・管理、流通時の査定方法などを共通化することから始めようというもの。
その基準を満たす中古住宅を『優良ストック住宅[SumStock]』とブランド化、消費者へアピールする。

会長は積水ハウス和田会長、副会長に大和ハウス(樋口会長代行、渦居取締役)・住友林業(矢野社長)・積水化学(高下住宅カンパニープレジデント)・旭化成ホームズ(波多野社長)が挨拶に立った。 
   
 
ストックヘーベルハウスで実績のある旭化成ホームズは協議会の代表幹事・事務局を請け負う。概要を説明する事務局の羽鳥旭化成ホームズ部長(右)。

流通時の査定を行うのは協議会で教育研修を受けた会員会社の[スムストック住宅販売士]。(今期400名目標)
ちなみに、各社のグループ不動産会社というのは三井ホームでは‘三井のリハウス’ではなく三井ホームエステートのこと。

優良ストック住宅査定方式による共通シート整備し、建物価格をスケルトン(構造)とインフィル(内装)に分け査定。
 東京カンテイと構築
スケルトンの償却期間は50年、インフィルは15年。共に期間後の残価を10%とする。(200住宅ビジョンの手前‘0’にはならない!?)

住生活基本法施行以来、住宅産業もストック住宅政策に舵が取られ‘新築からリフォーム’へ各社の事業もシフト。
インフィル事業に関しても、多様な展開が考えられる中
その先にある、中古住宅流通市場へ住宅メーカーがタッグを組んで動き出した。

9社の戸建住宅ストック数は約200万戸、年間に流通しているのは1-1.2万戸という事。
その中で、このSumStockに対応できるエリア内では5-6000戸。今年度は1000戸を目標に普及を進める。

まずは注文住宅戸建の責任が取れる優良物件から、中古市場で信頼を売りに差別化できれば
結果、新築住宅販売現場でもブランド力Upにつながり、低価格競争に巻き込まれないという事につながるのだろう。
和田会長は「我々は世直しをするつもりで取り組む」とおっしゃったが、中古市場全体にどう影響力を出せるか。
我々、住宅情報誌としても協働してゆくべきテーマである。



住団連、経営者景況感下がる

2008年07月29日 | 住宅業界
住団連(住宅生産団体連合会)が四半期毎に発表する会員会社16社による[経営者の住宅景況感調査報告]。
今回の7月度から、6月に就任された佐々木宏専務理事(左)が発表された。
 
4月ー6月の第一四半期の実績は、総受注戸数・金額ともにマイナス13ポイント。
上記グラフのように、前四半期にやっと水面下から脱出したかと思ったら(実線が実績、点線が予測)またマイナスへ沈んだ。
注目すべきは前年の同期がマイナス47ポイントと、大きな溝であったにも関わらず前年比で更にマイナス13ポイントという落ち方。

今後の販売の先行指標の一つである展示場への来場者数(左)も、益々、減る予測。
次期四半期は、オリンピックもあって人は動き難く相当厳しいのでは無いだろうか。 合わせて地価の動向(右)も下降予測。
 
佐々木専務理事は建設省出身、前職は住宅金融支援機構理事なので私や記者達も顔見知り。
住団連・佐野さんから「住教育ガイドライン」のご紹介も私も研究会で意見交換させて頂いた。


景況感の発表では、年間の新設住宅着工戸数の予測も減少傾向。4月度に発表された112.7万戸から109.1万戸へダウン。
各社予測の内訳を見ると、98万戸~122万戸と20万戸以上の開きが・・・・

国交省から発表された6月の着工戸数によると上期(1~6月)は前年同期比10.1%減の約54万戸。
昨年の106.7万戸は確認申請問題で後半急ブレーキがかかった特別事情もあるが
このまま10%ダウンのトレンドが続くと、遂に100万戸割れも有りえる市況である。

各社、下期の新商品や販売促進で巻き返す予測であるが、消費税論議の行方や株式など経済環境ありきの消費者マインド。
物価は上がっても株価が上がれば、まだまだ建替え需要もあるはずなのだが雲行きは怪しい。

