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スターゲイト アトランティス レビュー S3#048

2008-12-17 | スターゲイト アトランティス
SGA S3#048『兄妹』McKay and Mrs.Miller

かつて優秀な学者だったマッケイの妹ジニーは、専業主婦となり子育てに専念していたが、子供と遊んでいる時に突然ある数式が閃いたという。それが、マッケイが長年続けてきた研究の難問を解決する数式だと知ったSGCは、ジニーに協力を要請。兄妹は4年ぶりの再会するが…。
(引用AXN)


さてさて,このエピソードもシーズン3でかなり注目ですよ.

マッケイの妹ジーニーが求めた数式がカーターの目に留まる.
マッケイの研究に役立つと判断したSGCは軍への協力を要請するも断られる.そこでマッケイに直接説得させることにする.

マッケイは4年間もジーニーと連絡を取っていなかった.
そのことに腹を立てるジーニーはどうしても強力はしないという.

最終手段としてダイダロスにジーニーごと転送するマッケイ.
カーターとマッケイによる説得で協力を決意するジーニー.


・ジーニーの数式とプロジェクト・アルクトゥルス
プロジェクト・アルクトゥルスはS2#026『究極のパワー』Trinityに登場した惑星ドランダでエンシェントが行っていたパワーソースの研究.
マッケイが研究を再開するも,チャンバー内でエキゾチック粒子が発生してしまい,制御ができなくなり結局恒星系の5/6を吹き飛ばす結果になってしまったもの.

ZPMは亜空間からゼロ・ポイント・エネルギーを引き出すパワーソースで,その代用としてこの宇宙から同等のエネルギーを引き出すことが目的だったが,副作用としてエキゾチック粒子が発生してしまうことが問題だった.

そこで解決策となるのがジーニーの理論.
彼女の理論を応用すればパラレルワールドとのブリッジが可能になる.
エネルギーをパラレルワールドで発生させ,それをブリッジを通してこちらに引っ張ってくればこちらでの粒子の発生は防ぐことができると.
パラレルワールドとの接続は無作為なため,生物が存在する可能性は極めて低いと.

いやいや,その考え方はどうなんだ.といいたくなりますね.
接続したパラレルワールドにこちら側とほぼ同じ文明があるかどうかに関しては天文学的な確率であり得ないというのはこれまでのシリーズを見ていると,相手方に文明が存在する可能性を引き当てる確率はそれなりに高い気もします.

量子ミラーの場合はあのミラーが存在している時点で文明の証拠になります.
SG1 S9#187『SG-1がいっぱい』Ripple EffectでもSG-1がフラッグシップチームとはいえ,あれだけ集まったんですから可能性としては高い方なのではないかと.

やはり計算ミスというより,計算に含めなかった係数みたいなものが存在しているんでしょうね.


・もう1人のロドニー・マッケイ
接続したパラレルワールドが見事に文明に的中.しかも少し違うだけでアトランティス探検隊がいる世界だった.
エキゾチック粒子が爆発的に発生したパラレルワールドではそれを止めるために個人用シールドを利用してこちらへの干渉を試みることに.“宇宙を救う”大役はロドニー・マッケイに任される.

パラレルワールドのロドニー,“ロド”は礼儀正しく,傲慢さが無い.シェパードや他のメンバーも少し違っているらしい.
アルクトゥルスは停止するが,ブリッジは一方通行だったためロドはこちらの宇宙に残ることに.

実験は中止になったものの,ブリッジは架けられたままになっていて粒子の発生は止まっていない.むしろこちら側でエネルギーを消費していないのでダムのような状態になりどちらの宇宙にとっても危険な状態にあるという.

そこでこちら側からブリッジを破壊することに.
ロドは再起動に乗じて自分の宇宙に変えることになる.

ブリッジの破壊には成功するもZPMが空になってしまう.

ああー.これでZPMのストックは無し.レイスかアサーランが来たらおしまいという状況に.
でも「正しいこと」をしました.

最後にちょこっとだけ言及された銀河間ネットワークとジーニー・ミラーの登場は今後への大きな伏線ですね.


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