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Vastra-daの裏側

オリジナルフィギュア原型師。原型師が裁縫もするよ。求めるモノが探して無ければ『作ればいいじゃないか!』を実践中。

独眼竜 ライフ (273) ネオベッツVRセンター(大阪)までの道中

2018-03-18 13:22:07 | 独眼竜 ライフ
3月16日の早朝から大阪に向け 出発しました。

    オイラは運転手

    ライフは患者

    ママさんは坊主の見守り役


先に言いますが

    疲労感、ハンパないっす…


我が家からネオベッツVRセンターまでは高速道路を使っても数時間で往復450km以上の距離。

行きは4時間かかりました…。  オイラの体調不良の身体には堪えるっす

当日は全身麻酔の経過の事もあり『 その日のうちに帰れないかも 』と病院近くのビジネスホテル宿泊も考え一応準備をして行きましたが、当日に帰ることができました。



出発早朝より天候は 雨でして、高速を走って山間になると 霧の大発生 で前の車も見えづらく不慣れな故にスピードも出せず。


    実はオイラ、大阪ははじめてだったし都会の車線は複雑で不安しかなかったのよん


オイラも方向音痴ですが、ママさんは更に方向音痴。


    頼れるのは己とナビだけです


唯一、助かったことと言えば


   ( *՞ਊ՞*)ノ 車中での坊主がビックリのおりこうさんだった


ソワソワ・興奮・暴れる・呼吸困難を引き起こすかとただただ心配していたのですが、それもなく嬉しい誤算でした

車には猫砂(トイレ)も用意をしておきました。(坊主は膀胱パンパンなのに行きも帰りも使わなかった


   


しばらくして外の風景を見る余裕も出てきましたが、トラックの大きな車が怖いのと大きな音でビビって終始おとなしく…。


   


行きはおかげでオイラも運転&ナビに集中することができ休憩も1度したきりで走り続けることができました。


高速もナビのおかげで新名神を走りなんとか大阪方面へ。    ナビがなかったらオイラにゃ無理よ

高速を降りて市内に入ると 大渋滞

30分以上の渋滞にハマりました やっぱり都会はトラックや県外からの車が多いよね~

止まったりノロノロ運転で進みましたが、車線がいくつもあって どの車線にいるべきなのか? 都会怖ろしか~


    坊主の体力も限界にきて、オイラいろいろ焦りだす



4時間移動で疲れ坊主の体力も消耗し限界に達する頃、無事に病院へ着いた。


   


渋滞も重なり、少し余裕をみて出発したので予約時間には間に合いました。

坊主が全身麻酔をして診察してもらっている数時間は車の中でしばし身体を横にして仮眠

出発前夜に坊主が久しぶりに嘔吐したりして、1~2時間も寝ていませんでしたから


    はじめて大阪行ったのにタコ焼きの一個も食べてこなかった (心配と運転疲れで余裕なかった)



数時間後、麻酔から覚めた坊主ですが先生曰く 少し麻酔の覚めが悪い体質 とのことでしばらく様子を見たのちに帰ることとなりました。

車の中でキャリー(黄色いバスケット)から坊主を出したのですが完全には麻酔が抜けきっていないようで フラフラ きもちわるいと足元がフラつき、ママさんが身体を支え座らせておりました。

   


やはり気持ちが悪くヨダレと痰が出てきたので咽て少し車中でも吐いたのですが、前夜から断食と嘔吐をしたので吐くモノもなく空っぽで泡のようなヨダレのみ。

    吐くことも想定済みなのでナイスキャッチです


それでも前回の手術途中で断念した後の症状よりは、今回はずっと楽な方です

一刻も早く帰宅して休ませてあげたいと ねぇちゃん猛スピードで運転頑張りました!!!



