ゴールデン・リタイアーズ

S20年生、後期高齢ゾーン、人生最終コーナー「遊行期」の
徒然残日写真録

友、遠方より来る、楽しからずや!

2010年09月15日 | アフターセブンティ
 年に1回、みちのくから福岡にあそびにやってくるひとがいる。そのひとは私の友人と40年来のつきあいで、年1回、福岡か秋田で旧交を温めている。わたしは前職のコンサル会社を軸とした共通の友人ということでその都度ご相伴にあずかっている。今回もソラリアホテルでおちあい、会食は山の上ホテルでやることになった。ビアガーデンは残念ながら終わっていたのでレストランでいっぱいやることになる。このホテルのガーデンから毎年8月1日の大濠公園花火大会がよくみえるので来年の予約がすでに開始されている。来年の再会はその日にしてもいいくらいだ。
 生ビールで乾杯、1年はあっという間だ。みちのくのその人は72歳だがまだ現役コンサルで頑張っており元気はつらつだ。年金と数社のコンサルティング収入でゆうゆうとやっている。がクライアントの経営環境は厳しく当然コンサルの収入にもひびいてくる。政治不況だと嘆いていた。もう一人の福岡の友人、67歳、この人が私にいつも声をかけてくれる。コンサルをやっているのか定かではないがもっぱら株式投資を通じた企業研究をテーマとしているとのこと。投資でしっかり稼いでいると明言していたが勝つノウハウやいかに?
私の流儀はファンダメンタル(財務内容がよく成長性がある)がよくて、PBRが1以下で今が底値圏の会社を1000株、2~30万の範囲で買い30円以上株価があがったら売り、3~5万円の利ザヤを稼ぐ(利回り5~10%)、月2回ぐらいの取引で5~10万ゲットできればOK。現実はこのリズムは昨今の投資環境ではむつかしい。円の独歩高だけで輸出関連株は低迷してしまう。
 ビールのあとの日本酒熱燗がまわってくるとともにソバ打ちの話や写真など趣味の話でもりあがる。あっという間に2時間余りがすぎすっかりいい気分になる。山から下界におりて、ネオンのちまたでカラオケ三昧。みちのくの人は吉幾三演歌が抜群、福岡の人は「男の背中」「ばしょうふ」そして私は「愛さんさん」「舟歌」「とんぼ」。おおいに飲み、食べ、語り、歌い、年に一度のうたげであった。
 あの世に旅立つときに、ベッドのまわりに家族とひとにぎりの親友がいてくれればオンの字だ。大阪にも二人親友がいるが年末までまたの再会が楽しみである。
 友、遠方より来る、たのしからずや!
コメント
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