僕の感性

詩、映画、古書、薀蓄などを感性の赴くまま紹介します。

浮草

2009-01-06 00:32:03 | Weblog
田植えのすんだばかりの水田に、小さな緑の植物が浮かび漂っている事があります。卵型の小さな葉が三,四枚集まっているだけなのです。親の葉が、両側に一枚ずつ子供の葉をくっつけて暮らしている「ウキクサ」です。

葉に見えるのは、実は茎が変化したもので、「葉状体」と呼ばれます。この葉状体が大きいのを「ウキクサ」と呼び、根が複数本ついています。

それに対して、葉状体が小さく根が1本だけの「アオウキクサ」があります。


どちらも一般には「ウキクサ」と呼ばれています。

葉状体は、表面に気孔を持ち、光合成を営み、葉の役目を果たしています。葉状体のポケットと呼ばれる所から、子供の葉状体が生まれます。そのため、葉状体は一枚だけでなく、親や子供、孫などいくつかの世代がつながって生活しています。
とても仲がいいのです。

居所を定めないで、各地を放浪する様を「根無し草」と言いますよね。これは「ウキクサ」のことです。でもよ~く見ると根は生えているんですよね。それでも風の流れに逆らわず、水の上を移ろい行く様子はさながら「流浪の民」なのでしょうか。
儚くも、風情を感じる植物です。

りんごの皮剥き器

2009-01-04 22:13:16 | Weblog
実家に御年始の挨拶に行きました。餅と蟹と御節料理をご馳走になり、デザートはふじりんごです。りんごの皮を剥く便利なグッズがありました。


ハンドルを回すと、刃がついている部分が回転し、きれいに皮だけを剥いていきます。
ナイフで剥くより薄く剥けて、手が疲れない点がいいのかな?

ホーマックで600円で購入したそうです。

箱根駅伝 明大8位

2009-01-04 13:13:35 | Weblog

明大8位、43年ぶりシード/箱根駅伝
1月4日8時2分配信 サンケイスポーツ


 第85回東京箱根間往復大学駅伝・復路(3日、神奈川・箱根町芦ノ湖駐車場発-東京・大手町着=5区間109.9キロ)7度の総合優勝を誇る古豪・明大が、往路7位に続き、復路でも9位と健闘。総合順位で8位に食い込み、上位10校に与えられるシード権を1966年大会以来、43年ぶりに確保した。16年ぶりの総合Vを狙った往路2位の早大は最終10区の追い上げも実らず、41秒差で2年連続の2位。往路15位の駒大は復路でも7位に終わり、総合13位。前年優勝校が途中棄権以外でシード権を失う史上初の屈辱を味わった。

 喜びを爆発させた顔が待っていた。明大のアンカー・卜部(うらべ)淳史(4年)が息絶え絶えで大手町に帰ってきた。11位・国士大との差は51秒。区間12位ながら、無我夢中でゴールに飛び込んだ。

 「もう前しか見てなかった。ゴールしたと思ったら宙を舞ってました」

 もうろうとした意識の中、仲間たちの手で3度胴上げされた。古豪が43年ぶりにシード権を確保した歓喜の儀式だった。

 オールドファンには何とも懐かしい紫紺の復活だ。明大は1964年の第40回大会までに優勝7回(3位以内は18回)を数える超名門だった。だが、41回大会の8位を最後にその後は2ケタ順位が続き、最後にシード権を確保したのも10位だった42回大会。受験戦争が激化し、東京六大学の看板大学と箱根との縁は徐々に遠くなっていった。

 最大の転機は03年に全学部で導入されたAO(アドミッション・オフィス)入試だ。以前のスポーツ推薦枠では全競技200人の募集に毎年400人超が受験。約半数が落ちる現実に「学力も必要で有力校からの入学希望者が激減した」(松本穣部長)。だが、AO入試で“明大命”の学生が増加。往路の4区3位でエースの松本昂大(3年)も「明大を強くしたかった」と練習でも月間1000キロを走り抜いた。

 昨年は予選会突破もできず選手は補助員として箱根に“参加”。4区で観客の整理に努めた松本も「出世しました。同じ4区だったからあの時の悔しさを振り払って走りました」。01年に就任した西弘美監督(56)の茶髪&ピアス禁止、門限22時、起床5時55分という「文武両道の考え」もAO世代の選手に浸透した。

