僕の感性

詩、映画、古書、薀蓄などを感性の赴くまま紹介します。

ジョニー・ウォーカー

2009-06-24 23:33:12 | Weblog


ジョニー・ウォーカーは、スコットランドに広大なボトリング工場を持ち、世界数十カ国に輸出されているこのブランドは、スコッチウイスキーで最大のものでしょう。
創立は1820年。スコットランドのキルマーノックで、ジョニー・ウォーカーが雑貨商を始めたことに端を発します。やがて息子アレキサンダーが事業を拡大し、19世紀後期には国際的販路を持つようになりました。
さて問題のラベルですが、シルクハットに片眼鏡、ステッキ姿で歩いている人間は誰なのでしょうか。
この人物は、初代ジョニー・ウォーカーその人なのです。
このラベルが登場したのは20世紀に入ってからで、以来世界中を大手を振って歩き始めたのです。

クッション言葉

2009-06-24 00:58:19 | Weblog
飲み会の席で、隣で飲んでいる大学生が、はしゃいで、騒いでうるさかったとしましょう。そんな時、「うるさいぞ!静かにしろ!」は子供の対応。
「楽しく飲んでいる所、申し訳ないんだけれど、ちょっとだけボリュームを下げてくれないかな?ちょっとわけありの深刻な話をしているもんで、ごめんね」
と言えば、角も立たず、喧嘩にもならないのです。
ポイントは、「楽しく飲んでいるところ申し訳ないんだけれど」の一言。
これをクッション言葉といい、大人の人たちに意外とないがしろにされがちな心遣いなのです。
他人に声をかけるときは、「ちょっといいですか?」「失礼ですが」、
お願いするときは、「さしつかえなければ」、注意するときは、「言いづらいんだけど」「気分を悪くしたらごめんね」「こちらの勝手な都合で申し訳ないんだけれど」などなど、いろいろあります。
こうしたクッション言葉はいくつか覚えておくと便利でしょう。

ぎすぎすした世の中にならないためにも、険悪な言葉遣いを避け、クッション言葉を駆使した相手を思いやる丁寧な話し方を心がけましょう。

薀蓄を披露する危険性

2009-06-24 00:33:09 | Weblog
「ウンチク」や「トリビア」など、知識をテーマにした話を素人が会話に持ち込むのは危険です。
「知識の公開」は一方通行で、単に知識をひけらかしているだけだからです。
たとえば、食事中ワインの薀蓄を嫌と言うほど聞かされたり、他の店の評判の良し悪しを平気で語る無神経な人もいます。

人は基本的に、自慢話や、知識をひけらかすような話し方は嫌いなのです。
専門知識を相手が嫌がらない話し方は、相手が理解できるように言葉をかみくだいて説明する場合です。

普段は知りえない世界の話を理解できる喜びは誰でもあります。それを体験させてくれる君が尊敬されないわけがないのです。