葉山へハイキング&花火

2008年07月28日 | 湘南・逗子の暮らし
今夜は葉山の花火大会、そこで葉山の三ヶ岡山をハイキングして花火が上がる森戸海岸へ出ることにした。
逗子の自宅を17時頃に出発、逗子駅前からのバスで「旧役場前」まで行きハイキングコースに入る。
 (地図の左側から右側の海へ出るコース) ハイキングコースから見える屋根はF.L.ライトの弟子‘遠藤新’作の加治別荘
   
 まむしは三浦半島の山ではどこにでも居るようだが出合った事が無い。
山というより標高148mの丘、森のようなもの。 でも頂上を越え海が見えてくると嬉しい!
 
右手に海を感じながらどんどん進む、私達のハイキングは休憩無しの早歩きなのでスグ終わってしまう!
  
最後の急な階段続きには驚いたが(これはキツイ、逆側から登れない!)、30分ほどで登って降りた。
 終点は葉山の小さな「熊野神社」
県道、森戸海岸線が見え、目的地の「森戸神社」に到着。花火に合わせて屋台も出ている。
  
葉山の花火見物は森戸神社の崎、海岸の岩場がお気に入りスポット。森戸海岸の浜は見物人が多くて観賞し難い。
広重の絵風景 裕次郎、縁の地
家から1時間強で到着してしまい、花火まで1時間もある・・・持ってきたサンドイッチとチーズ、イタリアン・スプマンテで乾杯! 
 崖の下にも見物客
時間待ちをしている間に、刻々と変わる空の色。感動的な紅に染まった・・・真ん中に江ノ島、写真では出ないが富士山のシルエットも。
 
日が暮れて7時30分、花火が沖で上がり始めた。
 
右は、水中花火。今年は船で観客の前を回遊しながら上げる水中花火が無くて残念!一番好きな花火だったのに・・・
 
波の砕ける音を聞きながら、花火が映る海面の光を見るのも・・・葉山の花火の趣。
  
今年の湘南はこれから、逗子、茅ヶ崎、横須賀、江ノ島、鎌倉と花火の夏が続いてゆく。


モビリティウィーク&カーフリーデー

2008年07月24日 | 社会・文化
ヨーロッパを中心に世界2016都市が参加する[ヨーロッパモビリティウィーク&カーフリーデー]の説明会に
逗子市でまちづくり活動を一緒にしている谷さんの案内で参加した。
 
毎年9月16日~22日に世界各地で[Europian Mobility Week]として様々なイベントが開催されている。
1997年にフランス、ラ・ロッシェルで始まり2002年からはEU(欧州委員会・環境総局)のプロジェクトとなっている。
2008年今年のテーマは『CLEAN AIR FOR ALL!(みんなにきれいな空気を!)』。

日本ではカーフリーデージャパンの望月真一氏(左)がこの日本担当コーディネーターとして活動を推進している。
 
環境問題からもCO2排出量における運輸部門は約21%、その内自家用車は約49%。全排出量の約1割がマイカーによるもの。
 
その上、「クルマと都市空間」を考えると、物理的に占有されるスペースは
歩行者や自転車の、10~40倍(移動時)・10~20倍(停止時)もあり、運転利用時間が一日1時間とすれば
1日23時間分の駐車スペースは都市空間を無駄にしているという事にもなる。
そこでカーシェアリングや自転車・公共交通の活用促進が、街空間を有効に活用するための方法なのである。

‘車のない日’発祥の地、フランス西部の港町、ラ・ロッシェルは人口8万人。
富裕層が暮らす、ヨットハーバーなどを備えた小さな街・・・我が逗子に共通点も有りそうで訪ねてみたくなった。
 
右は、EU本部のあるブリュッセル。市街地32k㎡をカーフリーゾーンにし、市域フリンジ部分に車を駐車し本格的。

車社会が先行していたヨーロッパでは、量販店の郊外化によって街中の商店が閉鎖され街が廃れてしまう問題
所謂‘シャッター通り問題’が日本より早く現れ、この15-20年間で車に依存しない街づくりに注力し商店が蘇ったと言う。