 「今年はけがや風邪の選手もいた。まだ80点です。シード権はうれしいですが、来年はもうちょっといけると思います」

 復活だけでは終わらせない。西監督にはしっかりと『常勝軍団』のイメージがわいている。

私の母校「明治」が43年ぶりに箱根駅伝のシード権を獲得しました!いつも正月はラグビーに夢中でしたが、今年はテレビの前で明治の走りに声援を送っていました。抜きつぬかれつのデットヒートを演じた5区の早大三輪と東洋大の柏原にも興奮を禁じえず、著しく魅了されてしまいました。来年以降も母校に熱いエールを送りたいと思います。けれど、けれどもラグビーの明治の不甲斐なさが気にかかるところではあります。



大沼浮島

2009-01-03 23:02:48 | Weblog
西村山郡朝日町には素敵な神秘的な浮島が漂う沼があります。
大沼浮島と呼ばれ、白鳳九年(680年)役小角に発見され、朝日修験道の入り口として発展しました。
浮島は大小60ぐらいあり、風の動きとともに浮遊し、昔はその動きから吉凶を占ったと言われます。



沼にはかささぎ橋が架かり、織姫と彦星の伝説から、この橋を渡る男女は縁が結ばれると言われています。



手紙~拝啓 十五の君へ~

2009-01-01 23:26:38 | Weblog
アンジェラ・アキさんです。


NHKの紅白歌合戦で、彼女は「手紙~拝啓 十五の君へ~」を熱唱しました。以前は彼女のイメージや歌い方に興味がもてなかったのですが、この曲はやけに胸に響くいい歌ですよね。

この曲を聴いた10代の人から「心を代弁してもらえました」なんていわれるようです。そういうことって今までなかったから、「すごくうれしい」と素直に述べています。

アンジェラは曲に自分自身を投影していることが多いらしいです。自分の中にあるものの解消、彼女から彼女へのメッセージもあるのだそうです。

自分にアドバイスするとき、「大丈夫、なんとかなるよ」とか「とにかくがんばれ」みたいなことは言えない。どうしてもがんばれないことがあるから。そう彼女は言い切ります。

大人になった自分も傷つくことがあるし、眠れない夜もある。だけどもこうして生きているんだってことしか言えない。迷うこともある。考え込むこともある。でもそれこそがあなたの生きている証(あかし)だって事を忘れないで欲しい。そう訥々と訴えかけるアンジェラは伝道師であるかのようです。

  手紙~拝啓 十五の君へ

拝啓 この手紙 読んでいるあなたは どこで何をしているのだろう

十五の僕には誰にも話せない 悩みの種があるのです

未来の自分に宛てて書く手紙なら
きっと素直に打ち明けられるだろう

今 負けないで 泣きそうで 消えてしまいそうな僕は
誰の言葉を信じて歩けばいいの?
ひとつしかないこの胸が何度もばらばらに割れて
苦しい今を生きている
今を生きている


拝啓 ありがとう 十五のあなたに伝えたい事があるのです

自分とは何でどこに向かうべきか 問い続ければ見えてくる

荒れた青春の海は厳しいけれど
明日の岸辺へと 夢の舟よ進め

今 負けないで 泣かないで 消えてしまいそうな時は
自分の声を信じ歩ければいいの
大人の僕も傷ついて眠れない夜はあるけど
苦くて甘い今を生きている

人生の全てに意味があるから 恐れずにあなたの夢を育てて

Keep on believing

負けそうで 泣きそうで 消えてしまいそうな僕は
誰の言葉を信じて歩けばいいの?

ああ負けないで 泣かないで 消えてしまいそうな時は
自分の声を信じ歩けばいいの
いつの時代も悲しみを避けて通れないけれど
笑顔を見せて 今を生きていこう
今を生きていこう

拝啓 この手紙 読んでいるあなたが
幸せな事を願います



謹賀新年

2009-01-01 19:14:37 | Weblog
あけましておめでとうございます!

卓球関係の子供たちからたくさんの年賀とあけおめメールをいただきました。
今年もまた卓球にあけくれる毎日なのだなあとひとり感慨しきりです。

昨年はいろんなことがありました。妻の母が病気で倒れ思いがけぬ試練を経験しました。けれど家族の結束も固く、お互いをカバーしあって過ごす毎日でした。

お陰で自分の料理の腕も上がり、妻へのいたわりの気持ちや感謝の念も改めて感じ入ることができました。

妻の母は次第に容態も回復の方向に向かっています。大晦日の夜を一緒に過ごすことが出来ました。

誰でも一度はくぐらなければいけない関門を精一杯突破しようと試みる毎日です。同時に家族の絆はかげがえのないものだと言う事を再認識できたのは、己の成長の証なのかもしれません。

拙いわたくしのブログを見てくださる皆様!
今年も皆様のご多幸を心よりお祈り申し上げます。