ゴールデン・リタイアーズ

S20年生、後期高齢ゾーン、人生最終コーナー「遊行期」の
徒然残日写真録

140905 ヒヨ雛2羽誕生!日本一周軽キャン車旅回想40日目、朝焼けの宮古港、浄土ヶ浜から平泉中尊寺へ

2014年09月05日 | 趣味と交遊

 リビングから庭を眺めているとヒヨドリの親が虫をくわえて庭木におりたち巣にはいる、とその時ピンク色にくちばしが2羽、大きく口をあけているのが見えた。その口に親鳥が虫を分け与えている。やりましたね、おめでとう。2時間に1回は食事をあたえ体温を41度に維持しておかないといけないらしいね。親鳥は大変だ。雀はヒナが巣立つまで4000回は往復して食事を与えるらしい。いやはやすごいものだ。

日本一周軽キャン車旅回想もいよいよ40日目に突入。5月28日。

宮古港に車中泊、今朝は4時にめざめる。マルチシェイドの隙間から外をみるとなにやら朝焼けのような感じ。外にでると朝もやとともに日がのぼろうとしてピンク色に輝き始めている。あわててカメラを取り出し数枚撮影、これは浄土ヶ浜へすぐ行かねば!十数分で立派に整備された駐車場につく。昨晩はここに泊まればよかったね。老夫婦が散歩中、話す。福岡からきたことに驚く。震災当時の話や浜の日の出の状況聞く。遊歩道がきれいに整備されている。朝もやが浜にたなびきそれこそ浄土を思わせる景色。50年前この浜で学友たちと浜辺の小舟に腰かけて写真をとったこと思い出す。雲の合間から日がのぼり海面がきらめく。時間がだいぶ過ぎて赤く染まることはなく残念、

1時間ばかり撮影、駐車場に戻りモーニングコーヒ。車の中を掃除。シェラフや毛布をだして埃をおとし、車内をきれいにする。今日は釜石方面に走り盛岡方面、中尊寺金色堂をめざすことにする。8時半、道の駅やまだにつく。このあたりも大津波の被害をうけた地域で復興にむけガンバロウの看板があちこちにたっている。道路には津波の浸水区間が明示され警報が出た時の対処法が記載されている。10時、ローソンで休憩、コーヒータイム。千葉のKKさんにTEL。船橋のアパホテルを予約したという。お世話掛けます!

明日の仙台宿泊、ユースホステルメープル仙台に予約をいれる。スズキ自販のディーラーにも1年点検の予約を確認、福岡の購入店から連絡してくれていた。アフターは全国の自販店を利用できるので便利ではあるね。釜石のイオンでアルカリイオン水を補給、昼食のにぎり寿司を調達。

 14時、道の駅とうわ着。岩手県花巻市東和町。源泉かけ流しの温泉やホテルなどもある。中尊寺情報を入手して金色堂をめざす。夕日時刻に着けそうな感じ。15時45分に駐車場についた。なんとここから歩20分ばかり坂道をのぼらないと金色堂にたどり着けない。他の観光客もえっちらおっちら坂道を上っている。拝観料は800円で5時までという。内部は撮影禁止、金色に輝く阿弥陀像などを土門拳張りに撮りたかったのに残念。

 平安の世、奥州平泉で栄華を極めた藤原氏が現世で求めた極楽浄土とはなんであったのか。内外の壁すべてに金箔が押してあり須弥壇の中には藤原三代の遺体と4代泰衡の首級が納められている。案内をききながら見つめると敬虔な気分になる。瀬戸内寂聴中尊寺CDブックを購入、あとでじっくり見てみよう。夕日が境内の建物や木々にはえて美しい。17時半、駐車場には車は1台もなし。周辺の店も閉まっている。18時、近場の道の駅」みずさわに着くが18時で閉店。近くにローソンがあり車中泊了解をとり、弁当夕食。今日は220キロばかり走ったが、浄土ヶ浜から金色堂まで阿弥陀仏を求めての1日でした。

 

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140904 軽キャン車旅回想39日目、八戸からアマちゃんの久慈へ、三陸鉄道乗車、車中泊Mみやこ