日本では2004年から横浜・松本・名古屋市が支援参加し、さいたま・那覇・福井市が加わった。
 
その、さいたま市から「さいたまカーフリーデー2007」実施内容の紹介があった。大宮駅周辺3箇所の一般車両通行止め。
 シャトルバスを運行

私は逗子市の「まちづくり基本計画」を推進する為の市民団体[ほととぎす隊]で交通部会の部会長を仰せつかり、
今後の活動の参考にと説明を伺ったが、早速に市民委員の皆さんに共有し市長へ提案したいと思える街文化にとって有意義なイベントであった。
望月氏(右)は谷さんの先輩でもあり、この後、旧交を温めながら情報交換をした。

旭化成ではキャンペーン・モデルと

2008年07月23日 | 住宅業界
毎年恒例、旭化成グループの記者懇親パーティが帝国ホテルで開催された。山口会長が所用で欠席、蛭田旭化成社長がご挨拶。

旭化成ケミカルズ、旭化成ホームズ、旭化成ファーマ、旭化成せんい、旭化成エレクトロニクス、旭化成建材の
6事業会社毎にテーブルが設けられ、我々はヘーベルハウスの旭化成ホームズ波多野社長(左、中)を囲んで懇談。
平居マーケティング本部長も
清水取締役(左、右端)と広報の岩本室長(左端)と住宅業界記者の皆さん。(メガネを取った田中さんに注目!)


さて、このパーティでは毎年、旭化成グループ・キャンペーンモデルが登場。
今年は佐野真理子さんと趙思宇(チョウ スイユウ、中国)さん。歴代モデルの中には松嶋奈々子さんも!
一緒に写真を撮ってサインをしてくれる、それを楽しみにしていらっしゃる記者の方々も多い!
右の趙さんは181㎝!

旭化成広報の中村課長もお久しぶりデス、最後は蛭田社長とモデルさんが揃ってお見送り。

お土産には、旭化成製品サランラップ&Ziplocなどの詰め合わせ。重宝しておりマス!

ところで来月のオリンピック、柔道では旭化成所属の90kg級泉浩選手・66kg級内柴選手が出場し金メダルも期待されている。
ガンバレ、Nippon!!

仲間由紀恵と古田敦也、Panasonic Beauty

2008年07月23日 | 住宅業界
Nationalの“きれいなおねえさん”シリーズで展開していた美容家電製品。
10月に松下電器産業がPanasonicに社名変更を控え、『Panasonic Beauty』シリーズとして新登場。
 
松下電器産業ナショナルウェルネスマーケティング本部本部長が「更に性別・世代を超えて‘美の価値’を提供します」と。
  

美容家電製品は既に、松下電器産業へ事業移管されているが製造は松下電工が担当。
松下電工の電器事業本部ビューティ・ライフ事業部長崎事業部長が、ナノテクノロジーやリニアモーターの技術を解説。
 

今日の発表会はファッションショー風、ランウエイをモデルが歩き
 
製品を持って登場、男性はシェーバー「ラムダッシュ」を(キムタク似のモデルだ!)
  
こちらは炊飯ジャーではなく、イオンスチーマー。ドライヤーと「ナノケア」シリーズで。
 

ナノケアシリーズ」イメージキャラクターの仲間由紀恵(28)と「ラムダッシュ」には前ヤクルト監督の古田敦也(42)。
 新CMも披露

実物のお二人が登場してトーク、古田さんはお話上手で仕切る仕切る!アナウンサー要らず。
  
「今までB社を使っていましたが、ラムダッシュを使ってビックリ。本当に良いので使ってみて!」とアピール。
  
(ナンカ分け目が変?) 仲間さんは貫禄も増して美しい!少しポッチャリした?

