9時半、道の駅をでて1分、先般、西日本新聞でも紹介された森山銘木を訪問。女性スタッフが気持ちよく迎えてくれた。いきなり眼前に巨大スピーカーシステム、すごい!
こちらの社長が今、輸入禁止になっているカメルーン製ブビンガ材(太鼓の胴回りの木などにも使用)の良さを伝えるために真空管アンプを使用したステレオシステムを設計、大分の専門業者1枚板を提供して制作依頼されてできたらしい。車にあった長淵剛のCDアルバムを聴かせてもらう。車のナビで聞く「トンボ」とは一味もふた味も違うすばらしい音が流れだす。真空管アンプはトランジスタと違って実にやわらかな、しかもピアノやギターなど楽器の特徴をきめ細かく引き出す。すばらしい、おおいに感銘。
2~3日前にもTV局が取材にきたとか。関心の高い人は自分の好みのCDをもってきて2時間も3時間も聞くらしい。とにかく桜や樫、行者杉など原木をいかした大きなダイニングテーブルや木彫の仏像なども並んでいる。展示場自体も大黒柱に1Mほどの巨木がそのまま使われたりしてすごい空間となっている。藤島部屋や双子山部屋の看板などもてがけたらしい。古いのが残っていた。
100万円のダイニングセットに腰かけて入れていただいたコーヒを飲みながらしばし長淵剛をたのしむ。たまたま女性スタッフも長淵剛の「順子」など初期のヒット作が好きという。たまたまアルバムにはいっていたので一緒に聞く。1200円也のふくろうの楊枝入れを買って森山銘木を辞去。すばらしい1時間でした。
そのあと雪の積もったたつみ窯をおとずれる。ちょうど窯だし中だったが先生ご夫妻としばし歓談。先生は陶芸だけでなく太鼓奏者としてもプロとのこと。森山さんのことはよく知っておられた。嘉麻峠はやはり凍結スリップ事故があったとか。雪や雨や氷などがペースト状になるハイドロプレーン現象になるとスタッドレスをはいていても全く制御不能になるとか、怖いね。雨がふりはじめ昼前たつみ窯を辞去、すばらしいご夫婦だ。今頃の時間帯は嘉麻峠も大丈夫のよう。
途中、嘉麻市大隈の大里酒造により黒田武士の原酒濁り酒を調達。途中、「道の駅うすい」で てんぷらそば450円也、結構おいしかった。帰宅午後2時。