2014年09月04日 | 趣味と交遊

 日本一周軽キャン車旅も今日で39日目。東北三陸海岸、大震災後を走る。7時過ぎ宮古にむけ出発。8時、ほんはちのへ駅着。駅そばのタワーパーキングに車を止め、新幹線八戸駅からブログ発進。10時前、道の駅はしかみ着、ビタミンCキューイ6個調達。11時道の駅久慈に到着。朝ドラ、アマちゃんの能年玲奈の大ポスターが貼られている。

 震災で不通になっていた三陸鉄道、北リアス線(久慈ー宮古)が開通し、駅前は賑やか。駅員さんに撮影スポットを聞き、白井海岸まで切符700円を購入、駅でそばを急いで食べて電車にのる。震災時、トンネルで待機して助かったというトンネルも通過し白井海岸で下車。無人駅で誰も下りない。山手の駅で海に向かって下りて行く。漁村だね。道路サイドに小型の船が放置されている。海はきれい。ここに大津波が襲ってきたと思うと感慨ひとしお。港のはるか先に人影。カモメが数羽飛んでいるだけ。ここでアマちゃんのもぐりシーンが撮影されtたのかな?水はきれい。約1時間ぼーっとして帰りの電車をまつ。3時、久慈駅にもどり宮古にむけ出発

 大震災から3年、道路はきれいになっており高くされた防波堤だけが目立つ。防波堤付近の宅地が雑草ぼうぼうのまま残されている。4時道の駅たろうにつく。観光ホテルたろうで震災のビデオを見るはずだったがホテルが大津波の記憶をとどめるために保存されることになり観光客へのビデオ放映は中止されているとのこと。グリンピア宮古が近くにあり日帰り入浴もできるという。いってみると仮設住宅が残っている公園のそばにあった。とりあえず風呂にはいりさっぱりしてから道の駅みやこに向かう。営業状況を確認するため電話をいれたが元気な女性の声で案内があったので行くことにした。

 が、夕暮れの道の駅みやこに7時ごろついたが人の気配もなく車が広い港の駐車場に1台だけとまっておりさびしい雰囲気。ここまできましたという津波表示のペイントがなまなましい。10M近い大津波だったようだ。しかし震災後しばらくは被災者のかたがたはトラウマになっただろうね。窓5面にマルチシェイドを装着して、ワンカップをやりながら幕の内弁当、なにやらわびしくなってくる。今日の走行は190キロ、累計で6400キロ。オドメーターは11000キロを超えた。仙台で1年点検、オイル交換もすることにしよう。9時過ぎ、寝袋にもぐりこむ。

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140903 ヒヨちゃん抱卵後期。日本1周車旅回想38日目、フェリーで青森へ。八甲田、十和田湖

2014年09月03日 | 趣味と交遊

 庭木の消毒。雨でのびのびだったが業者が来宅。ひよどりの巣が心配だったがSさんは心得たもの。他でも経験があるらしい。ヒヨドリは割と冷たいらしく、変に樹を切ったりしたら雛をほったらかしにしてよりつかなくなるらしいね。消毒剤散布後1時間、ちょっと心配だったが戻ってきて抱卵を続行、よかった。もうぼちぼちヒナが孵る時期が近いと思うが。なにやらえさになる虫をくわえて巣の中に保存しているような姿がみえる。がまだヒナが誕生している気配はない。まちどおしいね・・

さて、わが日本一周軽キャン車旅も北海道一周を終えて38日目、青森に戻ってきた。5月26日。フェリーターミナルで昼食をとり、近くのマックスバリュウでアルカリイオン水の補給とATMで出金、残額が大幅に減っている。なにがおちたのか要チェックだね。恐山はあきらめて八甲田から十和田にむけ出発。