松下電器産業の広報、図師さんが「皆さんも会場で製品をお試し下さい」と案内。
 
早速、記者達もTRY!Vivien研究員もイオンスチーマーを、化粧の上からじゃダメか・・・ラムダッシュは早剃りでソフト。
  
想定価格はドライヤー約2万円、イオンスチーマー約4万円、ラムダッシュの上位機種が約4万円と付加価値商品価格。
Panasonicブランドの効果が、美容領域でどんな風に出るかも楽しみである。

逗子マリーナでテニスの試合

2008年07月21日 | Tennis
逗子マリーナと言えば、日本でも椰子の木が似合う数少ないマリーンリゾート。(私は人工的で、どうかと思うが)
 
ヨットハーバー以外に、2004年までユーミンのライブ「SURF & SNOW in 逗子マリーナ」がガーデンプールで開催されていた事でも有名。
(経営が結婚式場のリビエラに変わってから、それも終ってしまい淋しい・・・)

そのリビエラ東京が主催の[リビエラ逗子マリーナ テニスフェスティバルin Summer]なる試合に
マリーナのテニススクールに通っている中山さん(右)のお誘いで参加する事になった。にわかペアの私達には他のペアが強く見える・・・
 
大きな大会ではないので上手な選手が出る訳ではないものの、我々はBブロック(中級のクラス)にて
一日目は3試合を勝利し、翌日の本戦2試合に挑んだ!

しかしながら、そう甘くは無い・・・0-6、4-6と2戦2敗してしまいガッカリ
写真は、2日間とも殆どゲーム数を落とさずに完勝した、優勝ペアの息の合ったプレイ!
 同じ逗子テニスクラブのお友達、岩村・田上ペア

大会終了後、表彰式&パーティが開催、ジュニア・プレーヤー達も参加。 乾杯はテニススクールのコーチが浴衣姿で登場。 
  
各レベルの優勝ペア達が壇上に、上級ではミックスWが男子Wを倒して優勝。「練習してきた結果が出て嬉しいデス」などスピーチ。
 可愛いですがお子様は高校生のママ!

表彰台を逃したものの抽選会での賞品を楽しみにしていた私達、しかし!3万円の旅行券も優勝した田上さんに!!
 日頃の行いか・・・大当りの1日。 

ボーンズ社長の東コーチが締めのご挨拶。丁度、2名のスクール生が関東大会を勝ち進み全国大会出場が決まったようで喜びの報告も。
 君達も目指せ錦織圭
Vivien研究員は、流石にスクールへ通う余裕は無いのでナカナカ上達しないが
時々試合に出て、一喜一憂するのがストレス解消になって良いものなのです。

「環境と住まい」を箱根で考える

2008年07月15日 | 住宅業界
毎年、紫陽花が終わりを迎える頃、住宅広報連絡会主催のサマーセミナーが箱根で行われる。

住宅会社と業界記者が集まり懇親を兼ねた勉強会、「今回は[環境と住まい]をテーマに」と司会の岩本氏(左、旭化成ホームズ
     代表幹事の高原氏(積水ハウス

まず専門家の講演会という事で、(株)エコライフ研究所の中野博社長が「持続型社会の実現と住まいについて」

住宅産業研究所ビルダーズシステム研究所にも関わっていたという住環境ジャーナリストという紹介であったが
ご自身のピーアールがほとんどの内容で、記者陣唖然・・・「皆さん、環境住宅は早くやったもの勝ちですよ~!」って???

そんな講演会の後、グループに分かれてディスカッション。大人の皆さんは、つつがなく議事進行。
終了後、代表でディスカッションの内容を発表し共有した。


私のグループ(右)では、各社の環境への取り組みと共に
先日発表された国交省の「超長期住宅先導的モデル事業」の第一回採択案件について内容を具体的に伺ったりした。
何棟まで割り振られるのかは未定だが、住宅1戸あたり200万円補助が出るようだ。大手メーカーでも採択の可否が分かれ微妙・・・
首相肝入りの[200年住宅ビジョン]だけあって、130億円も予算が付いている。
消費者が実感できる補助にもっと投資して欲しい気がするが。

さてさて、勉強会の後は座敷で夕食。明石氏(ポラス)のご挨拶が始まれば・・・

恒例、ポラス連による南越谷阿波踊りの指導?!   私は井上さん(左、積水ハウス)と同部屋でゆっくり

翌朝も露天風呂につかってから出勤。ホッコリ・・・

まちなみ景観評価、勉強会

2008年07月11日 | 住宅業界
プレハブ建築協会の住宅部会が主催する報道関係者向け見学会&勉強会。
今回はまちなみワーキンググループが提案している[まちなみ景観調査シート]による評価法を、
「多摩ニュータウン南大沢ミサワガーデンN-CITY」「横浜都筑の杜」「湘南佐島」3現場を見て紹介して頂いた。

