うたかた花詩の「思季色を綴る覚書き」

   長野県の四季の様子を思いつくままに雑多に綴る自由ノートです。

カラコギカエデ

2022-01-08 | 植物

沢山の翼果が落ちずに枝に残っていました。色は褪せていますが、これだけ残っていると冬でも見応えがありますね。雪降りの日には、雪帽子姿が多く見られそうな雰囲気があります。カラコギカエデの翼果は、2つ合わせの種子の部分の角度が他のカエデ類よりも鋭角になっていて、翼部分が重なり合う事もあります。

(撮影日 2022/1/3)


ウスタビガとヤママユの繭

2022-01-08 | 

1枚目がウスタビガ、2枚目がヤママユの繭になります。ウスタビガの繭には♀が産卵した4個の卵が付いていました。冬を越して4~5月ころに孵化するそうです。ヤママユの繭は、最初に遠目で見た時はウスタビガかと思いました。ウスタビガの繭と比較すると色合いが薄く、丸みのある形や質感はカイコの繭に近いものがあります。