ジルバもついに グッバイたまごボーロ(去勢手術)を行い無事に日々を過ごしています
麻酔から切れた後に股間が気になるのだろう舐めてた( 痛痒いのか違和感があるんだろうな )
おタマが無くなったことを察したのかしばし放心状態…。
病院行って疲れ果てて、半目で夢の中へ落ちた
手術当日の朝に 動物病院へあずけ手術をしてもらい、その日の夕方にお迎えでした。
それと
グリムの去勢手術の時のように傷口が気になってしまい延々と手術痕を舐め続けてしまう事を考え、エリザベスカラー用の どん兵衛( 空き容器をエリザベスカラー代わりに使う)を用意していたものの嬉しい誤算となった
詳しいことは当ブログの『 グリムの冒険(31)』をご参照下され
ジルバの性格( 細かいことは気にしないタイプ )が功を奏した
結局、 どん兵衛の容器を使うことは無かった。エリザベスカラーを使わずとも傷口を舐める事も手術当日くらいで気にしない性格だったようだ。
グリムはこだわりがある神経質・潔癖タイプなのだが、ジルバは正反対と言っていいほどの性格である。
故に二匹は「 特別仲がいいわけでもないが、特別仲が悪いわけでもない 」距離感を保つ。
ジルバは兄猫( 血は繋がっていない )であるグリムを慕っているので構ってもらいたいのだが、一人っ子生活が長かったグリムにとっては ちょっと鬱陶しいらしい…ジルバ不憫なり
ジルバもアホさは目立つが、「 本当のアホ 」ではないので(笑)最近は引き際や距離を保つことを覚えた
そんな ウヒヒジル坊ではございますが、昨年末( 2022年末 )より膀胱炎と尿結石のせいで毎日数十回の頻尿と血尿の日々が今もまだなお続いております。
少し落ち着いてきた血尿に見えましたが、去勢手術をしたことにより なぜか悪化!?したのか尿が鮮血になることも続きました。
なので動物病院でシスチン結晶を溶けやすくするための唯一効果があるであろう💊 薬(錠剤)を飲ませることになりました。
「 唯一効果があるであろう 」というのは、このジルバが持って生まれた先天性の疾患である猫には本当に稀なシスチン結晶は症例がほとんどないので薬と言えるものは1つしかなく、効果があるのかさえも曖昧なのである。
動物病院の先生も情報が少ない中で調べて取り寄せをしてくれた💊 薬ではあるが、効果のほどは未知数だそうだ
ほとんどジルバは実験体となっている状態。
先生が処方してくれた錠剤の薬は尿を『 アルカリ性 』にする性質を持つのだ
4月に 動物病院にて ジルバの血尿の尿検査を行ったところ、とんでもない検査結果がでた
動物病院の先生 : シスチン結晶の他に「 ストルバイト結晶 」の2つが出てしまった!!!
(꒪ꇴ꒪ (꒪ꇴ꒪ (꒪ꇴ꒪ ;)エエエッ なんですと
(☝ ՞ਊ ՞)☝ ここでシスチン結晶について、少しお話しよう
◎ シスチン結晶…尿が『 アルカリ性 』になると溶けないと言われているシスチン結晶が少しだけ溶けやすくなる。
◎ ストルバイト結晶…尿が『 酸性 』になると溶けやすくなる。普通のどの猫でもなりやすい尿結石で尿道に詰まりやすいが、食事療法ですぐに改善できる。
簡単に説明すると~
① シスチン結晶をわずかでも少なくするために尿をアルカリ性にする必要がある。尿が酸性だとシスチン結晶が増えてしまう。
② ストルバイト結晶は尿を酸性にすると治る。尿がアルカリ性だとストルバイト結晶が増えてしまう。
シスチン結晶を抑えようを思うとストルバイト結晶になってしまい、ストルバイト結晶を治そうとするとシスチン結晶が増えてしまうという…悪循環どっちをとっても地獄
だが、先生は ストルバイト結晶の方が尿管に詰まりやすく危険なので先に改善すべき とのことで急遽 💊 飲み薬を停止することとなった。
5月上旬の尿検査では無事にストルバイト結晶は消えてシスチン結晶だけになった。
またストルバイト結晶が出来てしまうかもしれないとのことで薬は止めて、 食事療法のみで凌いでいる。
半年経っても毎日数十回と 🚻 トイレに用を足しに行き、血尿のが濃い時もあれば薄い時もある。
ママさんはジルバ大好き・ジルバもママさん大好きおババ子 なので おかしゃん なので毎回血尿の濃さでママさんは一日のテンションが決まる
血尿が濃いとジルバが心配で気持ちが ガク~ン と沈むらしいわ~ 血尿が薄いと ルンルンらしいわ~
気持ちが忙しいママさんである(笑)
それを言うと
当たり前やわぁ~ アンタ(オイラ)がガリガリに痩せたジルバ拾ってきてから『 この子を死なせたらいかん!』難病が分かってからも『 この子を死なせるわけにはいかん!! 』って毎日思いながら大事に育ててきてるんやで
そこまでジルバを想ってくれるのはありがたい なりゆきとはいえ、我が家に迎えると決めたあの時の決断は間違ってなかったな。
毎日元気に二匹で 暴れまわり よく食べて賑やかである
現在は1ヶ月に1度の尿検査と膀胱エコー検査を定期検査としているので、様子見である。
あのまま外にいたら危うかった命
こうやって日々穏やかに過ごせて
お兄にゃんグリム君との関係も成長を感じられたり
病気は付き合っていくしかないですもんね
ジルバ君の幸せそうな表情が全てを語ってます♡
去勢手術の日にジルバが朝から夕方まで家に居なかった時、グリム一匹だったのですが家の中があまりの静けさに私も母も 『 ジルバが居ないだけでこんなに静かとは… 』と今更ながら存在の大きさに驚きました。
毎日何度もいらぬことをして朝から叱られているので(笑)
病気の事は先天性の遺伝子疾患なので、こればかりは仕方ないと受け入れ完治できなくても「 ちょっとでも良くなるように 」と病気と向き合っていきますね
ジルバが幸せそうだと仰っていただけてオイラは嬉しい