ゴールデン・リタイアーズ

S20年生、後期高齢ゾーン、人生最終コーナー「遊行期」の
徒然残日写真録

160223 伊吹信介のように気分いまいち!青春の門、第五部望郷編読む。

2016年02月23日 | 趣味と交遊

青春の門の伊吹信介のようにいまいち気分がさえない。白内障がでてきたのか知れないがどうも視界不良が続く。当然集中力が働かない。親知らずが虫歯になっており去年抜いたほうがいいと医者に言われていた箇所が鈍痛がでてきた。まあ老いの印だから甘受すべきなのかもしれないが。しかし青春の門を読んでいる時はしばし忘れる。

第五部、望郷編。自暴自棄になっている信介は同棲している酒場の女の家で新聞に塙竜五郎が抗争でさされて重傷という記事を発見、女の毛皮コートを質にいれて金をつくり寝台急行にのる。車中でルポライターの男と意気投合してともに田川に向かう。

竜五郎は再会を喜ぶが塙組は疲弊して、人もお金もなく崩壊寸前。借金もかさみ、信介は金策のため懸命に働く。しかし埒があかない。そこで信介は、塙組主催でのプロレス興業を筑豊へ呼ぶことにする。しかし資金とノウハウがない。小倉で再会した、織江のつてで得た強力な人脈のバックアップで興業は成功するがその日に竜五郎の容態が急変、なくなってしまう。

こころのよりどころであった筑豊と決別し再び東京に戻るが相変わらずのすさんだ生活が続く。織江は歌手の道を懸命に歩み、カオルや緒方はそれぞれの道でがんばっている。自分だけがなぜこうなんだ。酒におぼれ、自らの行動が引き起こした交通事故で実業家、林と出会う。事故をきっかけに、ようやく転機が訪れる。プロレタリアートからブルジョアジーへ出会いの相手がかわる。信介の行く先に、ほんのわずかながら光が見え始める。そんな第五部「望郷篇」でした。第六部「再起編」さあどうなるか楽しみではある。


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