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ドクター・フー レビュー S2#023

2008-02-23 | ドクター・フー
S2#023『地獄への扉』The Satan Pit (2)

前回:ドクター・フー レビュー S2#23


定期的にドラマはチェックしていますが,こっちに手を出せません.

今回は前回からの続き,ビーストの正体についてです.

序盤のビーストとドクターの会話は興味深いのでコピペしておきます.


ビースト:暗闇こそが余の支配する領土.おまえ達虫けらは光に生きる哀れな太陽にすがりついている.だが太陽もおまえ達いつかは死ぬ.
闇だけが生き残る.

ザック:こちらザックハリー・クロスフレン.トーチウッド・アーカイブ所属,サンクチュアリベース6のキャプテンだ.そういう貴様は何者だ?

ビースト:分かっておるはず.

ザック:何が望みだ?

ビースト:おまえ達は皆此処で死ぬ.此処が墓場だ.

トビー:あいつだ.あいつ,あいつだよ.

ドクター:ビーストだってんならたずねるけど,どのビースト?ん?
おたくが消えてから宇宙も大変でね,星の数より多くの宗教が生まれた.
アルキゼット,クオリドリティ,キリスト教,パシュパシュ,ネオユダイズム,サンクラー,ティンバガモ.おたくはどこの悪魔?

ビースト:そのすべてだ

ドクター:するとおたくは….神話の神も真実?

ビースト:彼が余を知るように,余も彼を知っている.仲間殺しの殺戮者.

ドクター:どうして閉じこめられた?

ビースト:光の使徒達が余に立ち向かい,そしてこの穴の底に鎖でつなぎ止めた.

ドクター:いつのことだ?

ビースト:時の前.

ドクター:どういう意味だ

ビースト:時の前だ

ドクター:だから時の前の意味だよ

ビースト:時間と光,空間と物質の前.大変動の前.
この宇宙が創られる前のことだ.

ドクター:あり得ない.命など存在できないはず.

ビースト:それがおまえの宗教か

ドクター:信念だ

ビースト:愚か者よ.おまえ達は虫けらだ.キャプテンは命令することを恐れ.兵士は妻の目におびえている.今も父親から逃げている科学者.嘘つきの若者に,女を知らぬ男.そして迷子の女.
故郷を遠く離れ,勝ち目のない戦で勇敢に戦い,死ぬ定め.

ローズ:ドクター.どういう意味?

ドクター:耳を貸すな

ローズ:どういう意味?

ビースト:おまえ達は死ぬ.余は生き続ける.


「この宇宙が創られる前のこと」「故郷を遠く離れ,勝ち目のない戦で勇敢に戦い,死ぬ定め.」どれもこのドラマに深く関係するかもしれないフレーズです.

初見の人はローズの未来を心配し,再見の人はこの先の展開とその意味について考えます.

そして,タイムロードが創りだしたようなものだという「重力」と「ブラックホール」.これは単にそういった類はタイムロードにしてみれば朝飯前だということなんでしょうけど,それらすべてが始まる前から存在していたビーストはその上をいく存在だったわけですか.

第一,ビーストが幽閉された理由,なぜ悪魔にまで殺戮者といわれた太陽が勝たなければならなかったのか.それすら分からずに宇宙の始まりの鍵を握るビーストを抹殺してしまったわけですね.悪い子.


伏線
「タイムロード」「トーチウッド」


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