80年前の今日、日本はハワイの真珠湾を奇襲攻撃、米英を相手にした無謀な太平洋戦争が勃発。奇襲と言われているが手違いで宣戦布告が攻撃のあとになってしまったらしい。戦艦アリゾナの撃沈はじめ大戦果に日本人は狂喜したらしい。アメリカをよく知る山本五十六太平洋艦隊艦長は空母を沈めることを狙いに作戦を実行したらしいが空母の姿は真珠湾になかった。
アメリカが日本への石油の輸出をストップ、日本の備蓄は2年足らず。やむにやまれず祖国防衛のために、有利に外交を展開するために天皇は開戦の詔勅を出されたとか。ところが陸軍大臣で総理でもあった東条英機が祖国防衛だけでなく大東亜共栄圏を構築すると宣言。戦争が広くアジアに拡大、アジア人民にも大被害を与えてしまった。食料は現場で調達せよ!悲惨な戦争であった。
山本五十六は1年ぐらいなら暴れて見せますと言ったらしいがとんでもなく拡大長期化してしまい、310万の尊い犠牲と共に広島、長崎への原爆投下で20万人余を死に至らしめ、ついに日本の無条件降伏となってしまった。開戦にさきだつ41年4月に総力戦研究所が設置され、優秀なメンバーが日米開戦後をシュミレーション、序盤は優勢だが長期戦必至で中盤以降米の圧倒的な経済力、戦闘力の前に劣勢となり最後はソ連が参戦し3~4年で敗戦という予測が出された。原爆投下以外ほぼ的中している答申だったようだが、東条英機はそれを無視、かん口令をひいて、「戦争はやってみないとわからない」などバカなことをいって戦争をおっぱじめた。
アメリカでは今日、記念式典がおこなわれ2400名ほどの犠牲者を追悼するようだが日本の20万人死亡、広島、長崎での原爆被災者慰霊式典とは規模も目的も大きく違う気がする。大統領他アメリカ首脳部は日本はアメリカ人を団結させる良い開戦のきっかけを与えてくれたと喜んだそうだ。
先般、細田首相がオミクロン株の水際対策で全世界からの日本への入国をストップした。えらい思い切ったことをしたものだと思った。一体この指令はどういうプロセスをへて意思決定されたのか、総理の強権発動なのか?一瞬怖いことだなと思いましたね。敗戦直後の預金凍結令、一瞬にして国民は財産を失う。超赤字財政のニッポン。いつ、こんな命令が出されるとも限らない。預金が引き出せなくなる!
先の戦争ではマスコミも国民も軍部の行動に喝采したとか。一体誰が歯止めをかけられるのか?
私は大阪時代からみずほ銀行に口座をもっていて今も続いているが、このメガバンクは富士銀行他巨大銀行2行が合併したものだが当初から役員比率他で前銀行のメンツ争いがあったとか聞いている。そんなことが今も続き、無様なシステム障害を引き起こしたのなら大問題ですね。言うべきことを言わない、言えない、言われた事しかやらない、こんな組織の末路は悲惨だ。
しっかり日本人も歴史に学ぶ必要がありますね。
頭を冷やすため、整形でのリハビリのかえり、久しぶりに太宰府、日本経済大学内のイングリッシュガーデンに立ち寄り白鳥にあってきました。木部が新調されきれいになっていました。静かな時間が流れていました。