    いざ 我が家へ帰還

地元の見慣れた風景が目に映るとホッとします

帰りはハイスピードで3時間ほどで帰宅しました。


往復7時間以上の運転…。


帰宅と同時にオイラの病み上がりの疲労感もMAXになり集中力も途切れ…あとはママさんに任せて倒れるように怒涛の眠り につきました。

これから何度も大阪に通うことになるので体力的にもかなり大変で、しかも方向音痴のため今後もナビがないと辿り着けなさそうだし

でもアイツの命はひとつしかないので頑張りますよ

その後は坊主の食欲も ハラヘッタ!!! と元気なので大丈夫です。


ゆっくり出来るようになったら、今度は食や観光を楽しみに大阪には遊びに行きたいな 楽しみだ



そうそう
コレがあの坊主には小さすぎたワンコ用ハーネス(リード)  これチワワ用だと思うわ…。

   

独眼竜 ライフ (272) 病名:鼻咽頭狭窄(ネオベッツVRセンターへ行って来ました)

2018-03-17 13:56:42 | 独眼竜 ライフ
昨日、大阪の ネオベッツVRセンター(高度二次医療)へ無事に行って帰って来ました。


    皆さん、オイラなんとか目的地に着くことができました



診察の結果から  病名: 鼻咽頭狭窄(びいんとうきょうさく) でした。

地元のかかりつけの動物病院の先生の診断に間違いはなかったそうです。

そして

全身麻酔による【 CT/内視鏡 】の診断の結果…


    生きられる希望の光がみえました

    ★ これより下記にCT画像・内視鏡の画像があります。ダメな方は見ないでください。













































まずは、 ライフの病気【 鼻咽頭狭窄 】についてです。

こちらがCTによる坊主の横顔の断面図画像です。

   

坊主の場合、両方の鼻の穴がそれぞれ奥で閉じてしまっているというより左右の鼻の『 合流地点 』で閉じてしまっていたのでした。

本来の正常な猫であれば( ココが問題個所 )となっている部分は黒く映り、口と鼻は繋がって映らなければならないのです。

先生曰く 本来、無いはずの細胞が作られ壁となり癒着してしまっているとのこと。

左右の鼻の奥も診断したところ、右の鼻の奥の複雑な構造が破壊されているとも。

鼻の複雑な構造が壊されていたけれど、幸い蓄膿や骨が溶けだしているといった症状はみられなかった。


こうなった原因としては、やはり保護時より感染した猫風邪ウイルスによるもの。

免疫力が落ちたり、体調不良になったりするとヤツ(猫風邪ウイルス)は動き出してくるのだ

何度も何度も繰り返すうちに症状が目に見えないところで悪化してこうなってしまったのだ。



そして


口からぐるっと内視鏡を入れ、その癒着してしまった鼻咽頭を見てみた。

   

    本当にわずかですが穴が開いていた!!!

完全癒着されておらず、本当にわずかな穴が開いておりました。

ですが正常な猫は黒く囲った枠内が開いていなくてはいけないと穴だそうで…酷い状態だそうです。

先生も 苦しいはずですよ。人間がストローで息をしているようなものとのこと。


それから

全身のCTを見せられ、説明されました。

   

   

   

怖れていた 横隔膜ヘルニアですが、必死に呼吸をしたり嘔吐を繰り返すので胃が食道の方まで少し飛び出してきているそうです。

食べ物を飲み込む食道正常は閉じていないといけないそうですが、これもまた必死に呼吸をしたり嘔吐したり食べ物を飲み込もうとするので食道が大きく開いた状態で伸びてしまっているそうです。


    こ、これは治るんでしょうかっ

次々に問題個所が発覚して焦りました


呼吸がきちんとできるようになれば徐々に食道も小さくなり、胃も元の位置にだんだんと戻るそうです。


   とにかく鼻咽頭の問題個所をなんとかしなくては


完全に癒着してるなら『 切開手術 』を行わなければならないのですが

VRセンターの先生も 成功事例も少なくお勧めはできませんとのことでした。


坊主の身体にとってなるだけ負担をかけたくない・手術によって命を落とすことがあってはならない・坊主にとって一番最良な方法をと先生と話し合い


今回運良くわずかながら穴が開いていることが確認できたのでもう一度


    バルーンによる拡張術を再チャレンジ!!!