八甲田の岩木山展望所に2時ごろつく。山口からの車旅にきて、恐山にいってきたというシニアとはなす。天気がよすぎて霊山という雰囲気ではなく温泉に入ってきたという。八甲田は現役時代、幹部教育に新田次郎の「八甲田山死の彷徨」をサブテキストにしてよくつかった思い出の場所。青森第五連隊が八甲田の雪中踏破のトライアイルを岩木山でこころみる。冬の八甲田は軍隊の軍人精神だけではだめで必ず案内人と小隊編成が絶対条件であることを現地人から教わるが上層部におしきられ大体編成ででかけ全員凍死悲劇の話。幹部のリーダーシップの本質は何かを学んでもらう事例学習であった。

八甲田山麓は雪解けが始まり道路は両サイドの雪が解けだし春の訪れを示し、みずばしょうが芽吹き始めていて非常に美しい景観をあらわしていた。

 15時給油をして十和田湖にむかう。途中、奥入瀬渓流の入口で休憩。学生時代、奥入瀬を歩き、十和田から裏磐梯まで10時間ばかり歩きとおした思い出がよみがえる。16時、十和田湖につく。観光船が係留されていたが湖自体の感動はそれほどない。1

 7時、道の駅しんごうにつくが食事はない。ぱんとコーヒをにもながらスタッフとはなす。日本一周車旅はうらやましいと彼らは言ってはいたが・・。18時、サンクスの五戸(ごのへ)倉石店にたちより車中泊依頼、OKをいただき、幕の内とワンカップで夕食。明日は八戸経由で東北三陸海岸を走ることにしよう。

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140902 北海道一周軽キャン車旅19日目最終日。ニセコから函館市街、函館山へ、69歳の誕生日

2014年09月02日 | 趣味と交遊

いよいよ北海道一周軽キャン車旅も今日で最終、19日間3000キロの旅も終わり明日は青森にわたる。4月19日福岡を出発して今日で37日目、6000キロ走ったことになる。今日はニセコから函館市街、そして初日強風でとりやめた函館山の夜景を撮りに行く。今日の天気は晴れ、多分大丈夫だろう

 5時モーニングコーヒ。6時、日本名水100選の羊蹄のふきだし湧水を飲む。うまい。そばで南無大日不動明王尊がカッと目を見開いてこの名水を見守っている。人は誰もいない。空気がうまい。7時、名水の郷きょうごく道の駅を出発。7時半、ニセコビュープラザ道の駅、9時オープンだから誰もいない。キャンピングカーは数台。冬はスキー客でいっぱいになるのだろう。8時半、くろまつない道の駅、9時半セブンでコーヒー。今回の旅はどうも道の駅とコンビニを基点にまわっている感じだがトイレ、休憩、食糧、泊まりと仕方ないように思うが行き当たりばったりの自由旅にはなっていないかもね。

 12時前、初日の車中泊先、ユウ・遊・モリ道の駅に着く。名物イカメシを食す。560円だったが10センチくらいのするめいかに焼き飯のようなのがくるまれている。そんなうまいものではなかったね。名物にうまいものなしとはよく言ったものだ

 1時前函館につく。セブンから札幌のNさんあてに自作のぐい飲みを宅急便で送る。函館港フェリー乗り場に行き驚愕の事態。なんと下北半島、大間行のフェリーがドック入りで運休になっているとのこと。1か月前から予告しているとのこと。何ということか。時刻表をみてみるとぺらっと1枚メモがはいっておりこの時期運休になっている。カウンター女性にうらみつらみいってもどうしようもない。恐山に行く予定だったのにね。26日の予約をいれて市内散策。函館山のケーブル乗り場の確認にいく。なつかしの路面電車が走っている。JR函館駅そばに有名な朝市がある。蟹やらウニなど新鮮なものが安く食べられる。近くにオールナイト駐車場がある。

 ケーブル乗り場そばに車をとめて港をみおろす坂道のある市街を散策。CMなどによくつかわれるらしい。教会や小粋なカフェなどがあり絵になる街だ。4時過ぎ、夜景にはまだ早い。ケーブル乗り場のスタッフにきくと山頂にレストランがあるとのこと。往復1080円也でケーブルにのる。何と乗客私一人でガイド嬢一人が乗る。5分でつく。展望台から函館港と山が一望できる。記念写真屋さんが長椅子をおいたりして準備中。曇りでかすみがかかったような空模様。今宵の夜景は今一かなと話している。展望台2Fにレストランジェノバ。