私は現場には行けなかったが、横須賀の講演会から参加。ミサワホームの商品企画部、大谷グループマネージャーが講師。
  
ミサワガーデンN-CITYの評価シートを見せながら「まちなみには外構の情報が重要」と。
緑視率の計算法を具体的に写真で紹介(下)、「経年の成熟度を再評価するようにしたい」と。
 
現在、協会会員企業以外に様々な場面で評価シートを活用してもらい、内容の改善や評価者の育成などを研究中という事であった。
ミサワガーデンN-CITYの評価は74/100点

次に、この評価項目を意識しながら設計した事例が紹介された。
センタースクエア南風台(福岡県)は、道路に対して東西に長い区画を単純に南北に割らず
斜めに割ることで、住戸内からの眺めやまちなみ景観に工夫がされた分譲地。

南面に開口が取れて光と風が通る

アーバンスクエア桜風(長野県)では、宅地売りの分譲地について各区画のシンボルツリーや主な植栽の位置を決めて植樹した上で分譲した例。
 

区画毎に注文住宅が好きに設計されても、まちなみの統一感は保たれ入居者からも好評という事であった。

私も地元、逗子市でまちなみ景観保存の活動に、この評価シートを使ってみたい。
そこで逗子なら‘まちなみの要素として何を大切にしたいのか’を議論するのにも良い材料である。

さて勉強会の後は、食事をしながら懇親会。まちなみ景観評価シートに感心する池上住宅産業新聞社長(左)、大谷氏と。
 
場所を変えて、カラオケに興じる記者の皆様・・・・
  
 
Vivien研究員も池上社長とデュエット。何だか80年代の風景がフラッシュバックしたような時間でした・・・



逗子のJ.J.MONKS

2008年07月09日 | 湘南・逗子の暮らし
1984年から七里ヶ浜にあったという有名なレストラン・バー「J.J.MONKS」が、何故か海の見えないJR逗子駅近くに移転して1年強が経ち
テニス仲間の主婦から「ランチも美味しいわよ」と聞いていたが、やっと行く機会ができた。

裏通りの新しい小さなビル(MDFビル)の2階。テーブル席が4つほどと、カウンター。七里の海?写真がさりげなく飾られている。
  
雰囲気のあるインテリアと、七里のお店から移植したと見える壁のサイン。有名人も通うようで逗子の新しい壁には
 坂口憲二さん(俳優)のサインが。

ランチをご一緒したのは、逗子市のまちづくり市民団体「ほととぎす隊」で偶然知り合った元リクルートの大庭さん。
 10年ほどの後輩で子育てと勉強を両立中のママ 

名物のようで和風ハンバーグをチョイス。厚みがあって肉汁滴る・・・おろしソースもイイ味。アイスとドリンクが付いて1500円。
 
大庭さんとは、ほととぎす隊で知り合い、今日初めてゆっくりお話をしたが
リクルートのDNAなのか、昔の友人のようにスーッと話がなじんでいった。

市民活動の団体と言えば、リタイア後のおじさま(おじいさま?)が幅を利かせている訳だが
我々、珍しく若い(?)女性という事で重宝がって頂いている。おじさま方とスピードを合わせる努力&忍耐は必要ですが・・・

日中建築住宅産業協議会

2008年07月08日 | 住宅業界
日中建築住宅産業協議会(JCBH)第72回フォーラムの講師に平郡事業委員長(積水ハウス、写真右)からご指名を受け、
「[上海&ミラノ見聞録]インフィル・ビジネスの可能性」と題してお話をさせて頂いた。
 
1985年から日中の住宅産業において企業間交流を推進してきた会の、メンバー企業さん達を前に
今年初めて上海に行っただけの私に話せるネタが、そう有る訳も無いが
ミラノ・サローネを含めて、ストック社会におけるインテリア・インフィル業の有り方として感じた事、見た事をご紹介した。
 