することに決めました。


今度は内視鏡・レントゲン・造影剤などを用います。

癒着した部分(わずかに開いた穴)にバルーンを入れて膨らませバリッ っと皮膚を裂き、期間を置いて何度も広げて拡張させていきます。

    ピアスの穴みたいな感じ


結局は1回の手術で皮膚を裂き、傷をつくれば治癒能力が発揮され傷がまた塞がる。

傷が塞がる頃合いをみてまた皮膚を裂く手術を行い~を繰り返して、いずれは完全に穴が開くという。

これから手術を繰り返すので何度も大阪に通うことになる。


    その他の内臓臓器は健康で問題ありませんでした






これから、全国の高度二次医療を受けようとお考えの方へ お財布の話


オイラが行ったネオベッツVRセンターは高度二次医療ならば高度な医療機材も揃っており、先生方も難病に対する経験豊富。

それに値する診察・治療代 もそれなりのお値段です

診察前に診察・治療代に対するお話をまず先生からされました。

高額になれば飼い主の事情も当然あります。安いにこしたことはないですが『 ここまでの金額ならなんとか払える 』という限度もあります。

もしものことが起こった時のトラブルにもなりかねないのでしょう、書面にてのサインも書きました。

最初のCT/内視鏡の画像診断の結果の説明を受け、これからの複数回の手術・処置の事も話し合った時にも今後かかるであろう大体の治療代のことも説明を受けました。

その時に先生には どうされますか?このまま何もしないか、治療するかどちらにしますか?と…。

ハッキリと二択しか選択肢はないです
( 金額を聞いて止む無く断念せざるおえない飼い主の方もおられるのでしょう。ここは先生もハッキリさせておきたかったのでしょうな )


    こっちは 坊主の命かかってんだ!!! ここまで来てやるしかないやろ!!! (ねぇちゃんの心の声)

   オイラとママさん    手術受けます、お願いします

今の時代、ペット保険も充実しておりますが我が坊主は保険には入っておりません。

考えたこともあったのですが我が家に居た猫たちの数が多かったこともありと。

ペット保険に入ることは金銭的に余裕があるなら入った方が万が一の為に入っていた方が良いのでしょうが、オイラも含めそうそう余裕のある方は少ないはずです

    日々養っていくことで精一杯でして




そんなわけで、次回 バルーンによる拡張手術の予約を入れました。


    3月25日に第1回目手術!!!


    ワンコやニャンコ含めて坊主と似た病気・同じ症状で悩んでいる方にも少しでも参考にできる情報をお伝えできればと思っております


大阪までの道中ブログは次に掲載させていただきます。


    ご心配をしてくださっている皆さん、励まされております  ライフ共々ねぇちゃん頑張ります!!!

独眼竜 ライフ (271) 明日はネオベッツVRセンターへ

2018-03-15 18:04:39 | 独眼竜 ライフ
いまだ体調万全とはいかぬ 今回の体調不良はかなり身体に堪えた

結局、大阪には兄貴は仕事の都合で行けず 使えねぇ~

オイラとママさんとで行くことになった。


坊主もそうだが万全とはいかないオイラの身体で長時間の 運転には不安があるが、いたしかたあるまい。


    目的地まではナビに頼るしかないわ

ここまで長時間の移動は坊主にとっても初めてなので、坊主の体調をみつつ & オイラの体調もみつつ 休憩をはさみながら行こうと思っている。


今は何とかご飯も食べて嘔吐もしていないので体重も減らず 落ち着いてはいる。

    

    ほぼ流動食のような感じと、喉に負担のかけない程度の食感の柔らかいモノを食べさせておる


だが相変わらずの腹式呼吸と呼吸困難は日常となり、いつ急な発作で容態が悪くなるかわからないのでそうも言っていられない

このままでは横隔膜ヘルニアになりかねないと心配もしているので。


今回、高速を使っても数時間の 長距離移動となるため、車の中でも自由にできるように リード(ハーネス)を急遽買った。

近場のホームセンターで間に合わせるしかなかったので種類がわずかしかなかった…。

    田舎のホームセンターに置いてる商品なんて、まぁこんなもんよな


何が坊主にとって良いのか分らず、とりあえず2種類購入。

一つは ワンコ用(猫用がなかった)のメッシュで胸からカバーできる水着(金太郎スタイル)のようなタイプ。 ※ 4kg以下用

もう一つは首と胴周りの全てがベルトのような紐でカチッっと胴の所で留めるタイプ。 ※ これはネコ用


    とりあえずライフに装着させてみるか


ワンコ用の金太郎スタイルを付けてみた。

    ねぇちゃん!!! これちっちゃい!!! うごきにくい


   (´-ω-`) マイクロビキニ…???(水着)


ワンコ用(4kg以下)ハーネスであっても、猫とはいえ坊主にとっては 小さかった…。

あとワンコ用で7kg以下用があったのだが、それはあまりにも大きく思えて『 帯に短し、襷に長し 』といったところ

もう一つを装着させてみた。


    どの輪っかが首にはめるのか?胴にはめるのか?分かりにくく装着しづらい


なんとか装着させ様子を見てみた。 これは坊主にとっても胸を締め付けるといった違和感がないようで気にならないようだ

    あのマイクロビキニよりはマシだな(どちらも微妙ではある)


