まあ日本人はよくやるね。たまたま解散した嵐がCMで揃って出ていた感動のパワースポット、それが福岡県福津市の1700年の歴史を誇る宮地嶽神社だが2月と10月の2回、宮地海水浴場に沈む夕日が沿道を照らしてまるで極楽浄土のような光の道を創造する。その瞬間をみるため全国から集まる。
普段,年寄りはやたらと出歩いたらダメと言っている妻が2月の19日から3月3日まで宮地嶽神社で「夕陽の祭り」やっているという情報を流してくれた。前々から知ってはいたが5~6年前に寒緋桜にメジロがやってきているのを撮影に行ったときにはこんなイベントはやっていなかった。
(日本1の大しめ縄。長さ13M、重量3.5T、径2.2m、すごい)
ということで週間天気予報をみながら20日ぐらいしかないと見定めて福岡都市高速を使って香椎から古賀をへて神社駐車場に13時着。しかしなんと霧雨。予報もあてにならない。2時から階段席の整理券が配布されるらしい。とりあえずお参りして御朱印もいただく。
14時整理券配布。すでに先着組が長蛇の列。
指定席ではない。3~400枚、階段に座れる範囲で配布するようだ。とりあえずピンクの券をゲット(赤は二日目チャレンジしたときもらったもの)17時から20名づつ階段に座らせるようだ。上段のいい席に座るにはこの寒い中3時間も待たねばならない。そんな執念もないので一旦車に戻り休憩。
光の道の出発点、宮地浜に行ってみる。この寒い中、若者はサーフィンに興じている。人間いろいろだね。パラグライダーも飛んでいる。すごいものだ。3時半、いったん駐車場にもどり、写真機材を準備、といっても三脚はだめ。寒さ対策をしっかりして、行列に戻る、16時。最後尾はおり返している。寒い。皆、寒さを微塵ともせずスマホをながめたり話に興じている。行列になれているのかね。
(これは最下段、鳥居がじゃまになってみえないだろう。正面、道路の一番奥が宮地浜)
(私の前は階段ではないところに座らされている)
通常は参道の階段。そこが観覧席。5000円で諸々祈願をした人は最上段、パイプ椅子も用意されてるらしい。なんとか最下段に座る場所ゲット。17時20分。日の入りは18時6分。上の写真は17時50分頃。鳥居の左側の樹木の間から太陽が見えている。この太陽がそのまま右手の道路位置に落ちてくれたら黄金の光の道ができるというわけだ。
しかし黒雲や地平線当たり雲が気になる。以下の写真はそのドキュメント。
(18時4分頃。期待大)
(まんまる太陽が消えている)
海上近くに雲があるのかもしれないね。結果は観衆のため息で終了。雲が厚かった。前方の観客が立ち始め退却し始めた。お疲れ様でした。
まあ、こんなものですかね。トイレをすませて退却。参道商店街もぼちぼち店じまい。まあ、しかしこんな黒雲だからね。すこしでもよく顔をだしてくれたものだ。これから帰れば20時には帰宅できると思うが目もしょぼついているし夜の運転はできるだけやめておこう。道の駅むらかたまでは20分くらいで行けそう。
19時、道の駅着。何回か利用した勝手知ったところ。マルチシェイドをはって就寝体制をつくり、夕食。車中泊の行く先々でうまいものを食べるという習慣はない。車だし飲めないしね。ということで車中でくつろいでまずはワンカップ大関なのだが今回は松竹梅の大吟醸720CCにした。
最初の一献で疲れが消えてゆく感じ。スマホでアマゾンミュージック。八代亜紀の舟歌をききながらゆっくりする。こんな車中泊スタイルになれてしまったね。今日は残念だったが熊本空港の夕日&ジェットのコラボ撮影と同じく、お天気相手だからいかんともしがたいね。明日は宗像神社に早朝参って福津海岸道路をドライブしてみるとしよう・・・・
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