ゴールデン・リタイアーズ

S20年生、後期高齢ゾーン、人生最終コーナー「遊行期」の
徒然残日写真録

堪能、暴走列車映画「アンストッパブル」、感動、コバケン九響。

2011年01月23日 | 趣味と交遊

 やはりナマはいい。
最後の忠臣蔵を見たときの予告編でやっていた「アンストッパブル」をみた。デンゼル・ワシントン主演の猛毒薬品を積んだ無人暴走列車を止める映画。家の42インチのテレビでDVDを見るのとやはり比べ物にならない大音響と迫力、鉄道会社のリストラとからませて、やる気のない運転手のケアレスミスが10万人死亡の大惨事につながりかねない無人暴走列車となる。よくあるストーリだがひたすら暴走する列車をポップコーンを食べるのを忘れて本気でみてしまった。ベテラン運転手に暴走列車の前を走らせドッキングして停止させるのも失敗、最後の手段の脱線器もクソ馬力の機関車にはねとばされてしまう。万策尽きるなかで主役テンゼルワシントン(25年のべテラン運転手)が追走する、後ろからドッキングして綱引きをしようとする。がブレーキがやきつき減速させきらない。爆走する列車に乗り移り、列車ごとの手動ブレーキをかけてゆく。同乗している若い車掌が並走追走してきた車に乗り移り、時速130キロくらいで
走る先頭機関車にのりうつり、やっと停止させるのに成功する。それぞれ娘や妻との問題をかかえている二人の問題も解決する。アメリカ映画によくあるストーリーだが100分ばかりは頭真っ白で画面にひきつけられてしまった。

九州市民大学の1月例会にでかける。今回は小林研一郎指揮の九州交響楽団の新春コンサートだ。生でクラシック音楽を聴くのは何十年ぶりだ。曲目はラフマニノフのピアノ協奏曲やビゼーのカルメンなどだがこれまた生できくクラッシックは違う。こばけんさんの長女、小林亜矢乃さんのピアノ演奏も心に響いてくる。林 麻耶さんのソプラノの透き通った声がホールに響き渡る。すごい。兎追いしかの山・・ふるさとを交響楽団をバックに全員で合唱、なかなかいい。フィナーレはヨハンシュトラウスのポルカ、全員で手拍子、ウイーンフィルのニュウイヤーコンサートばりの演出。九響は知ってはいたがどんな演奏を聞かせてくれるのかという気持ちはあったが大したものだ。指揮者というのは男のあこがれの職業だがタクト一閃でピタッと演奏がはじまるのはやはり大したものだね。CDできくばかりであったクラシック、また聞きにいこうと思った次第。
いきつけのバーでウイスキーのロックをやりながら余韻にひたる。
 
コメント
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