ゴールデン・リタイアーズ

S20年生、後期高齢ゾーン、人生最終コーナー「遊行期」の
徒然残日写真録

200623 部分日食と七変化撮る!高齢者は次世代のために生きる!!

2020年06月23日 | 趣味と交遊

24節気では「夏至」、1年で最も日が長く夜が短い。外出自粛トーンで読書三昧。娘が誕生日祝いにくれた図書券でたまたま手にした講談社現代新書、「定年からの底力」を読む。62歳定年から十数年過ぎた私がいまさら読む本でもなさそうだがベストセラーになっているらしく、著者が別府のユニーク大学、立命館アジア太平洋大学(APU)の学長の出口さん72歳ということで買った次第。定年も敬老の日もいらない、ずっと働くことが健康寿命をのばし、医療費を減らし、若者やシングルマザーなど真に困っている人への再配布へふやす。人、本、旅が幸せへのパスポートで年齢は関係なく好きなことがやれることが一番の幸せと説いている。

 APUは学生が6000人ほどで半数以上が留学生、職員は日本語、英語が話せることが条件で1年生は全寮制でダイバーシティの見本みたいに人種は完全ミックス。2年以後は別府市内にすみ、アルバイトをしたりして完全地域密着、起業クラブといったユニークなものもあるらしい。大企業で働き、世界を旅し、猛烈に読書し、60歳で起業、70歳で学長を引き受けた氏のキャリアからして大変説得力がある内容になっている。

 第一章をひも解くと高齢者が生かされている歴史的、生物学的意味と題して木川達夫さんの生物学的文明論から紹介しているが、人間も含めて元来、生物というのは生殖活動で子孫を残すことが根源的な存在価値。老後においても生殖活動にいそしむには無理があるが、老人は子育てを支援し若者が子供を作りたくなるような環境を整備すべく頑張るべきで、身体も脳も日々よく使い自立した生活をして病院のお世話にならないことが次世代の為に役立つ老人の在り方だと説いている。なるほど!この2ページだけでこの本を買った価値があったと納得した次第。まあご同輩の方々、税別860円投資いただき読んで見られたらどうでしょうか

夕方、5時半、部分日食が見れるというの外にでる。コンデジ、ルミックスFZ300にND16のフィルターを装着ISO400、絞り8でモニター画面を見ながら撮影。

ピタっとピントはこなかったが左側4分の1ほどが隠れた日食が撮れた。次見れるのは10年後らしいがね。日本中の親子が楽しんだようですね。

わが家の裏庭の白いアジサイがピンクに七変化をしていました。

天と地の大自然の一場面を垣間見た1日でした。さあ、次世代の為に、好きなことをやりながら元気に過ごしていきますかね!!!

 


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