無事に目的地まで辿り着けるのか心配はあるが 坊主の命を繋げるために頑張って気を付けて行って来ます

今回の全身麻酔によるCT/内視鏡の診察は呼吸困難を引き起こし、本当に死との隣り合わせで危険です。

それでも何もしなければ一年も猶予も無く 坊主の命はありません。

当の本猫( )は『 自分がこのままでは死ぬかもしれない 』などと、これっぽっちもきっと思ってもいないと思われます。


   


    まだ三途リバーを渡してなるものかぁぁぁ


明日、余裕を見て早朝より 出発なので今夜から絶食と監禁です。

逃亡だけは避けなければ

独眼竜 ライフ (270) 坊主の体調落ち着きだした、ねぇちゃんは体調撃沈

2018-03-13 00:03:28 | 独眼竜 ライフ
坊主の心労と持病の定期検査のこともあり(気にし過ぎ)オイラも体調不良でぶっ倒れておりました。


   ママさん :  ちゃんと食べろ!! アンタまで倒れてどないするんや!!


食欲も無くあまり食べていなかったせいで弱っている身体にきたのだろう 撃沈っすよ…


    風邪っぽいのに熱も無いが、背中が痛くって脚に力も入らず数日間動けなかったんす

喉が痛くて咳き込み、夜もあまり眠れず。

    数年ぶりに動けないほどの症状が出た


オイラが動けない間はママさんが坊主にご飯を食べさせ、薬を飲ませてくれていた。

3月10日は 坊主を皮膚気腫 診察へ連れて行く日だったのだが、オイラの容態も回復せず


    あかん…今運転したら事故りそうや… (意識も朦朧としていた)

ママさんが代わりに連れて行ってくれるというので坊主の病院はママさんに頼んだ。



坊主の 食欲も以前のようにとはいかないがかなり戻ってきて、腹呼吸も変わりないが落ち着きを取り戻し嘔吐もとりあえずは治まっている。

診察の結果、皮膚気腫もだいぶ治まってきたので先生から大阪の ネオベッツVRセンターへ状況を説明して予約を入れてもらう事となりました。



そして
本日、かかりつけの先生から連絡があり

   ◎ 3月16日(午前中)に予約が取れました



遠方からの来院ということで坊主のストレス負担にもなるので出来るだけ通う回数を減らして欲しい!と、かかりつけの先生がお願いしてくれたおかげで

当日ベオネッツVRセンターで【 CT/内視鏡 】をしてもらうことになった。

当然、全身麻酔となるので前夜から坊主は 断食で水も3時間前までとなりました。

たぶん、この日は麻酔から目が覚めても前回同様に呼吸困難が起こるのは間違いなく、また坊主にとって苦しくツライ症状が続き、これからの改善手段がなければただ寿命を縮めただけとなる。



やはり未だ拭いきれないのは

   大きな病院へ行くこと、検査途中で残りわずかな寿命を一瞬で奪ってしまうかもしれない恐怖

   もしかしたら、何もせずこのまま数年生きてくれるやもしれぬという淡い期待

   このまま何もしなければ悪化して苦しむ事になるだろう不安

   あの時、行かなければよかったと後悔するのか?

   あの時、行っておけばよかったと後悔するのか? 

   死と引きかえにわずかな望みに賭けるのか?



    うがぁぁぁぁ どないしたらええんじゃぁぁぁ

その答えに【 正解 】があるのなら教えてほしい。


大阪へ行く日が決まっても今後を考えると不安すぎて喜べない自分がいる。

診察をしただけで『 手の施しようがない 』と言われるかもしれない。



ゲームにおいての分岐点『 正解 』『 不正解 』はやり直しができるが、人生においてはその『 正解 』すらそもそも無いんだろうな~

体調不良

2018-03-09 12:35:28 | 日常

    只今、オイラも体調不良でしばらく動けないでいました


ライフの体調もあまり良くないですが食欲もあり 生きている ので大丈夫です

しばらくブログも更新できずにいたので、ご心配をおかけしているかと思いとりあえず現状報告を

オイラの体調が戻り次第またご報告を