ゴールデン・リタイアーズ

S20年生、後期高齢ゾーン、人生最終コーナー「遊行期」の
徒然残日写真録

231014 「生老病死」は人間の宿命、誰一人避けて通れない!1000km渡海蝶、アサギマダラが忘れずやってきました!!

2023年10月14日 | アフターセブンティ

今年になって私の周辺に癌の話題がふえてきた。二人に一人はかかるという癌。何億と言う人間の細胞、その中の癌細胞と言うのはどんな悪玉なのだろうか?

生老病死と言う避けられない人間の宿命。おギャーと泣き叫んで苦しさに満ちたこの世に生まれ出る。その日は誕生日と称して普通はお祝いの日となる。しかし子供は親を選べない。人生は苦の連続だ?。徳川家康は人生とは重荷を背負って、遠き道を歩むがごとしと言った。今までの人生で楽しかったことと苦しかったことをリストアップしてどちらが多かったか?いろいろ試行錯誤しながら年をとり、身体も老いてゆく。そしてあちこちに病の種が増殖し、病床で死を迎える。億万長者も生活保護を受けている人もひとしく死を迎える。

クリスチャンで作家の曽野綾子さんがその著書で聖書の中のことばをひいて次のように述べている。

「太陽の下、人は労苦するがすべての労苦は何になろう。一代すぎればまた一代が起こり永遠に耐えるのは大地。日は昇り、日は沈み、あえぎ戻り、また昇る」

誰が死んでも大地は動揺しない。

「主は私達をどのように造るべきかを知っておられた。私たちが土塵に過ぎないことを御心に留めておられる。人の生涯は草のよう。野の花のように咲く。風がその上に吹けば消えうせ,生えていたところを知る者もなくなる」

この詩編を読むとき人間は思い上がることはできなくなる。私たちはたまたま今の時代の地球に生まれ合わせ、何億の人間の中から知り合った。迷惑もかけたが、多少は手助けもした。そのようなことができただけでそれは脅威である。だから「あとは野となれ山となれ」の心境なのである・・・と。

何億と言う昆虫の種の中の一つ、1000km渡海蝶、アサギマダラが関東あたりから太宰府周辺にフジバカマの香りにひきよせらやってきた。いつもの定点観測地、竈門神社上方の谷あいにやってきてくれた。人間世界の変遷で荒れ放題になっていたがわずかに残っているフジバカマに立ち寄ってくれた。

スマホで撮影した一頭の蝶にマーキングが施されていた。DZF(太宰府)で1011(10月11日)リノさんと言う人がマークしたようだ。これから遥か台湾の地でこのチョウを確認した人はさぞ大感激するだろう。はるか日本の太宰府から飛んできてくれた、ありがとう、お疲れさん!!!と。


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