ゴールデン・リタイアーズ

S20年生、後期高齢ゾーン、人生最終コーナー「遊行期」の
徒然残日写真録

240422 時節は「穀雨」、今年の春夏野菜の作業は順調だがまだまだ体得できていず!!

2024年04月22日 | 旧暦のある暮らし

24節気では「穀雨」、いろいろな穀物を潤してくれる春の雨が降る頃。

 

二十日の土曜日、レンタル農園の全体作業日。元県農業大学のM教授の野菜作りの講義などもあって、トマト、キューリ、ナス、ピーマン、オクラ、枝豆、弦なしインゲンなど一挙に苗の定植や種蒔きなどをやった。3月16日に2期目がスタート。去年失敗したジャガイモなどがスムースに発芽、葉も20センチくらいに成長。元気そうな葉を各種イモ毎に3本ほど残して、間引き、有機,化成の混合肥料をぱらぱら撒いて、種イモが顔を出さないように土寄せ。2週間後もう一度土寄せして5月下旬、収穫となる。

(ジャガイモ)

 

m先生は肥料をやりすぎると葉は立派に大きくなるが実に十分栄養がいかない、いわゆる肥料やりすぎのツルボケという症状になるとのこと。しかい隣の畝のベテランYさん、10年選手で去年もいろいろ助けてくれて、写経会の同僚でもあるが肥料はパラパラでもやったほうがいいということで私はものは試しでやってみた。

農業も経営も理屈ではいかない経験哲学が必要。

腰を痛めないようにと少しづつ畝づくり、土づくりをやってきたので、20日の作業はトマトの畝とナスの畝に雑草除けの黑マルチシートを敷き詰める作業。野菜作りの7割は雑草との戦い。雑草は育てる野菜にいくべき栄養を奪い取る。雑草の生命力はすごい。

(マルチに穴をあけトマト、キューリの苗を植生)

 江戸時代から「下農は草を見ても草をとらず、中農は草を見て草をとる、上農は草を見ずして草をとる」と言われてきた。すなわち優秀なお百姓さんは雑草が生えないよう先行管理するか,生えたら即、かりとる、クイック対応をする人というわけ。マルチシートは土の保温と雑草を防いでくれる。

 農園の方で用意いただいた中トマト、ミニトマト各2,キューリ2株を苗をマルチに穴をあけて植生する。アナに水をいれて、根バチが崩れないように植え込む。周りに土をいれて苗と土を密着させる。手でたたいて密着させすぎてもダメ。空気の層も作っておかねばならない。そして灌水。苗が風で倒れないように竹の細木で仮支柱をつくり、麻ひもでS字型にくくりつける。これらの一連の作業が去年の農事日記でチェックしたりYさんに聞いたりしながらやる。まあ、まだまだ身についていない、体得できていないということ。知得、体得、納得までいかないとだめということ。しかし、自然相手の農業、野菜作り、10年やってもうまくいかない時が結構あるとyさん。

(手前がナス、ピーマン、オクラ。その奥が枝豆、インゲン)

去年は失敗だった枝豆やツルなしインゲン。今年はよくばらずにそれぞれ4個種穴をほり、3個づつ種をまき、灌水、防虫ネットをトンネル掛け。ナス、ピーマンの植生、オクラの種まきを雨が降り出すまえに、なんとか完了。

(手前がレタス、人参、大根。その奥がホーレンソー、春菊、小松菜など)

まあトマトなど果菜類はこれから支柱づくりや脇芽とりや日々のケアが勝負。すべて発芽に成功した人参、ホーレンソーなお葉菜類は間引きや雑草取りが重要になってくる。まあ時間だけは十分あるのだからマイワイフの感謝の声、お褒めの声がでるよう頑張りたいものです・・・・

コメント
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