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連続テレビ小説 『ゲゲゲの女房』 総合レビュー #gegege

2010-09-28 | 連続テレビ小説
連続テレビ小説『ゲゲゲの女房』

最終回が先週の土曜日,昨日からは平成22年度後期作品『てっぱん』が始まっているわけですが,恒例の朝ドラ総合レビューです.

恒例と言ってもよくよく見ると『ウェルかめ』のレビューは書いてないわけですが;
そこはまあ置いておいて


ゲゲゲが始まったのは3月29日.
超有名人,水木しげるの人生を描いた作品というだけあって世間での前評判は非常に高かったですね.

とはいえ,個人的にはあまり期待はしていなかったわけで.
というのも『てるてる家族』や『芋たこなんきん』のときは話としてモデルがちゃんといてもほとんどその人生を知らなかったり,モデルの存在を感じさせないような構成だったので楽しめたわけです.

でも今回は水木しげるをど真ん中で描いてくると.
そうなりゃどう転んでも展開は水木しげる作品に絡んでくるわけです.

もちろん,制作秘話となるエピソードが満載で面白かったですよ.

第1週の視聴率が嘘のように,話題が話題を生んで序盤で一気に人気が大爆発.そのままどんどん視聴者を取り込んでいき,人気が衰えることなく第26週まで全速力で走り抜けていったわけです.

もう,水木しげるファンには充実しすぎた半年だったでしょうね.
それだけ,良いドラマだったわけです.

それでも,自分が朝ドラを面白いと思っていたのには,主人公が良くありそうだけどなかなか無いような現実に放り込まれて四苦八苦しながら明るく生き抜いていく様子だったりするようで,少しだけ退屈だと感じたのは嘘ではありません.

こんなところです


実を言うと,『ゲゲゲの女房』のヒロインが松下奈緒だったつながりでNHK-hiで『ちりとてちん』(松下奈緒がテーマ曲ピアノ伴奏)の再放送もされていたわけで,個人的にはこっちの方がおもしろくておもしろくてたまらないという状況でした.
これも,個人的な不振の原因の一つですかね.


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