Vastra-daの裏側

オリジナルフィギュア原型師。原型師が裁縫もするよ。求めるモノが探して無ければ『作ればいいじゃないか!』を実践中。

【 いただきモノ 】 (2)

2012-11-06 21:25:36 | 日常
誕生日プレゼントを贈ってくれるハイスペックな彼女の他に

もう一人、贈ってくれる女性( 友人 )がいる。

彼女が贈ってくれる品は必ずどれも1点モノ



陶芸をしている彼女は、私がコーヒーや紅茶を飲むからと( マグカップ )を贈ってくれた。


( 手びねり )ならではの独特のなんとものある作品。

私の為だけに生み出されたカップと思うと、とても嬉しくなった。



ある年
プレゼントとして贈られた彼女の作品を見て、目が点になった…。

この、真ん中に鎮座する正体は何者 !?




思考を凝らし陶器の器の中に廃材である砕いた硝子を敷き詰め焼き上げたのだと彼女は言う。

いや! 知りたいのはそこじゃない!! 真ん中の物体は何者だっ!?


a : なぁ…この真ん中の…誰?

彼女 : 猫やん。猫好きやろ

a : ははぁ~ん、猫ね。( 角のようなものは耳で、もしかしたら…と思っていたがやはりそうか )

彼女 : しかも、ジブリやで

a : へっ !?

彼女 : ジブリで猫ときたら『 ジジ 』やろ

a : あの、宮崎駿の『 魔女の宅急便 』か…? お前はこれをジジと言い張るのか…?

彼女 : そうや !! ( 自信満々)

a : 君のセンスに脱帽するよ



彼女がある意味ハイセンスだということを忘れていた。

そしてもう一人、私と同じまさかのジブリシリーズを貰った人間がいる。

その人には
『 トトロ 』と銘打ちながらも贈られた品は

皿に黒いタコ焼きが置かれている姿・海坊主が海から頭だけ出している姿・マシュマロをチョコレートフォンデュにどっぷりつけたような物体が乗っかっていた。

シュールすぎるぜ、ジブリシリーズ。


それでも
ハイスペックな彼女ハイセンスな彼女、どちらも私を想ってくれるのは嬉しいかぎりですな。








コメント
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