ゴールデン・リタイアーズ

S20年生、後期高齢ゾーン、人生最終コーナー「遊行期」の
徒然残日写真録

131209 高千穂、出水、天草方面、3車中泊4日800KMの第1回車旅報告その1.

2013年12月09日 | 趣味と交遊

12月5日、1週間ばかり天気は崩れないとの予報で第一回の車旅実施をきめる。家内の風邪症状がきになったがいってらっしゃいの一言で決断。風邪だというのに妻がベランダの整理など始めたものだから手伝ったりしているうちに結局出発したのは12時。今回は紅葉の季節ははずしたが高千穂の雲海と垂水の桜島、出水の鶴、天草の夕陽がメインの撮影車旅とした。高千穂までざっと4時間の行程。筑紫野ICから九州自動車道、御船ICをめざす。そのあとはルート445から218。北熊本SAで給油、トイレ休憩。熊本ミカン一盛り購入。高速はまああわてず90キロの安全運転。御船をでて途中、聞いたことのある通潤橋道の駅に立ち寄る。放水の時期は過ぎたがクラブの長老がハート形の橋を撮っていた場所だ。

くまもんがお出迎え。

水はきれい。わずかに流れ落ちているあたりに虹が見えた

左上方にのぼるとハート形の石橋の造形がみえる

またシーズンに来るとしよう。一路445から218ルートへ。4時半ごろ着になりそう。まずは雲海の国見が丘の下見をしよう。日本の道路も整備されたがナビのあるのはありがたい。5時前到着。陽が落ちようとしている。

雲海のシーズンは10~11月。茶店のおばさんから話をきく。12月もまったく見れないことはないという雨の後の冷えた夜明けがいいらしい。

阿蘇5山が御釈迦さんの涅槃像に似ているとのこと。夕闇がせまる。冷えてきた

道の駅高千穂に戻る。初めての道の駅車中泊。記念すべき場所。

岩戸神楽の鈿女(うずめ)の舞の主役がライトアップ。それらしい雰囲気が漂っている。4年ぶりの高千穂。8時から夜神楽。高千穂神社のマラソン亭で肉うどん定食。店の主人夫婦がマラソンランナーらしい。

時期外れか神社周辺は閑散としている。

ベスト電器でネット環境づくりの話を聞いたりして時間つぶし8時から夜神楽。真っ暗な境内をいくとヒトのざわめき。700円也の拝観料をはらって神楽堂にはいる。30名位の観光客らしい人たちがすわっている。レジ袋に靴をいれ開演待ち。11月から2月まで各村々で33番の夜神楽が実施され秋の実りの感謝と翌年の豊穣を祈願するらしい。よく知られている天の岩戸伝説、4番の舞が演じられる。最初はアマテラスオオミカミが隠れた岩戸を探す場面

次が岩戸の前での鈿女の舞、日本最初のストリップショウというわけ。

すこし空いた岩戸を力持ちのスサノオノミコトが力任せに開く戸取の舞。

そして最後がイザナギ、イザナミの二神が合体して国をつくりだすご神体の舞。酒をのみ抱擁しあう夫婦円満の象徴。

客席に演者がおりてきてイザナギが客の女性にだきつく。それにやきもちをやくイザナミ。客席は大爆笑。おもしろおかしく夜神楽が終わる。伊勢神宮、出雲大社、そして高千穂と神の国ジャパンを見なおしてみるかね。道の駅にかえり、セカンドハウスにのりこむ。

自作の棚板の上に写真機材ほかを置き足元のスペースをつくり、8面窓にマルチシェードを装着し寒さ対策。ラジオやテレビはほとんど受信不能や雑音入り。DVDくらいしかだめのようだね。陶芸クラブの会長から新年会の会場決定のメール。静寂の中の人の知らせはぬくもりを感じうれしいもの。さっそく返信。高千穂にきてますと返信するとすぐに返信。うらやましいね、行動力があるねとある。さあ明日は5時起床、6時には国見が丘でスタンバイだ。興奮をおさえるためにワンカップをあける。うまい。道の駅で買った地鶏はちと固い。つまみにはならず。今日の総経費は6500円くらい。ガソリン、高速料、食費、観光経費など。ちょいとアルコールがまわってきた。こんばんは冷えそう。夏用シェラフにフリースのシェラフをいれているが足元から冷えてきた。まわりには数台の車が車中泊。サラリーマンが多そう。なにもまわりに音がしない。眠ることにする。

 

コメント
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