FZ200をぶらさげて宝満川界隈ウオーキング。横っ飛びのコバルトブルー。20M先の青葉のかげに吸い込まれる。発見。あわてて600ミリ最大で12連写設定でかまえて、連写。
ホバリングやダイビング場面には遭遇したことなし。猟場の発見が必要。
市の図書館から借りてきた渡部昇一の決定版日本史を読む。折しもオマバ大統領がはじめて広島を訪れる。広島、長崎で30万人の一般市民の命を一瞬にして奪った原爆投下は必要だったのか。アメリカは広島長崎の犠牲は日本と連合国の将来の福利のために切羽詰まった必要措置だったとしている。が今やこの見解は間違いでソ連の日本占領を阻止するためにアメリカが占領後の主導権を握るために7月16日にはじめて成功した原爆実験のあとわずか8日のちに日本への原爆投下命令を出していることは周知の事実となっている。こんなことは学校で教えられたこともない。
今、憲法改正問題がかまびすしいがそもそも日本国憲法はマッカーサー草案によりつくられ、昭和21年11月3日公布、翌22年5月3日施行された押しつけ憲法であった。憲法というのは主権在民で主権を認めるものであるはずが占領下でつくられ、しかも極東軍事裁判で連合国側の懲罰裁判によって昭和23年12月に7人が絞首刑に処せられた。すでに憲法があるにもかかわらず、それによらずに死刑をする権力が存在したのである。昭和25年の朝鮮戦争を勃発を契機にマッカーサーは翌26年の上院の軍事外交合同委員会で「日本人が戦争に飛び込んでいった動機の大部分が自衛の必要に迫られてのことだったと証言している。
日本に戦犯などいなかったのである。石油の日本への輸出禁止をしたのはアメリカであり中国大陸の利権を握るには強力な軍隊をもつ日本が邪魔だったのである。戦犯が合祀されているとかの靖国問題もないということになる。中韓があれだけ排日教育を徹底しているのに比べ日本があまりにも歴史教育が偏向してしまっている・・・と渡部さんは言う。
日本が戦後70年経済一辺倒にやってこれたのは憲法9条のおかげではなく、沖縄の犠牲のもと、日米安保条約の核の傘の元におれたからということをしっかり理解すべきという。日本は神話からはじまり初代神武天皇から現代の今上天皇まで125代途絶えることがなかった。こんな皇室の歴史を持つのは日本だけということなどもしっかり教えられるべきであると渡部さんはおっしゃる。神話はここかしこにまだ息づいているのである。