ゴールデン・リタイアーズ

S20年生、後期高齢ゾーン、人生最終コーナー「遊行期」の
徒然残日写真録

190304 わが家のヒヨドリもよく見るとかわいい!老いの現実がまわりにいろいろ!!

2019年03月04日 | 趣味と交遊

 昨日は月初めの日曜日で例によって武蔵寺での写経会にでかけた。いつもの半分くらいの出席。男5に女6の11名。ご住職によると最近の年寄りは自分なりの行動基準をもっていて、雨予報の日は車に乗らないことにするとか、まあ人様に迷惑をかけないためには免許証返納とまで行かずとも危険予知で年寄りなりの行動規制をかけているということのようだ。

 そして今日月曜日は写真愛好会の月例会。代表からこの会の創設者のSさんが80歳を過ぎて足腰も含めて写真を楽しむ体力気力がなくなり会員にご迷惑をかけることになるので退会の申し出があったというわけ。

ベテラン会員からは「創設者であるしいきなり退会というのはどんなものか、今時、生涯学習の時代だし、生涯会員なり名誉会員なり呼称はともかく残ってもらえるべく対処法を我々は考えるべきではないか、迷惑をかけられているわけでもないからね」

 私も10年近いキャリアになるがSさんには入会時、大変お世話になり、いろいろ指導いただいた。最近はご本人曰く病気のデパートと言っておられる。しかし団地内で車を運転しておられる姿を見るからには大変元気な運転ぶりで、もう少しゆっくり走ってもいいのにと思うほどである。しかし他人にはご本人の体調は知る由はない。

 会員の平均年齢が後期高齢者になってしまったこの写真愛好会、明日は我が身の問題ではある。プライベート問題にはかかわらないというのが会の基本方針だがなにせ会の創設者の申し出でとあっては、はいそうですかといかないのかもしれない。役員3人があらためて慰留に訪問するということにあいなった。今日、新たに入会されたKさんは80歳。ほんとに日本は高齢化じゃない高齢社会になったことを実感する。

 わが家は老夫婦に庭に毎日来るヒヨドリ、めじろ、最近はシロハラもそして庭の番人たちが家族みたいなものだ。毎朝、優先的にリンゴやミカンなど朝食を供するものだからすっかり彼らも自分の縄張りにしてしまっている。

 ヒヨもギーコギーコとうるさく鳴くが本来は北からやってくるわたりどり。だが最近は年中姿を見かける。じっくり見ると冠羽がとさかのようで目がくるくるしていてかわいい。

 輪廻転生、生まれ変わったらヒヨになってるかもね。仏教ではあらゆる動物に仏性があるという。まあ牛や魚や鶏を殺して人間は生かされているがね。感謝の気持ちを忘れず、無益な殺生はせず生きてゆかねばならない。平気でわが娘を折檻し死なせてしまう親、金のため親を殺す息子、まさに無明の世界がある。生老病死から誰も逃れることはできない人間社会。心静かに生きられないものかね。

 写真、人生の大先輩Sさん、さあどのような顛末になりますか・・・・・

コメント
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