例年より1週間ほど遅れた今年の桜開花前線。先月の29日くらいから始まった私のさくら追っかけ写真撮影もほぼ終了。桜前線は東上してゆく。2014年、軽キャン日本一周一人旅も4月中旬スタート、20日すぎの富士山麓での桜開花を目指した。青森弘前城、函館五稜郭の桜、4月下旬から5月初めだった。なつかしい思い出。
(九博、雲海桜、シダレトンネル)
(太宰府、御笠川、桜並木)
日本人の人生と桜は切っても切れない深い関係がある。江戸の昔も同じだったようだ。芭蕉の句、 さまざまの事おもひだす桜かな!! 家族や仕事の思い出も桜にまつわるものが多い。
(宝満川沿い桜並木の夕刻)
(太宰府政庁跡、落花絨毯での花見)
サクラのシーズンが始まるとフェイスブックにもアマチュアカメラマンの各地の桜スポットを尋ねた投稿がやたらと増える。まさに、さくら狂騒曲の感がする。それもようやく最終楽章に入ったようだ。
(政庁跡南側のあずまや屋根に落花が積もっている)
先日、圧迫骨折でコルセットをはめて生活をしてる妻の買い物に同行、カツサンドなどを買い込んで買い物のかえり、久しぶりに太宰府政庁跡を訪れた。桜は満開で桜吹雪が飛び始めているなかでカツサンドとアイスコーヒ。舞い散る桜吹雪の中で食す。
おもへば15年ほど前、義母や孫たちとここで花見をしたものだ。その孫たちはもう中一と高二になっている。その翌年義母は亡くなった。夫婦ともども後期高齢者となって今、しみじみ桜を見つめている。
(政庁跡)
桜を撮るのはやめて、じっくり味わう時がきたようだ・・・・
(宝満川沿い桜並木の夕日)