ゴールデン・リタイアーズ

S20年生、後期高齢ゾーン、人生最終コーナー「遊行期」の
徒然残日写真録

二つのうれしいこと。昨日の円楽師匠の話のおかげかな!

2010年12月20日 | アフターセブンティ
 
今日は二つうれしいことがあった。心はればれである。2週間ばかりブログは休止していたがパソコンにワンクリックウイルスが感染したことと妻との価値観ミスマッチへのいらだちが原因だった。
 ウイルスはたまたま住まいの近くに「パソコンライフサポート」という表示が洋風一戸建住宅の玄関にかかっているのを信号待ちをしていた時発見、電話番号を確認して、あとで電話。「よくある事例ですよ、パソコンをもってきてもらえればすぐ診断できますよ」消しても消しても処理請求画面がでてくる。まったく頭にくるウイルス。古いパソコンで確認すると表示はでてこない。いっそ買い替えようかと思ったがデータがしこたま入っているので迷っていた。若い社長だったが症状をみて、なにやら操作。ウイルス削除ソフトを入れたとのこと。10分ででてこなければ削除成功です。待つのは長かったが成功。よかった。成功報酬5000円だという。安かった。コンサル時代は月、半日2回訪問して30万円もらっていた。ほんとに価値ある仕事ができていたか?
満足客はベストセールスマン!もろもろ案件があれば紹介させていただきますと思わず社長にいってしまう。若い起業家を応援したくなる。

 気分良く帰宅すると妻がミシンをひっぱりだしてなにやらつくっている。キルティングの生地をパソコンでオーダーして私の趣味の写真作品(全紙サイズで額をいれて75×60センチくらいある)を搬入する時などに使う大型の肩掛け袋を縫っているという。君も写真やったらどうと声をかけてもノーという。すべからく波長があわない。今に始まったことではないから夫婦といってもひとそれぞれと割り切っていたが少しでも自分の趣味に歩み寄ってくれた感じでうれしかった。クリスマスプレゼントだね。お返しは何がいいかね。パソコンで黒ダイヤのピアスがオークションででていた。3000円だという。ほんとにそんなのでいいの・・・

 昨日、今年の1月から参加している九州市民大学の最終講義がアクロス福岡であり、三遊亭円楽師匠(楽太郎から3月、6代目円楽を襲名)が講師。落語でも聞けるのかと思って出かけたが「笑いのある人生」という演題の講演であった。さすがに落語家で大学の講師もしているとかでまるで漫談のようでおもしろかった。この大学の受講生は8割がたが女性、だから笑いの反応が早い。それにひきかえ男は素直に笑わないのが多いとかでその歴史的背景もうまく説明していた。まあ動物やペットとちがい人間だけが笑うこと、考えることができるわけだから、ボケないためにも大いに考え、大いに笑うこと。さらには60もすぎたらじたばたしても仕方ないので、良い意味であきらめ、あるがまま生きることが大事。なにやら笑ってばかりいたので内容ははっきり思い出せないくらいだが愉快な90分であった。そんな開き直りの、前向きなリズムが今日の二つのうれしい出来事を起こしてくれたのかなとふと思った次第である。
コメント
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