 今日は小生69歳の誕生日、数えで70歳古稀である。昔は古来希な長生きだったのだろうが今やこの私は軽キャンピングカーで日本一周中。時代は変わったものだ。生ハムスパゲティにノンアルコールビールで一人乾杯。窓から港町函館が一望でききれいだ。7時前夕闇が迫ってくると同時に観光客が急に多くなる。中国語や韓国語がいきかう。どこにいても大きな声でしゃべるものだ。日本人の辛抱強さ寛容さやさしさが彼らにもわかっているはずと思うがね。あっという間に展望台が埋め尽くされ、撮影場所が占領される。気温もぐんと下がってきた。数十枚撮って7時半ごろのケーブルで帰途に就く。なんと行は一人だったが帰りは満員、中国に来たような感じでおもわず苦笑い。セブンで酒とつまみを調達してフェリー乗り場第二駐車場につきここで一息。北海道最後の車中泊。今日の走行220キロ、累計で6068キロに達していた。北海道一周3000キロ、19日間の軽キャン車旅は無事終了。あすは青森だ。

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140901 血圧142、頭重し。北海道一周車旅回想18日目、新千歳空港、札幌を経由、羊蹄山のふもとへ

2014年09月01日 | 趣味と交遊

 1年ぶりに特定健康診断に行く。血圧が上がってますねと看護婦の声、いつもは下が70、上が120。きわめて正常だったのが上が142になっている。2回はかっても変わらずだ。どうもここ1週間ばかり目がうっとおしく頭が思いと思っていたが。140ならたいしたことないとは思うがやはり変化した背景があるはず。日本一周から帰って3か月、食事や生活環境、ストレスなどが変化したのかもしれないね。結果は10日にでるがさてさてどんな結果になることやら・・・

 さて、車旅回想、日本一周軽キャン車旅36日目、北海道にはいって18日目、5月24日。昨夜は長沼町のマオイの丘公園道の駅で車中泊。朝起きてみるとサイロを4つつなげたようなユニークな建物、周辺は石狩平野がおおきく開けている。芝生の赤い花が美しい。さて北海道一周軽キャン車旅も最終コーナー。今日は札幌のNさんと2回目のランチ予定。とりあえず新千歳空港によることにする。

 空港は最新技術の粋を集めた空間、ナット環境もばっちり。マルセイバターサンドの土産をレターパックでおくる。ジェット機をみながらコーヒをのみワンショット。流線型の機体がうつくしい。11時前給油しタイア圧をチェックして札幌にむかう。Nさんの自宅の住所をなびにいれて車を走らせ近くまでいったがピタッといきつけない。電話で確認しあうが目印の公園をつげても不断は公園の名前などあまり意識しないのでなかなかスムースにいかない。やっとこさ自宅駐車場に車をとめほっと一息。しばし応接でご夫妻と歓談。現役時代はこんなシーンは皆無だったがリタイアしたからこそだね。すばらしいご夫婦。N氏行きつけの江戸前の寿司屋さんに案内してもらう。有名人もよくくるとか。さすがという感じのうまい寿司だった。

 食後のコーヒーをご自宅でいただき、すっかりお世話になったまま3時前出発。空は小雨交じりのくもり空。定山渓温泉をぬけて茫洋中山道の駅に着いたときはすごい霧。これから先行けるか心配だったが売店のおばさんんが大丈夫大丈夫とあっさりしたもの。ここが一番頂上だから下界は大丈夫というわけ。

 おかげで名水の里きょうごくに着くまでの道々の羊蹄山の景観は雲がおおきく動き、すばらしい景観を眼前に提供してくれた。バチバチ夢中になってシャッターを押しまくる。7時前道の駅に到着、ここは日本の名水100選のひとつらしい。しかし羊蹄山は蝦夷フジと言われるだけあってほんとにすばらしい。隣接のきょうごくの湯にひたりながら今日一日の出会いにおおいに感謝した次第。いよいよ明日は北海道最後の日となる。

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