会長は松下電工の今井相談役。松下幸之助が日中の産業交流を切り拓いた歴史による流れ。
会員企業は松下電工ほか東京ガス、TOTO、INAXなど設備建材系と積水ハウス、トヨタホームなどの住宅会社や中国人のコンサルタントなど。(顔見知りの方もチラホラ)

フォーラムの後は、場所を変えて懇親会。「藤井さんは面白い所に目を付けてらっしゃいましたねー」と
数十年の中国通の方にお褒めの言葉を頂き、ホッとするやら恥ずかしいやら・・・・
 
中国経済も踊り場に来ているのか?上海万博までどうか?など
またここで色々と現地情報など、逆に勉強させて頂くことができた。 

Panasonic電工、キッチン新商品

2008年07月03日 | 住宅業界
今年10月にパナソニック電工に社名変更を予定している松下電工が、“パナソニック キッチン”「Living Station」を発表した。
従来の4モデル(XIMOなど)を[L-class][S-class]の2ラインに集約、再編成。
 
ミラノサローネで展示した深澤直人との共同企画・デザイン。写真はアイランド・タイプ。

まず、住建事業の取り組みを井戸住建マーケティング本部長が発表。
パナソニックブランドらしい住建商品を連打で発表し、単品ではなく全体使用感の満足度Upを目指す。
 目標システムキッチンのシェアNo1(現3位)

今回の目玉は日本初【トリプルワイドIH】コンロ。松下電器による開発商品を電工のキッチンに独占で搭載する!
(独占・・・大丈夫なのかなぁ松下電器?意外と、他キッチンメーカーからクレームが出るほどの魅力は無いのか?)
他では熱源フリーゾーンのElextrolux社製がある。
左が従来のIHコンロ、ガスコンロありきのキッチン設計から脱却。魚焼きグリルも有りません。
 IH部分は1.9mmと段差わずかに
IHヒーター部分が真横3列に配置され、奥にあった小口コンロの操作性が増す。手前のスペースは配膳などに活用。
 
主婦モニターでも、配膳スペースとしての評価が高かったという事。ダンナ様もお手伝いし易い!?
 
シンクはスキマ無しの成型、フードは水拭きでOK。(有機親水性コーティング技術・撥水撥油コーティング技術)お掃除ラク機能も充実。 

さて、実物に触れて・・・「このスペースで洗いカゴを置くと調理スペースは充分とれますかねぇ?」商品企画開発の乾さんに聞いてみる。
(アイランドキッチンに洗いカゴは置かないか・・・)
   キッチン研究家の黒田氏も質問中

こちらは壁付けのI型モデル、コンロのスイッチは押すと出てくる。P新聞の女性記者もTRY(お料理してね)!
  

「ミラノで見て頂いたプロトタイプの商品化です」とマーケティングの上田さん。アイランドのリビング側はキャビネットに。
 
電工大会議室に飾られている松下幸之助翁のお言葉。
創業90周年、紆余曲折の歴史を経てパナソニックに統合される事を喜んでいらっしゃるように見えた。

イタリア風景画&Sweets

2008年07月01日 | Friend
[長住協]設立のパーティを後にして、向かったのは市ヶ谷の「パステラリア五條」というカフェ。
イタリア風景画を書く友人の個展が、こちらのカフェで開催中という事で駆けつけた。(そうN新聞の聖子記者ですよ!)

『L'estate in Italia(イタリアの夏)』シエナやリビエラ地方の夏が約10点展示されている。 【7月16日(土)まで開催中!】

長年の訪問地が記されたイタリアMap。 右は、私のお気に入り海辺の田舎町。海がエメラルドブルー。
  
グルッと絵を見せてもらってイタリアを懐かしみながら、合わせて楽しみにしていた人気パティシエールによるお料理を頂く!
(若くて美人のパティシエール・シェフ)
   
  充実のお料理にデザート! 
人気Sweetsが並ぶウインドウ。
是非、お時間をつくってイタリアの風とSweetsを味わいにお出かけ下さい。